
2002/04/21 中野「松扇」
2002年4月21日(日)
「松扇」 中野区上高田3−18−3
西武新宿線西新井駅でおり、線路を左手に高田馬場方面を進み、3〜4分。
雑誌などの写真をみると、やけに気取った店かと思い込んでいたが、非常に庶民的な内装である。カウンター席が中心で、目の前で調理が見える。といっても驚くべき技法が駆使される訳ではなく、調理器具も目をみはる様な物は使っていない。まな板は、家庭で使う白色の合成樹種であり、タッパーも多様している。
BGMは、JAZZである。客は、年寄りと、なぜか20歳〜25歳のカップル。
僕が入ったのは日曜の14時すぎであったが、70%は席が埋まっていた。先に帰った3組の老人達(50〜60歳台)は「美味しかった。また来ます」と声をかけていた。
僕が帰り際、60歳台と思われる女性が、お土産を頼みに店に入ってきた。おじいさんが蕎麦を食べたいが体が弱ってお店では無理になってしまった。外の車に待たせてあるので持ち帰ると言う。調理場の職人は、「ゆでるのは20秒」と解説して、蕎麦を渡す。老人達の憩いの店になっていた。
一方、カウンターに座っているカップルは、酒を飲んでいる。男は、オフタイムのイチローといった雰囲気で、箸はサウスポーであった。女は、なかなか肉感的で、タレントかコンパニオンで、もうワンランクアップできるかどうかの分岐点にいる感じである。話し方は、下町ぽっくて、気取った感じがないところが、いいやら悪いやら。「せいろ」や「温かいきのこそば」を二人で、わけあって食べている。
躾がいいやら悪いやら。ここは都下に近いので「江戸っ子」みたいな「こだわり」は、客にも店にもないようだ。
ただ、5月からは全席禁煙の告知あり。
さて、まず焼酎の蕎麦湯割を頼む。肴は、「西京焼き」と「鴨焼き」。
「西京焼き」は、西京味噌を焼いて、しゃもじにのせて出す。目の前で見ている時は、あつあつかと思っていたが、舌をやくようなことはない。
「鴨焼き」は、野趣あふれ、脂がのっている。脂が弱い人は、1枚で十分。歯ごたえがあり、つけあわせのネギとピーマンも熱いうちに食べましょう。
「あなご煮」は、身がしっかりと残っており、味付けもほどほどで、山葵をつけて食すと、ほんのりとした甘さが口に広がり、美味である。
ここの蕎麦湯は白濁しており、ねっとりしている。途中から店に入ってきたオーナーと思われる50歳台の男性が話かけてくる。
「蕎麦湯はいかがですか?」
「(答えに窮して)好き嫌いじゃないですか」
「(焼酎をさして)これには、この蕎麦湯がいいんですよ」
「せいろ」は900円と高めだが、量は多く、つゆもふんだんにある(蕎麦湯で割ってものみ干せず)。
<本日のご会計>
蕎麦焼酎2杯 1,000円
西京味噌 600円
鴨焼き 800円
あなご煮 900円
せいろ 900円
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合計 4,200円
P.S ただいまTBSの日曜劇場「よいしょの男」をオンエア中。
土曜日、新橋の第一ホテルアネックスの前で、ロケしてました。
主演の稲垣さん、怖い顔して、折りたたみ椅子に座っていました。
以上
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