2004年スタートのTopジャケットに起用したのは、
ジョン・ルイス率いるM.J.Q.です。
今年一年の豊富を抱き、静粛な気持ちに
させてくれるのがこの一枚。
ミルト・ジャクソンのヴァイヴから繰り広げられる
グルーヴィーでブルージーな感覚を秘め、
繊細でバランスの取れたM.J.Q.
1曲目の『ジャンゴ』を聴くだけでも、
このジャケットの素晴らしさが分かります。
『ジャンゴ』はジプシーの血を引くベルギーの
名ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトの死(1953)
を慎んでジョン・ルイスが作曲した作品。
1. Django
2. Ome Bass Hit
3. La Ronde Suite
a)Piano b)Bass c)Vibes d)Drums
4. The Queen's Fancy
5. Delaunay's Dilemma
6. Autumn In New York
7. But NOt For Me
8. Milano
Django ●Prestige
<パーソネル>モダン ジャズ クァルテット:■ミルト・ジャクソン(vib) ■ジョン・ルイス(p) ■パーシー・ヒース(b) ■ケニー・クラーク(ds)
■1953年6月25日/4〜7 1954年12月23日/1,2,8 1955年1月9日/3録音
ミルト・ジャクソンのヴァイヴと抑え目に奏でられる
ピアノの響きが何ともいえない作品です。
別の世界に迷い込んでしまったような、不思議な
雰囲気が味わえ、こんな優しいジャズもあるのかと
思わず嬉しくなる一枚です。
個人的に好きな曲は、何と言っても
『Softly, As In A Morning Sunrise』です。
ソニー・クラーク/ソニー・クラーク・トリオ
ウィントン・ケリー/ケリー・ブルーの作品と
聴き比べてみるのもまた楽しみの一つです。
一味違った素敵な味のジャズが楽しめます。
1. Ralph's New Blues
2. All Of You
3. I'll Remenber April
4. Gershwin Medley
*Soon;
*For You, For Me, Forevermore;
*Love Walked In;
*Ore Love Is Here To Stay
5. Softly, As In A Morning Sunrise
6. Concord
Concorde ●
<パーソネル>モダン・ジャス・クァルテット:■ミルト・ジャクソン(vib) ■ジョン・ルイス(p) ■パーシー・ヒース(b) ■コニー・ケイ(ds)
■1955年7月2日録音
M.J.Q.が誕生したのは1952年の暮れ。この頃は黒人ジャズの不況期で、クール・ジャズから発展したウエスト・コースト・
ジャズが起こり、白人ジャズの盛んな時代だった。こういった時代を背景にして生まれて出来たので、クールネスと
グループ・サウンドを持っていた。M.J.Q.の中心はジョン・ルイスとミルト・ジャクソンで、2人の共演から生まれる音楽こそ
M.J.Q.のエッセンスとなるものである。M.J.Q.のレギュラー・グループとしてのスタートは1952年末、もともとディージー・
ガレスピー楽団のリズム・セクションから生まれたものであり、オリジナル・メンバーは全てガレスピー楽団の出身である。
ジョン・ルイスとミルト・ジャクソンのお互いの信頼の元に成立した素晴らしいクウィンテットである。
●John Lewis (USA) /M.J.Q. (Modern Jazz Quartet)
ジョン・ルイス(ピアノ) 1920/5/3/イリノイ州ラグランジ生まれ
ジョン・ルイスが音楽監督/John Lewis (p), Milt Jackson (vib), Percy Heath
(b), Kenny Clark (ds)