
2002/11/20 新宿メトロ食堂街「永坂更科」(写真なし)
2002年11月20日(水)19:30頃
明日から入院のため日曜日の夜から禁酒をしている。「禁酒=蕎麦屋に行かない」という方程式を作った。が、いよいよ病院食かと思うと、食べたい蕎麦を思い出した。僕の職場に、大方の社員よりも社歴の長い協力会社のHさんが数年前言った言葉が頭を離れていなかった。
「課長、新宿に立ち食いとは思えぬ蕎麦屋があるんですよ。食べたら吃驚します」
今は、飲めない。立ち食いは飲めない。ぴったりである。
という経緯で、新宿駅西口メトロ食堂街にある「永坂更科布屋太兵衛」に立ち寄る。メトロ食堂街は、新宿駅・地下街・小田急が絡み合った実に分かり難い場所にある。ラビリントス(迷宮)と言ってもいいだろう(オーバーか?)。
「永坂更科」はその一角にある。半分立ち食い、半分店舗になっている。屋号から推察するに本店は麻布であろう。暖簾に風格がある。このメトロ食堂街の店も「もっとソバ屋で憩う」に紹介されている。
「食券をお買い求め下さい」との張り紙があるので券売機の前に立ち、わが目を疑う。一番安いメニューが「600円」である! 立ち食いである、でも600円。立ち食いなのに、600円。とにかく最低600円である。
1000円札を投入し、玉子付きざる蕎麦の食券を手に入れる。「うずらの玉子」ではなく「玉子」である。珍しいのではないか?
カウンターに立ち食券をパートのおばさんに渡す。汁と玉子はすぐ出てくる。壁に「汁は辛目をおだししております。甘目もご用意してありますので、お申し付け下さい」との張り紙がある。確かに本店並である。おまけに蕎麦はすぐ出てこない。ガラスの向こうに厨房が垣間見える。湯気の中で職人さんが忙しく蕎麦を茹でているのが見て取れる。
薬味は、刻んだネギと、本わさびっぽいすり下ろしたわさびが、器一杯に盛られている。そこから好きなだけ取るのは、そこいらの立ち食い蕎麦屋と同じである。
しばらくして蕎麦が出てきた。田舎蕎麦と同じ色艶だが、蕎麦は細い。
1本口に含む。粉っぽい。切れが無い。茹ですぎか?
汁につけて食べても、最初の味覚は変わらない。
三分の二ほど食べてから、玉子を汁に絡める。うずらと違って玉子の量が多くてうまく攪拌しない。蕎麦をつけると蕎麦に玉子が大量に絡みつき、どろっとしてしまう。これはこれで独特の味わいがあるが、邪道ではないか・・・。
同じ600円で、肉天麩羅付きもりそばがある。こっちの方がよかったかもしれない。
朝10時半から午後10時まで開いている。今度は飲んでから行ってみよう。
< 本日のお会計 >
玉子付きざる蕎麦 600円
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合計 600円
以上
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