嫌らしい気取り屋の3つの高雅なワルツ
(Les Trois Valses Distinguées du Précieux Dégoûte)


1914年7月21日〜23日の三日間、毎日それぞれ一曲ずつ作曲完成。

P・D・タンプリエの説以来、この曲はモーリス・ラヴェルの「高雅にして感傷的なワルツ」

を意識していると一般に思われてきた。しかし、バルビエは、いかなるあて擦りも、

皮肉も、また音楽的な暗喩も認めがたい。タイトル以外は。と言っている。

「高雅にして感傷的なワルツ」は1911年の独立音楽家協会の演奏会の為に

作曲された。この演奏会は、作曲家の名前が秘密になっており、聴衆は、

  作曲家を当てることを求められた。「やや多数」 の人々がラヴェルだと正確に

言い当てたもののサティかコダーイによるものと考える人もいた。

この曲が作曲される3年前のことではあるが、この出来事を思い出して作曲したの

かもしれない。各曲の冒頭には、引用による序のようなものが置かれ、楽譜には

ユーモラスな文章が書かれている。

第1曲は「星の息子」の第1前奏曲に見られる3つの音符からなる旋律核が出てくる。

第2曲は「ジムノペディ」の雰囲気をもった曲。






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