
2003/01/12 三鷹「からまつ亭」
2003年1月12日(日)13時半すぎ
次男と同居人は義理の両親と午前中にでかけてしまった。
取り残された昼頃起きてきた高校一年生も長男と二人でチャリンコで昼食を食べに出かける。今日は比較的温かく爽快である。
「八ヶ岳十割そば からまつ亭」は三鷹と吉祥寺の中間、どちらかと言えば三鷹よりにある。住宅街で、周囲に店はなく穴場的存在だ。二年ほど前、井の頭動物園の帰りに、たまたまそばを通り気付いた(そばと「蕎麦」、美味いかけあわせ?)。
昼間からお店がすすめる「にごり酒」を楽しむ常連で金回りの良さそうな中年のカップル、ガイドブックを見て寄ったと思われる若いカップル、蕎麦だけ食べる連れ合いのいない男の客が3人いた。
最近は、結構有名になり、「ハナコ」の吉祥寺特集や、「サライ」みたいな雑誌にも顔を出しているが、常連客が多い信州蕎麦の店だ。
4席のテーブル卓1席、厨房のカウンター席5席、道路に面した窓側カウンター席3席のこじんまりとした店で、店主1人できりもりしている。忙しい時は、お水とお茶はセルフサービスだ。
この店のBGMは、店主が選んだCDだが、今日はバンジョーの演奏が流れていた。壁にバンジョーがかかっている。蕎麦屋とミュージシャンの二毛作をやっている様だ。
長男は、荻窪の「本むら庵」、田無の「進士」などに連れて行ったせいか、段々と蕎麦屋になじんできた。
「からまつ亭」は山小屋風の店で、ゆっくりと時間が過ぎる。
「とても癒されるね。」と長男は、ダラダラしている。
僕が高校時代はクラブ活動や麻雀、合間に読書であったが、長男は、休みには滅多に人と合わない。ゲーム、ビデオ、チャット、合間に弟を奴隷の様に扱っている。
「高校の同窓は馬鹿が多いので友達付き合いは時間の無駄。平日学校に行き疲れるので、休みはゆっくりしたい」等と言う。それでいて、チャット仲間のオフ会で新宿や大阪まで出かける。全く理解に苦しむ。
「さくら肉の燻製(8切)」は、さくら肉と知らなければ馬とは思えないちょっとクセはあるが端正な仕上がりである。
「(酢醤油につけた千切りの)ネギを巻いて食べると一段と美味しいね」と長男が生意気なことを言う。
「地鶏肉の竜田揚げ(6個、揚げ蕎麦付き)」は、粗塩につけて熱々を頬張る。ちょっと油がきついと感じる日もある出来だ。
「とりつけ」は、汁に照り焼き地鶏のスライス3枚、三つ葉、付け合せにみじん切りの長ネギ、生山葵がついてくる。鴨せいろの照り焼き地鶏版だった。
蕎麦は中太で腰がある。石臼挽きで、「新蕎麦からつなぎは止めて全て十割にしました」と張り紙がしてある。
照り焼き地鶏は、肉の繊維が均一に仕上がっている。丁寧な仕事だ。適度の歯ごたえがあり、「照り焼き」と名をつけるとありがちなくどい味ではなく、後をひかない。
汁は、あっさりとした白い蕎麦湯を注ぐと、一気に甘味が広がる。
溶かした山葵の香りが丁度良いアクセントになった。
もりそばを頼んだ長男は、蕎麦湯で割った汁を飲みながら「頭痛が治った」と満足そうである。ようやく目が覚めただけだと思うが、余計な口出しは止めておいた。
< 本日のお会計 >
エビス生ビール(中壜) 550円
さくら肉の燻製 550円
地鶏の竜田揚げ 600円
もりそば 600円
とりつけ(ミニそば) 500円
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合計 2,800円(内税)
以上
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