奄美の自然環境問題を考える
-
*写真画像の無断転載は固くお断りいたします
自然環境破壊の問題は、開発か自然保護かという二者択一
の議論では何も解決しません。まして『自然に配慮した工法』
や『自然と調和した開発』などという開発側に都合のよい言葉
で解決できるものでもありません。
ヒトは自然の一部であり、豊かな自然生態系が維持されなけ
ればヒトは生存すらできません。したがって、ヒトは自分たち
の都合や便益だけで自然生態系を改造してはならず、自然に対
して常に畏敬の念を持ち、謙虚な姿勢で自然と向き合うことか
ら始めなければ、今後、さらに深刻になるであろう自然破壊の
問題を解決することは益々困難になると考えます。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

↓↓↓ 自然環境破壊の現場 ↓↓↓
|
〔生態系破壊の主な要因〕
|
|
〈補助金獲得型の大型公共事業〉本来、公共事業は住民のために行うものですが、奄美では行政が住民の小さな要望や一部の利害関係人の意見を過大に取り込み、補助金(奄振)獲得のために、莫大な予算見積もりで大型公共事業を導入する傾向がみられます。奄美に見られる不相応な港湾、ダム、護岸、トンネル、道路等は、住民が望まないものであったり、住民が望んでいるものとは大きくかけ離れているのが実状です。これらの大型開発が引き起こす生態系破壊について行政と政治の責任は重いといえます。
|
| 〈移入種による生態系の撹乱〉人為的に持ち込まれたマングースが爆発的に増え、奄美の固有種に大きなダメージを与えています。他にも野イヌや野ネコ、イタチ、ウシガエル、カダヤシ、ニシキゴイ、ボタンウキクサ、モクマオウ、オオキンケイギク、オオフサモなどがあります。移入種によって在来種(固有種)の生存が脅かされています。 |
-
〈地球温暖化による気候変動の影響〉 サンゴの白化現象(1998年)
|
-
奄美の稀少野生生物(主な固有種及び希少種)
哺乳類
鳥類
両生類
爬虫類
- イボイモリ Tylototriton andersoni
- キノボリトカゲ Japalura polygonata polygonata
- バーバートカゲ Eumeces barbouri
- オビトカゲモドキ Goniurosaurus kuroiwae splendens(徳之島)
- ハブ Trimeresurus flavoviridis
- ヒャン Hemibungarus japonicus japonicus
- ハイ Hemibungarus japonicus(徳之島)
- アマミタカチホヘビ Achalinus werneri
昆虫類
- ウケジママルバネクワガタ
- エグリタマミズムシ Heterotrephes admorsus
- ベニツチカメムシ Parastrachia japonensis
- アカボシゴマダラ Hestina assimilis shirakii
- ハグルマヤママユ Loepa katinka
- リュウキュウルリモントンボ Coeliccia ryukyuensis ryukyuensis
- リュウキュウトゲオトンボ Rhipidolestes okinawanus
- リュウキュウハグロトンボ Matrona basilaris japonica
- リュウキュウトンボ Hemicordulia okinawensis
魚類
- リュウキュウアユ Plecoglossus altivelis ryukyuenis
維管束植物(種子植物・シダ植物)
- アマミスミレ Viola amamiana
- アマミクサアジサイ Cardiandra amamiohsimensis
- アマミイワウチワ Shortia rotundifolia var. amamiana
- アマミヒイラギモチ Ilex dimorphophylla
- アマミカタバミ Oxalis exilis
- アマミラッキョウ
- アマミクサアジサイ Cardiandra amamiohsimensis
- アマミサンショウソウ
- アマミザンショウ
- アマミノフユイチゴ
- アマミイケマ
- アマミタムラソウ
- アマミテンナンショウ
- アマミシマアザミ
- オオシマウツギ
- オオシマムラサキ
- オオシマガマズミ
- タイワンツクバネウツギ Abelia chinensis var. ionandra
- コバノアマミフユイチゴ Rubus amamiana var. minor
- ヒロハタマミズキ Ilex macrocarpa
- シロバナサクラツツジ
- ヤドリコケモモ Vaccinium amamianum
- ヒメミヤマコナスビ Lysimachia liukiuensis
- オオシマハグマ
- コバケイスゲ
- サツマオモト
- アマミイナモリ
- ウケユリ Lilium alexandrae
- ミヤビカンアオイ
- フジノカンアオイ
- オオフジノカンアオイ
- ヤンマカンアオイ
- グスクカンアオイ
- トリガミネカンアオイ
- オオバカンアオイ
- カケロマカンアオイ
- ホソバイワガネソウ
- オキナワマツバボタン Portulaca pilosa ssp. okinawensis
- イヌイノモトソウ Lindsaea ensifolia
- アマミエビネ Calanthe aristulifera var. amamiana
- カクチョウラン Phaius tankarvilleae
- コゴメキノエラン Liparis elliptica
- ホウサイラン Cymbidium sinense
- アマミデンダ Polystichum obai
- カンラン Cymbidium kanran
- クスクスラン Bulbophyllum affine
- ナゴラン Sedirea japonica
- コビトホラシノブ Sphenomeris minutula
- リュウキュウヒモラン Lycopodium sieboldii var. christensenianum
- シマタキミシダ Antrophyum formosanum
- タイワンアマクサシダ Pteris formosana
- アマミアオネカズラ Polypodium amamianum
- ユワンツチトリモチ
- ユワンドコロ Dioscorea tabatae
- ヒメタツナミソウ Scutellaria kikaiisularis(喜界島)
- ハツシマカンアオイ(徳之島)
- トクノシマカンアオイ(徳之島)
- トクノシマスゲ(徳之島)
- トクノシマエビネ(徳之島)
- オオアマミフユイチゴ(徳之島)
- オオアマミテンナンショウ(徳之島)
- トクノシマテンナンショウ Arisaema kawashimae(徳之島)
蘚苔類
- ケハネゴケモドキ Marsupidium knightii Mitt
- アマミウロコゴケ Chiloscyphus aselliformis
- ミドリツノゴケ Folioceros appendiculatus(徳之島)
- アマミクラマゴケ
-
-
-
トップページへ