2002/10/14  吉祥寺「よしむら」



2002年10月14日(月)午後2時

吉祥寺南口でおり井の頭通りを杉並方面に歩いて、徒歩10分程度の左手に「よしむら」はある。勿論、僕はチャリンコで行く。「よしむら」は、ほとんどのガイドブックに載っており、吉祥寺では名高い。今日で4〜5回目になろうか。この店は、肴と酒が豊富で、蕎麦屋というより蕎麦居酒屋、ちょっとした和食の店である。内装は、信濃あたりの蕎麦屋だが、BGMは洋楽である。

今日は、頼んだものが出てくるのに時間がかかり、他の客は、文句をじっとこらえていた。美味いものが出てくると思うと、我慢はできるようだ。「求人の張り紙」が出ていたので、人手もたりないようだ。

席につくと、揚げ蕎麦が出される。メニューで、じっくりと肴を選ぶ。メニューには本日の肴メニューと、通常のメニューがあり、品数は豊富だ。

まずエビス生ビールと、馬刺しを頼む。店内は満員で、カウンター席も埋まっており中央の大テーブルで相席になった。

馬刺しは8切れ、薄切りの胡瓜を皿にみたてた上に、おろしたニンニクがのっている。タレは濃厚な胡麻油だ。馬刺しにニンニクをたっぷりのせ、ごく細にしたネギもあわせ、胡麻油を少しつけて口に入れる。美味い!メニューに「信濃 馬刺し霜降り」とあったが、口の中でとろけていく。ニンニクは新鮮でピリピリと刺す。

「酒を頼もう」ともう一人の自分が囁き、メニューの中で一番安い「北雪(ほくせつ)」を頼む。「佐渡の鬼殺し」とあり、+15の辛口である。

しかし、ニンニクで口内が痺れているのか、それ程、辛くは感じない。

せいろは「吉祥寺」と「開田」があるが「吉祥寺」を頼む。そば殻が少し混じった細い蕎麦だが、腰はある。

刻んだ葱、ダイコンおろし、生山葵が付け合せである。

汁は、甘辛く感じられる。甘く感じられるのは、ニンニクで舌が麻痺しているからだろう。それでも美味い。

蕎麦湯は、陶器のポットで出てくる。
蕎麦湯は透き通っており、辛目の汁なので3倍程度に薄めると、ダシの香りに包まれ体が優しく癒される・・・。いや〜、極楽。

村上春樹の新作「海辺のカフカ」を読み始める。

P13「15歳の誕生日は、家出をするにはいちばんふさわしい時点のように思えた。それより前では早すぎるし、それよりあとになると、多分もう手遅れだ」

サルトルの「嘔吐」に、確かこんな一文があるのを思い出した。
「午後3時、何をするにも早すぎる、何をするにも遅すぎる時間だ」。

明日から、また仕事である・・・。家に戻らなければ。今夜は、長男の誕生日祝いがあるらしい。

今年は「読書の秋」でいきたい。

< 本日のお会計 >

生ビール(エビス)        700円
馬刺し            1,000円
北雪               700円
せいろ(吉祥寺)         700円
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合計             3,100円(税込み)

以上




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