
2003/02/15 広尾「箱根暁庵」
2003年2月15日(土)13時半過ぎ
昨日、健康診断再検査結果の通知が届いた。肝機能が「C」で要観察になっている。ご丁寧に手書きで「飲酒を控えて下さい」との忠告が記されていた。γ−GTBが「107」だった。前回の検査では「135」だったので下がってはいる。
再検査の前夜は、ブルーノート東京で、ブルース・ブラザーズ・バンドのライブを聴き、余韻さめやらず新宿に移動し、23時迄、飲んでいた。よって検査結果が良好でなくても、やむを得ない。
まずエビス生ビールで咽喉を潤す。今日は快晴で、マフラーをしていると暑いぐらいだ。
先週箱根に行った時に寄れなかった箱根湯本ホテル直営の「箱根暁庵」の支店が、今日憩う広尾支店である。外苑西通り沿いにあり、道の反対側は天下のお嬢さん大学である聖心女子大がある。
聖心と言えば、後にも先にも1回だけデートしたことがあった(さすがに死ぬ迄、聖心の娘と出会うことはないでしょう)。
大学5年生の卒業旅行(といってもツアーは新婚さん向け)に行った時、聖心の娘が2人参加しており、その1人と新宿で会ったのである。旅行の写真を渡すと言う口実で。
記憶があやふやなのだが、タクシーで寮に送っていったと思う。
寮が広尾にあったかは思い出せない。
九州の娘であったが、最後まで電話番号は教えてくれなかった。
閑話休題
広尾支店はまるで日本料理屋の内装である。店内は老若男女で賑わっており、カウンターに座る。
まず箸だけ載った丸盆が出される。嫌な予感がする。
カウンターは8席、席は12席(?)×2である。僕の隣は、きっちりスーツを着た中年のビジネスマン風と、息子らしいスポーツ刈りの小学5〜6年生であった。よく躾られており、注文した温かい湯葉蕎麦(この歳にしては、渋い好みだ)が供された時、深々と御辞儀をした。我が家ではこうはいかぬ。
もともとカウンターは好みではない上、この店はちょっと今風に高い椅子を使っており、益々落ち着かぬ。
満席で外には待っている人が常時いるので、店員はあたふたしている。
接客が悪いという程ではないが、慣れていないのか、教育されていないのか、オーダーの順番を間違えるなど、心配りが出来ていない。おしい。
生ビールには揚げ蕎麦がつまみとしてついて来た。揚げ蕎麦は油切りの紙の上に載って出される。しかし、こっちが手を拭きたくても、お手拭はないし、手拭の紙もない。
一方、箸は「大分県特産の竹箸です。どうぞお持ち帰りお使い下さい」と、親切この上ない。アンバランスだな〜。
箱根湯本ホテルが名物と豪語する豆腐をお願いする。3つに切られた豆腐(1.5丁分?)が、山盛りの薬味と共に出てきた。
一口いただく。甘味があり、美味しい。美味しいが、目をみはる程ではない。健康のためには毎日美味しくいただきたい。その程度だと思う。つまみには量が多い。
咽喉の渇きも落ち着き、気分が少しほぐれたので、蕎麦焼酎を頼む。白濁した蕎麦湯で割った「雲海」が出てきた。生ぬるい。
「無境界家族」(森巣 博著 集英社文庫)を読んだせいか、「やりたいことだけやって生きていく」という気分が募っており、検査結果は意に介さない。
最近は、北朝鮮やらイラクという「格好の敵」がいるし、友人諸氏も歳をとられ、「国粋主義」「国家主義」「日本教」に傾いている方もいるかもしれぬが、是非一度、森巣 博を読んで貰いたい。対談をまとめた「ナショナリズムの克服」(集英社新書)も手頃である。
しあげは「鴨せいろう」だ。
蕎麦は細く腰がしっかりしている。汁にたっぷりつけても、よれたりしない。
汁には細く切った鴨肉が5枚、細く切ったシャキシャキ感がある長ねぎ、柚子、そして特筆すべきは若布が入っていた。
蕎麦湯で汁を割る。いくら割っても柚子醤油出汁のままである。
そうか、ここは蕎麦屋ではない。日本料理屋なのだ。
外は快晴で散歩日和であったが、2週間前ほどから左膝に軽い痛みを感じるので、帰途に就く。
元気なところがどこもない身体になってしまった。
< 本日のお会計 >
エビス生ビール 600円
蕎麦焼酎雲海 450円
豆腐 600円
鴨せいろ 1,400円
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合計 3,050円(税込み)
以上
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