
2002/08/18 荻窪「本むら庵」再訪
「男の隠れ家 9月号(あいであらいふ)」の「現代のそばの流行 本むら庵」を読んだのがいけなかった。昼食に「喜多方ラーメン」を食べたのだが、いてもたってもいられない。先々週、六本木の「本むら庵」にふられたのも尾を引いていた。
次男は、夜遊びができず不満のたまっている同居人とカラオケに行ってしまった。
丁度、長男が起きてきたが昼食はなく、キレだした。午前中降っていた雨は、やんでいた。天気予報では15時から大雨である。そこで長男に「何でも食わせてやる」と誘い出す。
自転車で走り出して10分もたたない内に、雨が再び降り出した。傘は持っていたがふきつける雨で、「本むら庵」に着く頃にはずぶ濡れになっていた。
長男は無言で睨みつける。14時半であったが、「本むら庵」は待っている客がおり10分は待たされた。ようやく座ったが、長男はメニューを投げ出す有様。
しばらく緊張感がただよったが、鴨ロースを食べだすと、突然落ち着いた。食い物の力はおそろしい。1枚目のせいろをたいあげる頃には、ご機嫌でよく喋る。
こちらも酔いが回り、ペラペラと蕎麦屋の由来、特に昨年マンハッタンで夏休みで閉まっていて悔し涙を流したのが「本むら庵」の支店であることを説明すると、驚いていた。蕎麦をうつところを覗けるガラス窓に、9月11日の被災に対して寄付をして、NY市から貰った感謝状が掲げられていた(添付の写真では、障子で中が見えなくなっている)。
今日は家族連れとカップルが大半である。奥の座敷では法事帰りの宴会をやっていた。雨にぬれた中庭が美しい(「男の隠れ家」せめて立ち読みして下さい)。みんな満足そうである。
良い気分になって外に出たら、どしゃぶりである。外の和風ベンチでしばらく待つ。
小ぶりになったチャンスをのがさず帰宅の途へ。途中何度は傘をさしたが、ぐしょ濡れにはならずに帰宅。長男がきれることもなかった。我が家の夏休みは、これにて終了である。
「サポッロ壜ビール」
サッポロ生やエビス生もあるが、今日も小壜で十分な体調。
付け合せの「蕎麦あられ」を長男が気に入ったので、土産にする。
「鴨ロース」
白い脂肪と赤紫の肉が綺麗に分かれている。からし醤油でいただく。
8枚の内、5枚は長男に獲られる。機嫌を直すにはやむをえない。
燻製特有の匂いが、一段と美味さをひきだす。
「おきつね焼き」
油揚げの中に鴨肉と三つ葉を入れ、軽く焼く。4つ切りにして薄く細く切ったネギをまとう。ゆずの香りの醤油タレで食べる。上品である。
お気に入りでよく食べに行く新青梅街道沿いのラーメン屋と同じ値段で、長男は「この大きさで同じ値段か・・・」とため息まじりで、しっかり半分食べた。
「そばがき」
せいろ1枚では、まだお腹がすいているというので、頼む。
竹筒を切った形の器にたっぷりと蕎麦湯をはり、お湯の中に葉っぱの形になった「そばがき」が漂っている。ダイコンおろしの汁でいただく。ねっとりしてなく、少し甘味があり、上品な味わいである。15歳には不思議な食べ物としか感じられないようだった。
「玉子厚焼」
ふっくらとして、甘く辛味もあり、美味である。ダイコンおろしにからめて食べる。子供も絶賛である。
これもラーメン屋と同じ値段で、長男は感慨深げ。昔は金があれば直ぐにつかっていたが、貯金をするようになってから、ケチになったと言っている。どうせ長続きはせんだろう。
「せいろ」
今日は少し蕎麦のゆで方に切れが無い気もしたが、「本むら庵」なら許せる。そば湯は、少し白濁している。長男はあくまで汁の味が強いと納得せず、こちらが残した汁を奪い取る。ムッとしたが、帰りも一波乱ありそうなので我慢する。
< 本日のお会計 >
サッポロ壜ビール(小) 450円
鴨ロース 800円
おきつね焼き 650円
せいろそば 650円 × 3枚 = 1,950円
そばがき 900円
剣菱樽酒 550円
玉子厚焼き 650円
蕎麦あられ(お土産) 350円
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合計 6,350円(+消費税)
「本むら庵」は単品でレシートが出る。クレジットカードも使える。
以上
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