2003/06/06 猿投町「松翁」




2003年6月6日(金)18時30分頃

「松翁」は、元サラリーマンの店主がTV東京のTVチャンピオンで優勝して一躍有名になった店だ。予約を受け付けず、今夜も並ぶかと覚悟を決めていたが、丁度出る客がいて助かった。

昨年1回訪れているのだが、付近は中小のビルが林立し、道案内となる建物や店・飲食店がなく、しばらく迷う。

今夜のお供は、蕎麦打ちを志すN氏だ。会社の1Fホールで待ち合わせていた。そこにたまたま先週金曜日3人で出かけた際に一緒だったM氏がいた。
「来週金曜日も行くんでしょう。金曜日三連投ですね」とM氏は半ば呆れていた。羨ましいのであろう。

まず生ビールで喉を潤す。今日は、25度C前後であったが蒸し暑い。今週は外で1回しか飲まなかったせいか、家では発泡酒しか飲まない(いや、飲めない)せいか、とても重たく感じられる。

しぶいオーダーを好むN氏は、温かい湯葉刺しを頼む。
僕は穴子煮こごり、鴨ロースを頼む。

「穴子煮こごり」は、生姜の細い千切りが上に載っており、味のアクセントになっている。煮こごりの中の骨は、ほんの少し歯ごたえが残っている。

「鴨ロース(葱サラダ)」は、どういう肴かなと思っていたら、大きめの丸い皿が出てきた。真中に山盛りの葱の千切りが鎮座しており、その山の周りに小ぶりの鴨ロースが一周分並べられていた。

19時半をすぎたら、早くもラストオーダーの声がかかる。

「是非これを食べたい」と思い、ざるそばとけんちん汁のセットを頼む(昨年の蕎麦紀行を読むと同じものを頼んでいる。人間の記憶はいい加減だ)。

ざるそばは、ざるに盛られたそばで、海苔はついてこない。
大根おろし、長ネギ、山葵、胡麻と薬味は豊富だ。汁も多い。
長ネギはシャキシャキとして水々しい。

蕎麦は中太よりこころもち細く、こしは強い。
汁は「濃い口」と「薄口」を選べる。「濃い口」を選ぶ。辛くだしの味が強い。

蕎麦湯は白濁し、どろっとしている。濃い口の汁もあっという間に蕎麦湯にのみこまれてしまう。

最後に麦茶が出される。喉がいつもの状態に戻る。

店はずっと満席で、2人の仲居はてんてこまい。落ち着いた接客は期待できない。2階に座敷があるが、なぜか開けていない。

後から隣に20歳台後半のカップルが座った。この店は店内ぎっしり席があるので、嫌でも隣の会話が耳に入る。というより一緒に話しているのに近い。
同じ職場だがまだ男女の仲としては深くなく、今夜あたりから深みにはまる様な雰囲気があった。「元のカレが」とか「昔ビル持ちの中年から「結婚してくれ」と迫られたが、本命は別の女だった」等女の方が、ベラベラと自分の過去を宣伝していた。やれやれ・・・。

帰りは明治大学付属高校脇の急な階段を上ってお茶の水の駅に向かう。この階段は「男坂」という名前がついており由来の石碑(石ではなく細長いステンレスだあるが)が立っている。なぜかマジックで「男坂」の下に「チビ」と落書きがしてあった。

階段を上りきると、息が切れる。今夜はこれにて散会。

< 本日のお会計 >

エビス生ビール中  600円 × 2 =1,200円
十四代(山形)一合             750円
上喜元(山形)一合             860円
黒牛(和歌山)一合             730円
黄桜(京都)一合              550円
湯葉刺し                  650円
穴子煮こごり                650円
鴨ロース(葱サラダ)            950円
ざるそばとけんちん汁          1,150円
辛味大根おろしそば               ?円
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合計                  8,809円(税込)

千代田区猿楽町2−1−9

電話:03−3291−3529

以上
  

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