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キルトの家
'11 1/28〜 土曜日 NHK総合 21:00-22:13 公式HP
脚本:山田太一 演出:本木一博 制作統括:近藤晋 音楽:加古隆
出演:山崎努 杏 三浦貴大 佐々木すみ江 正司歌江 緑魔子 織本順吉 上田耕一 北村総一朗 新井浩文 猫背椿 根岸季衣 余貴美子 松坂慶子 ほか
≪土曜ドラマスペシャル≫第6弾。人気脚本家・山田太一氏が手がけ、震災後の日本のあり方を描くとともに庶民の幸せとは何かを問うオリジナル作品。都会の団地に取り残された孤独な老人たちと、被災地から東京にやってきた若夫婦が、絆を築いていく姿を描く。かつて世の主婦たちの憧れの的だった都会の“団地”が舞台。“生きること”と“誇り”をテーマに、団地に取り残された孤独な老人たちと被災地から安住の地を求めて団地にやってきた若夫婦がときにぶつかり合いながらも交流し、次第に絆を深めていく様子を描く。「キルトの家」は当初、古い団地に老人が集中している現状を老人の側から描くといった企画だった。脚本を書こうと思った矢先に東日本大震災が起き、ドラマの中に震災を織り込むことになった。ドラマのキャラクターは被災者ではあるが、山田は「津波を見た人」であり、被害に遭ったけれど家族を失ったわけではない。その理由を「体験した人を代弁したような物語は、本当に家族を失ったりした人に対して傲慢じゃないかと思った」と表現する。山崎努と脚本家・山田太一の出会いは、「早春スケッチブック」(1983年、フジテレビ系)。山崎は山田脚本作品は、「無条件で引き受けることにしている」と全幅の信頼を寄せる。一方、山田太一作品に初めて出演し、夫婦役を演じる渡辺謙を父に持つ杏と、俳優・三浦友和と三浦百恵さん夫妻の次男・三浦貴大は幼少の頃から互いを知る幼馴染。
C A S T
橋場勝也 ・・・ 山蕪w 南レモン ・・・ 杏
南空 ・・・ 三浦貴大 沖山志津 ・・・ 佐々木すみ江
下田美代 ・・・ 正司歌江 伊吹清子 ・・・ 緑魔子
沢田道治 ・・・ 織本順吉 野崎高義 ・・・ 上田耕一
河合秀一 ・・・ 北村総一朗 ・・・ 新井浩文
・・・ 猫背椿 綾乃 ・・・ 根岸季衣
米川淑子 ・・・ 余貴美子 * 団地自治会の副会長 桜井一枝 ・・・ 松坂慶子

DVD-BOX 原作

後編 短い日日のあとに (2012.02.11)

2話ではもったいないドラマでしたね…もうちょっと長く描いて欲しかったですね。
レモンが家に帰って来ないことに動揺した空は、勝也の部屋を訪ねて大騒ぎをする。
レモンは「中絶した」って言ったけど、もう無理だったんだね…良かったよ。
翌日、一枝は老人メンバーをキルトの家に集めて、レモンと空の口から説明させ、
勝也から大人気ない前夜の振る舞いを責められた空は、
2人は新婚旅行でも行こうかと北の方へ行き、そこでみんな勘づきましたね。
2人は3月の震災で津波に遭遇したことを話し、地元の人間でもなかったが、
家族を失った訳ではなかったから、被災したと言えるような立場ではないと話し…
でも亡くなっていたら身元が分からなかったかもね。
出先で被害に遭ったから写真も荷物も失い、浮いていた写真はそれでだったんだね。
お世話になった民宿の人たちも亡くなり、一瞬でなくなってしまった。
レモンの妊娠にも気付き、でも子どもを産めるか不安を感じていることを打ち明け、
夫のことかと思ったけど…震災もあったんですね。
レモンは夫から連絡があり、会うことになると女性を連れていて、
一緒になるらしく、離婚して欲しいと、DVとかじゃなかったのかな?
女性の最後の含み笑いも…こっちの方が先だったのかな?
沢田が自転車で子どもたちに突っ込みそうになり、米川と一緒にキルトの家にやって来て、
ブレーキが壊れていたと一枝は思っていたが、実は壊れていなかったようで、
どうしたらいいか分からなくなってしまったらしい。
そしてクーポンを使うことにしたと決め、クーポンを買いに行き、
お金なんていらない、野崎は自分が面倒をみると言うけど、
「嫌いだ」と言われてしまい…沢田はキルトの家には来なくなる。
一枝はクーポンのことで、そうすればいいと、その場で取り乱してしまい、
家に入れないことからゴミ屋敷なんじゃないかという噂まであると米川に言われて、
レモンと空と勝也で行くと、実は父親が自分は老人じゃない、
一人の人間だと誇りを書き遺していたようで、
父親の洋服を出したままで片付けられないから…家には入れれなかったことを告白。
そして勝也を父親と重ねて、老人の一人じゃなく、
一人の人間としていれる場所を作りたかったんだね。
下田は息子夫婦のところへ行くことを決め、文句を言っていたけど、嬉しいんだよね。
河合も老人ホームへ行くことを決め、沖山は病院で治療をすることになり、
年寄りは一人でどうにかなるってことばかりじゃない、
バラバラになってしまうけど…仕方のないことなんでしょうね。
キルトの家でもキルトを買い取りたいという人が来て、
キルトの家の人もそうして欲しいと言われたようで、明け渡すことになってしまい、
一枝と米川はお互い成し遂げたらどうしようと思っていたようで、
残ったみんなの交流は公園で続いていて、それぞれの考えがあっていいんですよね。

