2002/04/20 麻布「千利庵」




2002年4月20日(土)

「千利庵」 港区西麻布2−25−19

六本木から西麻布に向け右手を歩く。この界隈、昔、とんねるずの歌にあった記憶がかすかに残る。遅くまで飲み、この辺で男三人、別々の部屋に泊まり、翌朝挨拶もせず、別れたような気がする。10数年前の思い出(錯覚?)である。

西麻布交差点を渡り、ゆるやかな坂を登り始めたところに「千利庵」はあった。
土曜日の夕方、お客は他にいない。左手はテーブル、右手は座敷である。
疲れたので、まずビールを頼む。お品書きは「鯨の酢味噌和え」など、興味をひく物が目白押しである。一品1000円以上は、自制しているので、まず「ニシンの棒煮」をお願いする。非常に端正な仕上がりで、野趣はない。甘辛くぶっといのが棒煮という先入観(期待感でもある)があるが、見事に裏切られる。

お酒は複数用意されているが、1000円ルールを守り、久保田(800円/一合)を頼む。肴は、「ほたるいかの酢味噌和え」。ぎっしり身の入ったほたるいかの食感を味あう。美味い。1人では多すぎる量である。

しめは「せいろ」。
つゆは、だしがきいている。蕎麦湯で割っても、まだ口に残る。蕎麦は、不器用な僕が一箸でたぐれるほど、キレがいい。

次第に客が増えてきた。この界隈に住んでいると思われる一族(娘と孫。祖父母、おばの一段)。娘が「12歳までに美味しい食事をとらないと、子供の味覚はマクドナルドのままになる」と、親に話している。財布は気にならないようだ。

30〜40歳台の女性2人。1人はフィットネスクラブに行ってますといった服装。
もう1人は、黒ずくめで、金色のアクセサリーをつけている。ブテイク経営、占い師、詐欺師?

店を出てから、骨董通りを歩いて、表参道へ。路上駐車の80%以上は外車で、ほぼベンツ・BMWのドイツ車である。この前、NHKで「フェアレデイZ」の誕生ドキュメントを放映していたが、ベンツもとりあげた方がいいのではないか。

< 本日のご会計 >

明細なく、3,400円〜3,500円



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