
2003/01/04 鎌倉「竹扇」
2003年1月4日(土)14時頃
毎年お正月恒例になっている鎌倉での飲み会に遠征した。
飲み会といっても、中学時代の友人と二人で飲むだけである。20年以上、ほとんど休みなく続いていると思う。
中学高校時代横浜に住んでいた。高校時代、大晦日を鎌倉の材木座海岸で迎えたこともあったと思う。あまりの寒さに耐え切れず、深夜帰宅した。鎌倉は、海に近いので風が強く、体感温度が低い。
友人と合う前に、2003年度蕎麦屋巡りを始める。
今日は快晴であるが、激しい風が吹いていた。例年、3日に飲むことが多いのだが、今年は休みが長いので4日になった。4日であるが、鶴岡八幡宮に向かう小町通り(今では、ホームページがある)、八幡宮とも人でごったがえしている。昨日は雪が降ったので、今日に振り替えた人が多いのだろうか?
カップルと家族連れが多く、店を覗き見たり雑談しながら歩いている。
その間隙をぬって、一人で小町通りを突き進む。
時々、肩をぶつけながら。
とにかくどこも長蛇の列である。鎌倉では有名な「鎌倉一茶庵」「なかむら屋」共、いつ入れるか分からない。
並ぶのは大嫌いなので、鎌倉駅の反対側にある「竹扇(ここもホームページあり)」に向かう。
店内は満員であったが、直に座れる雰囲気だったので、若干待つ。
店内は古めかしい。店員は目一杯働いているが、客をさばききれていない印象であった。「これは相当またされるな」と先行きに不安を覚えた。
2Fの座敷に通された。家族連れや中高年のカップル(?)が、疲れた表情で蕎麦を待っている。どこもかしこも人、人、人で、お疲れなのだろう。疲れるのは分かっているのに出かけてくるのである。習慣とは、恐ろしいものだ。
熱燗と「鴨せいろ」を頼む。不安は的中せず、すぐに出てきた。
熱燗の徳利には「菊正宗」と刷られている。中身は何か分からぬ。甘目の酒であるが、お正月の休みで疲れきっている体には丁度良い。
付け出しに、こんぶの佃煮がついてきた。これも甘いが、丁度良かった。
一杯二杯飲んでいる内に「鴨せいろ」も出てきた。
蕎麦は中太である。ねちっこいが、汁にひたせば気にならない。
小鉢にそそがれた汁の表面は脂ぎっているが、味は思いのほか脂っぽくない。小さ目の鴨肉が4枚入っている。歯ごたえがある。
汁は甘い。隣の家族連れのお父さんが「スキヤキの割りしたみたいな味だな」と感想をのべている。「まさしくその通り」と心の中で拍手した。
白濁した蕎麦湯を目一杯注ぐ。ようやく柚子の香りがしてきた。
薬味に、ダイコンおろし、ネギのみじん切り、本山葵が添えられていた。
山葵は解せぬ。山葵は、つまみにする。あまり辛くないが本物である。
腹ごなしは終わり、友人と会うため小町通りから左手に入ったところにある「いさむ」へ向かう。「いさむ」は2年前まで、小町通りにあった。今でも小町通りの電柱に看板は残っている。中々、いい感じの居酒屋である。女主人と大学生の娘、手伝いの女性の3人で、きりもりしている。
若い客はいない。僕らより上の世代がほとんどだ。
友人と、この一年間の出来事を話し合っている内に、外は暗くなって行く。
< 本日のお会計 >
熱燗 550円
鴨せいろ 1,300円
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合計 1,850円
以上
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