全編 はじめての人たち (2012.01.28)

訳ありとは思ったけど、まさか兄嫁を奪って逃げてきたってことなんですね…しかも妊娠中。
取り壊すから1年間の期間限定で、団地に越して来た若夫婦の空とレモンは、
妙な老人・勝也と知り合い、キルトの家に案内される。
そこは自立した余生を過ごしたいと願う高齢者の集まりで、
2人は一枝から仲間に入らないかと誘われ、
老人たちはいっぱいで嫌われないように少人数で招待したり、
空は働き始めた工場を辞めてキルトの家に足しげく通うようになる。
でもレモンは老人の世話よりも自分たちの生活を心配しろと夫に怒りをぶつけ、
団地自治会の副会長・米川と話をすると、若者に老人の世話をさせる
「助け合いクーポン券」を考えたが、キルトの家では絆があってこそだと、
考えの違いから対立していて、でも人の助け合いがクーポン券ってね…。
空はレモンに内緒で兄に会い、兄とはずっとできなかったのに妊娠したって、
しかも暴力をふるわれていたのかな?
しかもレモンは会っていたことを知ってしまい、予告を見ると中絶したってこと?



とんび
'11 1/7〜1/14放送 土曜日 NHK総合 21:00-22:13 公式HP
原作:重松清 脚本:羽原大介 音楽:大友良英
出演:堤真一 小泉今日子 古田新太 池松壮亮 西田尚美 塚地武雅 平田満 神山繁 ほか
≪土曜ドラマスペシャル≫第5弾。重松清氏のシングルファーザーを題材とした同名小説が連続ドラマ化。妻を亡くした悲しみを胸に、男はひとり息子を不器用ながらもまっすぐに育てていく。感動のシングルファーザー物語。舞台は昭和37年の広島県備後市。妻を事故で亡くした運送会社勤務のヤスが、シングルファーザーとして残された息子・アキラを力強く育てていく。同名の原作は広島県備後市という架空の町が舞台だが、岡山が重松氏の出身地であることや、五福通りの古い街並みから岡山市東区の西大寺五福通りがロケ地に決定。
C A S T
市川安男 ・・・ 堤真一 * 瀬戸内通運のトラック運転手 たえ子 ・・・ 小泉今日子 * 小料理屋「夕なぎ」の女将
照雲 ・・・ 古田新太 * 住職 市川アキラ ・・・ 田中奏生・今井悠貴・池松壮亮
市川美佐子 ・・・ 西田尚美 * 安男の妻 葛原 ・・・ 塚地武雅 * 瀬戸内通運でヤスの部下
ヤスの父 ・・・ 平田満 海雲 ・・・ 神山繁 * 住職

DVD-BOX 原作

後編 重松清の父子物語完結…確かな絆を胸に旅立つ息子、父の声を背に受けて (2012.01.14)

