VGA(Video Graphics Adapter)
Adapterの部分は「Accelerator」でもいいのですが…。PCの映像出力デバイスには、他にもビデオカードとかグラフィックボードとか呼び方がありますが、VGAという呼び方は機能のみを示し、その「形状」を意味に含みません。
最近のVGAはだいたいが、そのGPUコアに、RAMDACを2コ/DVIトランスミッタを1コ/TVエンコーダを1コ、内蔵しています。
つまりメーカーの違うVGAでもGPUコアが同じであれば、ほぼ同品質の出力系統(アナログ二系統、デジタル一系統、TV出力一系統)を持っていると考えることができます。
ちなみに画面解像度のVGAは、Video Graphics Arreyの略です。
- RAMDAC
- GPUからの描画データをアナログ信号に変換します。
アナログでの画面解像度/リフレッシュレート出力上限は、RAMDACのクロックに比例します。
最近のGPUコアは360-400MHzほどのRAMDACを内蔵しており、QXGA@60Hzを余裕で出力できる性能を持っています。
- DVIトランスミッタ(TMDSトランスミッタ)
- GPUからの描画データをDVI形式の信号に変換します。
DVI-TMDS規格では一応、SingleLinkでピクセルクロック165MHz(通常UXGA@60Hz、ReducedBlanking込みでWUXGA@60Hz)、
DualLinkで330MHz(QXGA@75Hz程度)まで対応できるということになっています。
- TMDS-SingleLink
- がしかし、各ベンダの提供するトランスミッタの品質により?同じSingleLinkでもSXGAからWUXGAまで
画面解像度の上限にバラツキが出ているのが現状です。
Appleは便宜上、UXGA@60HzをRB無しで対応できるDVI(162MHz)を「フルシングルリンク」と呼んでいるようです。
なお、ハードウェア/ドライバを選びますが、リフレッシュレートを60Hz未満に落としこむことによって、
SingleLinkでUXGA以上の画面解像度を実現できる場合もあります(WQUXGA@13Hz等)。
最近はSingleLinkで225MHz(RB込みでQXGA@60Hz)まで対応できるTMDSトランスミッタも開発されています。
- TMDS-DualLink
- SingleLinkトランスミッタ2コで構成されることが多いのかな?
2560*1600のWQXGA(RB込みで約270MHz)ディスプレイを使うにはVGA/DVIケーブル共に、このDualLink対応品でなければなりません。
- Reduced Blanking
- CRTにおいては必要な実効描画領域外のデータ(帰線期間)を、
LCDにおいては省略することによって画面解像度を稼ぐ方法。
- TVエンコーダ
- GPUからの描画データをTVで使われる信号形式(NTSC/PAL等)に変換します。
最近はHDTV出力に対応したものが多くなってきています。
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