2002/11/10 西武新宿線武蔵関「にはち」



2002年11月10日(日)13時半すぎ

蕎麦道のバイブル「ソバ屋で憩う」の改訂新版「もっとソバ屋で憩う−きっと満足123店ー」が、今月新潮文庫から発売された。新たに追加された店の一軒に「にはち」がある。

「にはち」は西武新宿線武蔵関駅北口でおり、大泉学園方面へ徒歩5分弱のところにある。「もっとソバ屋で憩う」にも書いてあるが、前は別の手打ち蕎麦屋で、一度行ったことがある。感動の無いソバ屋であった。案の定「にはち」に変わった。

店内は狭い。入って左側が厨房で、右側が客席だ。4人席が2卓、2人席が4卓あるが、体重が70kgをこえるわが身には狭い。すれ違う時、慎重にしないとひっかけそうだ。遅い昼食時であるが、満員である。客が席を立つと次の客が入ってくる。武蔵関の人達には定着している様だ。

焼酎の蕎麦湯割を頼む。銘柄は信州峠(ソバ80%)、陶器のグラス・とっくりで出てくる。蕎麦湯は陶器の土瓶で出てくる。重々しい。蕎麦味噌が、2箸分ほどついてくる。辛目の味噌で美味い。

メニューは和紙に筆でしたためてある(最近、和紙のメニューは増えている様に感じる)。「牡蠣の天麩羅(10月以降。生牡蠣使用)」があった。今日は鴨が食べたかったが、牡蠣があるなら牡蠣好きの僕としては、逃すわけにはいかぬ。

牡蠣が4個、ししとうが2個出てきた。薄い汁と塩がついてくる。衣は厚いが、サクサクしており、牡蠣にほとんど火はとおっておらず、生に近い。塩は合わないと感じた。僕は、生牡蠣が好きなようだ。今度、新聞に出ていた恵比寿のオイスターバーか六本木のオイスターバーに行かなくては。周囲に牡蠣好きがおらず、同伴者を見つけるのが難しい。一度でも牡蠣にあたった人は、二度と生牡蠣は食べようとしないのは困りものだ。

「もり」を頼む。蕎麦は細めである。鉄の皿で、水切りの上に山盛りで出てきた。
気持ち湯ですぎか?
箸に汁につけてなめる。甘辛?辛甘?迷う。少し白目の蕎麦湯で割って、「甘い」と決めた。蕎麦湯で割ると甘味が広がるが、深みはない。

山葵と刻んだネギがお伴である。壁には「山葵の代わりに、辛味大根をご用意してあります」とある。今日は初めてなので、トライしなかった。

地元の蕎麦屋としては及第点である。夫婦二人で切り盛りしている様だ。若奥さんは丁寧だが、まだ慣れていない接客であった。遠来の客を迎えるには、しばらく時間がかかると思うが、精進して欲しいと思う(年寄り臭い言い草だが)。

< 本日のお会計 >

焼酎のお湯割り       500円
牡蠣の天麩羅        750円
もり            680円
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合計          1,930円

以上





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