完結してしまったけど、もっと観ていたいドラマでしたね。
大学受験の勉強に励むアキラはヤスに内緒で早稲田大学を目指していて、
でも成績表からアキラの本心を知ったヤスは寂しさから激怒。
東京に行くなら学費も生活費も全部自分で払えと言い放つ。
それを知ったたえ子たちの計らいで、アキラは照雲の寺へしばらく下宿することになる。
照雲の養子にして東京へやりたいっていうのは少なからず本心だったでしょうね。
お試し期間だとヤスとアキラを接触させないようにしようと決め、
でもヤスはやけを起こし、毎晩酒を飲み倒れてしまう。
栄養失調で、意識を取り戻したヤスはアキラの東京行きを認める。
そしてアキラは見事大学に合格して上京。ヤスは見送るのが嫌で閉じこもっていたが、
アキラからの手紙を読んでエールを送って、送り出す。
数年後。ヤスにはずっと無言電話が続いていて、
実は幼い時に自分を見捨てた実父・育男(平田満)だったようで、
余命わずかで、ヤスに会いたがっていることを育男の息子から聞く。
動揺するヤスを照雲らが説得し、ヤスは実父がいる東京へ向かう。
息子と血のつながりはなかったようで、ヤスを忘れたことは無かったと、
育男はもう意識はなかったが、ヤスは覚えていなかった父親を思い出す。
アキラのアルバイト先の出版社を訪ねたヤスは、
編集長(光石研)からアキラが入社試験で書いた作文を見せられ、
そこにはアキラが母の死の真相を海雲から聞いていたことが書かれていて、
そこには「恨んだことは一度も無い」と、「お母さんに守られている」って…
良いタイミングだったかもしれませんね。さすが海雲さん。
アキラは東京で一緒に住もうとは言われていたけど、
帰ったヤスは前にたえ子が店で働かないかということを受け入れ、
やえ子はプロポーズだったんじゃないかな?って思ったけど…それは大人ですからね。
6年後。アキラは子持ちの再婚の女性と結婚し、ヤスはおじいちゃんになり、
おじいちゃんに見えるんですよね。すごいですね…堤さん。
2人の間にも子どもが出来たようで、また東京に誘われるけど、
ヤスは自分は故郷だと…ヤスに無理して東京は似合いませんものね。
アキラの人生を邪魔してはいけないと心得ましたしね。
味わい深い、素晴らしいドラマでした。

前編 重松清の感動父子物語ドラマ化どん底から再起する不器用な昭和の父と息子 (2012.01.07)

良いですね〜良い雰囲気のドラマですね。
昭和37年の広島県備後市。トラック運転手・ヤスは、妻・美佐子との間に待望の息子が誕生。
ヤスは親に捨てられ、美佐子は原爆で親を失っていて、
ヤスはそんな自分が親になれるのかと不安だったが、息子は旭と名付けられ、
ヤスは自慢の息子で、みんなにも可愛がられて育つ。
しかし事故でアキラをかばった美佐子が亡くなり、
雨が降っていなければ動物園に行くはずだったのにと…美佐子ではなく、
自分が死ねばよかったと…でもヤスにはアキラがいる。
たえ子や照雲、その妻・幸恵、照雲の父・海雲に助けてもらいながら、
男手一つでアキラを育て、でも母親がいないことを悩むヤスは海雲に相談すると、
背中は周りのみんなが温めてくれると励ましてくれて、
アキラにだったけど…励まされたのはヤスでしたね…。
そしてアキラは野球少年に成長。でも成長と同時にアキラは母親の死の真相を知りたがっていて、
でもヤスはどう話せばいいか分からなくて、周りの人間が話す訳にもいかず、なかなか話せない。
ヤスはアキラの野球練習場を通りがかり、ミスをした後輩を呼びつけケツバットする現場を目撃。
何をしたんだと怒るが、自分もやられていた、普通のことだと取り合わないが、
ヤスは謝りに行こうと言っても言うことをきかない。
でもそこへ後輩の父親(モロ師岡)が妻は告訴も辞さないと言っているが、
野球部を辞めるならと、家に押しかけて来て、やっとアキラは謝り…
反抗期にどうしたらいいか分からない。
ヤスのところにたえ子の生き別れになった娘・泰子(岡本あずさ)がやって来て、
結婚することになったようで、たえ子は気付きながらも知らない振りで通し、
それでも最後にはお祝いの言葉を伝え…良いシーンでしたね。
ヤスはその姿にアキラに話す覚悟を決め、でも自分をかばって事故に遭ったと伝え…
アキラをかばってなんて言ったら自暴自棄になりそうだものね…。
恨んでもいいと言うけど、そんなことで嫌いになるはずないと、
たくさんの愛情で、一生懸命な姿を見て来ている訳ですからね。