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モブレーの暖かみのあるテナーは雄大に広がる
大地のようで、聴いていて心地よい。
どの曲もそうであるが、ペットのモーガンから
ケリーのピアノにつなぎ、モブレーのテナーへ
そして、ベース、ドラムスへとのソロ・プレイや
リレー・プレイがなんとも言えない。
いつまでも、そのフレーズが耳から離れないのは
# Speak Low で、モーガンの繰り返しメロディーを
吹くペットの響き!モブレーのテナーが引き継ぎ
ケリーのピアノへとつなぐ。モーガンの汚れなき
澄み渡った響きと、スケールの大きいモブレーの
テナーに酔いしれることでしょう。
1. High And Flighty
2. Speak Low
3. Peckin' Time
4. Stretchin' Out
5. Git-Go Blues
Peckin' Time ●Blue Note
<パーソネル>■リー・モーガン(tp) ■ハンク・モブレー(ts) ■ウィントン・ケリー(p) ■ポール・チェンバース(b) ■チャーリー・パーシップ(ds)
■1958年2月9日/N.J.

ハンク・モブレーは1950年代から1960年代にかけて、ハード・バップ・シーンで活躍したテナー奏者。
最初に注目を浴びたのは、マックス・ローチに見い出され、彼のグループに参加していた。(1951年から53年)
それまでは、R&Bの演奏をしていたが、これをきっかけにジャズ・サイドに転身。その後1954年にタッド・ダメロや
ディジー・ガレスピーのバンドで働き、ホレス・シルヴァー・クウィンテットに参加して、モブレーの才能は開花された。
このグループが発展してジャズ・メッセンジャーとなり、このグループの初代テナー奏者として人気を決定付けた。
ジャズ・メッセンジャーを退団し1957年から58年に再びマックス・ローチのバンドで活躍。肺炎のため56歳で去った。
Hank Mobley (USA) / (ts) Tenor Sax
  
ハンク・モブレー(テナー・サックス)
1930/7/7/ジョージア州イーストマン生まれ〜1986/5/30死去