
2003/05/22 神田「日の出」
2003年5月22日(木)20時過ぎ
今週、「まつや」が臨時休業している。神田界隈は蕎麦屋が多い。先日の朝日新聞に神田の蕎麦屋連合が、ビルの屋上に蕎麦を栽培する計画を立ているそうな。地元の蕎麦粉で美味しい蕎麦をという訳だ。
「日の出」はお茶の水から神田方面に下ったところ、ホテルニュー神田の対面にある。
見るからに町の蕎麦屋で、「うどん」の幟が立っている。
中は狭く、椅子がびっしりと入っている。中高年サラリーマンがとぐろを巻いている。夜は居酒屋に限りなく近い。
壁には一面に、「カレーセット定食」「カツどんセット定食」といった短冊メニューが並んでいる。蕎麦が美味そうには見えない。この店は、社内のある部署がよく着ており、一度同席したことがある。
今夜は、会社の後輩N氏と一緒である。N氏は蕎麦道、特に打ち手の世界に目覚めた。先日、八王子の「車屋」で打ち粉を買い求め、プレゼントした相手はN氏である。風貌は中国人のコックであるが、性根は日本人だ。
ただN氏は奥さんを説得できていない。「家が汚れるから嫌」とにべなく拒否された。現在、こころを解きほぐす為に、「竹やぶ」の本を読ませている。柏在住なので、竹やぶ本店をダシに、何とか許可を得ようと涙ぐましい努力をしている。僕としては全面支援したい。
N氏が夕方、僕の席に寄ってきた。今日はN氏は部内の会議で大役を果し、憩いたい心境の様だった。こい1時間雑談した。僕は、部門トップをつかまえるために時間待ちをしていた。19時半まで待てるというので、「日の出」に行く事になった。
生ビールで、憩いは始る。
「肉豆腐」は、ガスコンロで出てきた。「そこまでするか」と思ったが、確かに熱々の方が美味しい。特に素材に魅力がない場合は、熱くすることは店にとって上手い手だ。
次々とつまみを頼む。N氏と僕が並んで立っているとタヌキの置物に見えるかもしれない。しかし二人共、セーブしない。
途中、N氏が「豆腐サラダ」と一旦口にしてから「大根サラダ」にオーダー変更した。「なぜ変える」と僕が問うとN氏は「だって豆腐は食べたでしょ」とコンロに目をやる。心優しい男だと一瞬思ったが、もしかすると色々と食べてみたいという貪欲な男なのかもしれない。
来週、会社で健康診断がある。僕は今夜で連続9日間飲んでいる。夜になると疲れはて仕事から自然と手が離れる。と言っても家に直帰する気にもなれぬ。という訳で、連続飲み会になっている。これでは健康診断で良い結果がでる訳がない。問診表に、毎回「アルコールは一日一合」と書いているが、今年は、例年に無く心が痛みそうだ。なにしろ後2日、飲みに行くのは必至だから。
生ビールを2杯、ウーロン杯を3杯服用してから、しめはもりそばだった。
全く期待していなかった。思ったより美味い蕎麦だった。
舌が麻痺してたのかもしれないが、心地よい冷たさだった。
汁はとても濃く甘かった。インスタントの山葵を溶いても甘い。蕎麦湯で割っても甘い。しかし不快にはならなかった。結構、安心した。家庭的な店だからか?。
店内は女性二人で酔っ払いのオーダーをさばいている。
見た目は感じられないが、言葉には日本人ではないと思わせるイントネーションが混じっている。国際都市、神田の夜はふける。湯島に行く財力はない。
< 本日のお会計 >
生ビール 2杯×2人 ?円
ウーロンハイ 3杯×2人 ?円
鴨焼き 450円
肉豆腐 ?円
もつ煮込み ?円
ししゃも ?円
大根サラダ ?円
その他(記憶なし) ?円
もりそば 1枚×2人 ?円
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合計 7,600円(税込み)
以上
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