
2003/04/26 六本木ヒルズ「竹やぶ」
2003年4月26日(土)15時頃
昨日オープンした六本木ヒルズに、千葉で名をはせている「竹やぶ」が初の東京進出をはたしたので、早速足を運んだ。
「竹やぶ」は千葉県柏に本店があり、店主阿部孝雄はこの店では著名人だ。「そば竹やぶ名人の真髄」「竹やぶのそば」という本が出ている。まだ読んだことはないが近々手に入れようと思う。
地下鉄日比谷線六本木駅改札(六本木交差点と反対側、中目黒方面)から地下道で直接ヒルズに行ける。改札口は渋滞しており、おすなへすなという程ではないが、ヒルズには老若男女が多数押し寄せていた。
中国料理の店(飲茶の店など)には列が出来ている。
大型犬を連れたいかにも小金持ちそうな若いカップルが歩いている。犬見たさに、人だかりができる。「六本木新生活ゾーン」という印象を持たせるためのさくらか?
案内パンフレットを見ると、横文字が多く、とても分かりずらい。庭園や子供の公園などが一角にあるが、全体的には何処の国にもあるようなショッピングアーケードとオフィスビルのかたまりである。
ゆっくりしている気分にはなれなかったので、目玉の一つの高層階や美術館は入らず。大雑把な印象ではあるが、もっと工夫があってもいいのではないか。
半年は混みそうなので、落ち着いてから行ってみると、違った印象を受けるかもしれない。
さて、一目散に「竹やぶ」へ。六本木けやき坂通りにあるため、六本木方面から行くと、結構歩く。ここを抜けると麻布十番に出る。
「竹やぶ」は外観は高そうな日本料理店だ。蕎麦屋と知らなければ、わからないであろう。
午前中、電話で予約をしたが、「並ばなくても入れます」との答えであった。待たずに座れたが、席が空く間はなく次々とお客(多くは30〜40歳代のカップル)が入ってくる。昼のラストオーダーは15:30、16:00で
中休みに入る。
外観だけでなく店内も調度品は高そうだ。椅子と卓は洋館にある様な造作だ。4席が5卓、2席が2卓ある。
内装はカーキ色を基調とした和造り、神田まつやから贈られた胡蝶蘭などが置いてあった。
トイレは広く、最新式のTOTOの便器で、センサーだらけだ。手洗いには、1回ごとに使うハンドタオルが用意されている。夜の店みたいだ。
白服の男性が一人、あとはパートのおばさん達が忙しく配膳している。
メニューは、和紙に墨で書いてある。店主の創作と想いが一杯詰まっている。
まずビールの小ビンを頼む。アサヒドライだった。お通しに、いった豆と海老の頭の佃煮(?)が出される。ビールグラスは錫で、手にずっしりと重い。
「焼味噌」は、黒い石の上に置かれて出てきた。石焼だ。
貝柱が数個載っている。味噌は濃厚だが粗っぽくはない。
中に小さい干し海老が入っている。
少し気分が落ち着いてきたので、湧き水の酒「梅錦」を頼む。こちらはグラスの器だ。このお酒、あっさりとしており甘味が多少ある。いくらでも飲めそうで恐い。
付け合せに3種が出てきた。どれも酒の肴にぴったりだ。
たらこ味噌漬は濃厚で一口で何杯も飲めてしまう。
干しニシンは口の中がキュンとしまる辛さで、辛さを和らげるために何杯も飲める。
海老の頭を干して煮付けた物は、口直しに丁度良い。
お酒の好きな友人に、是非、薦めたい一品だった。
ラストオーダーが近くなったので、「せいろ」を頼む。盛は並の量だ。
蕎麦は中太であるが、中に蕎麦がぎっしりと詰まっている感じである。これが黒姫高原で栽培している蕎麦粉と職人の技なのか。
汁は濃い。蕎麦をたぐると全く違う味わいに変わる。量は多く、蕎麦湯を十分楽しめる。
蕎麦湯は白濁している。汁とまじあうと、幸福な一時を迎えることができる。
蕎麦は美味い。ただかって体験したことのない蕎麦に感ずる。今日は自分で整理できない。落ち着いた時期に、もう一度訪れてみよう。
「竹やぶ」は東京の高級蕎麦店の一角に輝く事は、間違いない。値段、雰囲気、味、どれをとっても高級店である。夜はコースメニュー(8,000円)のみで、新境地を開
くという意気込みである。
クレジット・カードは使える。予約した方がいい店だ。
< 本日のお会計 >
アサヒ生ビール小ビン 600円
焼き味噌 700円
梅錦一合 1,500円
せいろ 1,200円
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合計 4,200円(税込み)
電話:03−5786−7500
以上
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