画材備忘録
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筆を長持ちさせるには

筆にも色々種類があるので、今回は共通する事項を書いてみたいと思います。

●筆を選ぶ時は
画材店で買いましょう。 日本画用の筆が欲しい時も同様です。 書道用品店では、画用筆があまり扱われていないからです。 書道用の筆は、基本的に画用には向きません。

筆は、わりと値段の張るものを購入することをおすすめします。 といっても、初めから高すぎるものを選ぶ必要はないと思います。 目安としては、500円から1000円以上のものを。 あとは自分の用途に合わせて選んでみて下さいね。

安価すぎるものは買う時に手軽なのですが、すぐに傷んで使えなくなってしまいます。 安価なものを何本も揃えるよりは、ある程度高価なものを一本大切に使った方が、使いやすい上に長持ちします。 それに、筆は同じ種類のものを使っても、一本一本個性があるので、使い慣れたものを長く使える方が良いですよね。

あと、筆を買う時は、自分の目で、毛先が整ったものや体裁の良いものを選びましょう。 先程も書きましたが、筆は、同じ種類のものでも一本一本に個性があります。 良い品質のものを選ぶためには、店頭で普段から高価な筆を見て目を鍛えておくのも良い方法だと思います。 慣れないうちは、画材店の店員さん(筆に詳しい人)に説明してもらうのもいいですし、慣れてきたら、店員さんにお願いして筆を水で濡らしてもらい、使用感を見てみるという方法もあります(こちらは既に筆に慣れていて、店員さんに顔を覚えてもらっている人向きです。 お店によっては水を使うのを断られる場合もあります)。

中国物産展などで手に入る中国産の筆は、選ぶのが難しいです。 100円くらいで買える筆は間違いなく使い捨てになります。 高価な筆には高品質のものもありますが、手頃な値段のものは、見かけ(のりが付いたの状態)では品質が分かりにくいです。 ある意味賭けのような部分があるので、ドキドキするのがお好きな方はどうぞ。

ナイロンなど合成繊維の筆は、使い捨て感覚で買いましょう。 というのも、ナイロン筆は色塗りの摩擦熱でいずれ必ず傷むからです。


●筆を使い分ける
アクリル絵具やアクアマスクなど、筆を傷める画材は、使い捨て用の筆(合成繊維製を強くおすすめします)で塗ることをおすすめします。 また、筆についたアクリル絵具は一度固まるとリムーバーなどでしか落とす事が出来ません。 しかし、リムーバーは激しく筆を傷めてしまいます。 アクリル絵具を使用する際は、こまめに筆を洗いましょう。 アクアマスクの場合、石鹸などで一応落とす事は出来ますが、手荒に洗うと筆を傷めてしまうこともあるため、使用時はやはりこまめに筆を洗いましょう。
2004年11月1日 記


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