
2003/03/15 本郷「萬盛庵」
2003年3月15日(土)16時過ぎ
今夜は、東京ドームで行われるローリング・ストーンズのコンサートに出かける。
早めの夕食を蕎麦屋でと思うが、15〜17時は中休みの店が多い。バイブル(「もっと蕎麦屋で憩う)と、インターネットで候補を探す。本郷の「萬盛庵」が東京ドームに近く一番良さそうなので電話する。開いていると言う。
そこで腹ごしらえで本郷の「萬盛庵」に終結することになった。偶然、同じ日に行く会社の後輩(たまたま出勤日でスーツ姿、可哀想)1名、愚息(長男)、僕の3人である。
僕等は水道橋から店まで歩いていった。白山通りを北上し西片1交差点で右折し、菊坂下にさしかかる。ここで一つ手前で右折してしまい、遠回りをすることになった。この界隈は昔ながらの日本家屋が所々に残っている。路地は狭く、入り組んでいる。昔の町の雰囲気が色濃く残っている。古い旅館が何軒かある。入り口の歓迎ボードには、都内の大学のサークル名が数多くかかっていた。
一度、会社の忘年会でもしてみるか。
先に着いた後輩は熱燗を飲んでいた。早速、合流する。
「萬盛庵」は昔ながらの店だと思い込んでいたが、店は比較的新しく、店内も綺麗である。2Fに座敷があった。トイレは2Fしかなく、店は広いとは言えないが、なじみになるには丁度良い大きさかもしれない。仲居さんと店主は十分年期が入っていた。
土曜日の夕方直前なので、他の客は1組2組だった。
コンサートは18時半開演予定であったが、定刻に始ることはありえぬので、杯を重ねる。
「飲みすぎじゃないか」と愚息は指摘するが、無視。
熱燗を頼むと、セットでおしんこ(胡瓜、大根、青菜)がついてくる。おじんこを肴にするだけで、何合か飲める。
「この酒、美味いですね」と、見た目香港の中国人風の後輩が、しきりに誉める。非常に光沢のある広いおでこをしているのだが、杯を重ねるに連れ、一段と輝きをまし、つやつやして行く。気持ちの良い夕方だ。この後は待ちに待ったコンサートだし。銘柄を聞くのは忘れた。
後輩が頼んでいた「蕎麦味噌」をつまむ。こんもりとしており、表面の焦げ目は僅かだが、パリパリしている。
「鴨の柳川」を頼む。あっさりとした味付けで、その気になれば2〜3皿は軽くいける。山椒がついてきたが、アルミパック入りだった。雰囲気が壊れて、おしい。
「巣ごもり」は太い蕎麦がカリカリにあがっており、上にはあんかけが載っている。あんかけの具はどれも良い代物で、これもあっさりとした味であった。
「天ちら」は、店主が「海老は3匹にしました」と言い添えて供された。海老、南瓜、しめじなどが盛られていたが、中に梅干の天麩羅があった。生まれて初めて食したが、甘めの梅干で口の中でとろける。おもしろい趣向である。
「梅干だね」と愚息はにべもない。高一だから仕方が無いか。
しめは「せいろ」だ。太い蕎麦で腰が強い。汁は少ししか出てこないが、濃い目のためか十分な量であった。蕎麦のパワーが強いせいだろうか。
煮た杏(形の残った杏ジャムと言った方がいいか)がサービスで出てきた。とろっとしていて甘い。
最後は、白濁した蕎麦湯で宴を終える。
外は陽が暮れつつあった。心は東京ドームだ。
< 本日のお会計 >
熱燗 ?合 ?円
蕎麦味噌 ?円
鴨の柳川(小) 1,200円?
巣ごもり 1,450円?
天ちら 1,800円?
せいろ 900円 × 3 = 2,700円
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合計 13,400円
何か計算がおかしいな〜。飲みすぎか?
東京都文京区本郷6−14−3
電話:03−3811−6986
以上
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