2003/03/01 新宿高島屋「一心庵」



2003年3月1日(土)16:30頃

ユーザー部門長は平日は中々時間がとれず、土曜日終日打ち合せになった。これも商売、やむを得ぬ。

今日があるというのに昨夜、後輩を慰労するという名目で、新宿で2軒ハシゴしたのが肉体的にはきつい(経済的にも・・・)。
一時は「はな木(もく)」と呼ばれ、金曜日はそれ程混まなかったのだが、最近、金曜日は非常に混んでおり、7時台は予約しないと入れない店が増えてきた。

多分、土日の旅行を控えてきる人が増えてきているのであろう。ただ昨夜は若い男女が多かった。後輩曰く「大学生が休みだからでしょう」。

ここ数年、焼酎ブームであるが、皇太子がご愛飲とかで、有名になった宮崎の焼酎で「百年の孤独」という銘柄がある。
昨年、日本で初と銘打った焼酎専門の酒屋がカレッタ汐留にオープンした。その店で「百年の孤独はないか?」と尋ねたら、店員は「プレミアムがつくので家ではおいてません」と申し訳なさそうに答えた。
昨夜行った店のメニューに「百年の孤独」のボトルがあったが、8,000円であった。う〜ん・・・。

さすが8,000円は払える。次の店で、グラス800円の「百年の孤独」を飲む。締めは体に馴染んだワイルド・ターキーでにした。

16時すぎに会社を脱出する。外は激しく雨が降っている。
おまけに左膝が一昨日から痛み出した。1ケ月程前から少し痛み出した。サロンパスを貼っていたら、次第に痛みは少なくなった。
治るかと甘い期待を抱いたが、世の中厳しい。傘を杖がわりに、使わないと、歩くのが怖い状態になってしまった。

これでは、遠回りは出来ない。よって、新宿で濡れなくて行ける所、そこは百貨店と地下街になってしまう。
高島屋12F(ここはマンハッタンヒルズと称している。こういう神経は理解できぬ)に「一心庵」はある。

「小豆島手延うどん」を全面に打ち出している。メニューは単品よりセット物をアピールしている。
お客の7割は、20〜70歳台の女性が一人か二人組み、残りは若いアベックだ。買い物帰りがメイン・ターゲットなのだろう。
メニュー全てにデイフォルトで、小豆アイスの上にのっている小豆が小さい木のスプーンと共についてくる。甘味処の代わりになっている。

フロアーは全員女性で、くすんだ青色の制服に白いエプロン姿である。

とても「憩う」雰囲気ではない。

店内でデジカメで写真を撮れる雰囲気ではない。撮りたい素材もない。

生ビールと「鴨せいろう」を頼む。隣の初老の女性も生ビールと肴に冷奴を頼んだ。なぜか、とても恥ずかしい。

「鴨せいろう」のせいろうは、ざる蕎麦であった。海苔が載っている。意外だ。生まれて初めての経験である。
これは周到に考えぬいた結論なのか? それとも単なる手抜きか? 
海苔ついているから得だろう、蕎麦って海苔ついているものだと思っているよね、とお客を馬鹿にしているのか?悩む。

付け合せの山葵は生であった。刻んだネギは新鮮だった。

ざる蕎麦を鴨汁につけて食べる。とても不思議な味である。
僕は疲れきっているのであろうか? 許してしまえる味だった。

汁は脂っけがほとんどない。美容と健康に敏感な女性客を意識しているのか?
鴨肉が5枚入っている。明らかに鴨なのだが、徹底して血抜きしているのか、鴨の味はない。歯ごたえだけは残っている。
厚めに切ったナガネギは、丁度良い感じで煮えていた。体に優しい。

蕎麦は工業製品の様に均質であった。ス−パーマーケットに並んでいる上物の蕎麦に近い。

蕎麦湯は透明である。鴨汁に割る。
どこまでいってもダシのきいた醤油スープであった。

貧乏性なので小豆も平らげる。

レジで「スタンプカードはお作りしましょうか?」と明るい調子(本当に明るいというより、訓練での口調)で聞かれる。何事にも断るのが不得手な性格故、反射的に「はい」と答える。
手元には、後2,400円支出すれば、500円サービスを受けられるスタンプカードが残った。

今日はおやつだった。真っ直ぐ歩けない程、混み合った地下街を抜けて帰路に就く。ここで不況は感じられない・・・。

< お会計 >

生ビール(グラス)    550円
鴨せいろさば     1,000円
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合計         1,550円+税

以上





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