ヨーロッパからはるばるリピーターがやって来る・ ファミリーにもダイバーにも パラダイス島

フィリピン・パラワン・ディマカヤ島
クラブ・パラダイス
‘99年1月、息子:小学4年生(10歳)、娘:小学1年生(6歳)

クラブパラダイスどうだった?
と子どもにきくと、
息子:ジュゴンは見れなかったけど、 ジンベイザメが見れた。
島の向かいに砂浜だけの島があった。
キリンの餌付けができた。 島の人でいつもギターを弾いている人(スタッフ)がいて 上手だった。 島に鹿もいた。
で、結局とってもいいところだった。 また行ってみたい。

娘: まず、 プールに入って浮き輪とかで遊んだ。 それで、お兄ちゃんに深いところに行かされちゃった。 でもずーっと立ってたら塩水プールの水を飲んじゃうから、 泳いじゃった。
それから、ライオンキングの すごろくをして遊んだ。 101匹わんちゃんのすごろくもして遊んだ。 私が二番に勝ったんだ。
夕方になって 夕日がきれいっだたよ。
またいきたいなと思います。

クラブパラダイスを選んだ理由は・・
これで一月のフィリピンは連続四年めです。 バリ、マレーシアなど他の東南アジアも考えましたが 一月は雨期又はモンスーンでシーズナリティーが よくありません。 ミクロネシア方面は一島一リゾートというのが みつからず、グアムから先の乗り継ぎがいいのがないので 候補から外しました。

フィリピンの1月は乾期で天候がよく、 時差も一時間、マニラー成田フライト4時間というのも 他地域に比べて短くてマル。 クラブパラダイスは数年前に雑誌”海と島の旅”などに載っていて 気になっていたリゾートでした。

クラブパラダイスってどこ?
フィリピンの パラワン本島北、コロンのブスアンガ島の周りに 小さな島がたくさんあります。 その一つの ディマカヤ島に10年程前に できた一島一リゾートです。
日本で宣伝に力を入れていないのか、 あまり知られていないようですが、 オーナーがドイツ人のせいか、滞在中にも イギリス、フランス、ドイツなどの ヨーロッパから はるばるやって来たゲストが多くいました。 週末にはマニラからやって来たゲストもいました。

クラブパラダイスのマニラオフィスに直接手配
日本の旅行会社でも手配は可能ですが、 今回は マニラにあるクラブパラダイスのオフィス(Euro-Pacific Resorts,Inc.) に直接予約、 マニラに到着後の移動、国内フライト、リゾート宿泊すべて の手配を頼みました。 やりとりは、E−MAIL又はFAXです。

今回お得だったのは、 The Club Paradise Privilege Card 。
このカードは有効期限1年間で 10泊分宿泊できて、三食、 税込みで15、000ペソ(US$375)。 リゾートの レギュラーレートは一泊一人US$100以上します。 うちは家族四人でリゾートに5泊する予定だったので 2カード購入。
当初はメールでの予約で大丈夫かなー?と、ちょっと不安でしたが、 質問に対しても迅速にキチンと答えが来るし、 やりとりしている間に、大丈夫そう、と感じてきました。 実際、今回の旅行はマニラオフィスの手配でマニラ到着以降、 何も問題もありませんでした。

支払いはPrivilege Card は銀行送金で、 その他はマニラに到着後クレジットカードで支払いました。 銀行送金は外国送金手数料が高いのがマイナス点でした。

リゾートに関してはは クラブパラダイスのサイト に詳細に載っています。
Privilege Card に関する問い合わせは このサイトのInquiryでできます。

*注*現在はこのCardは無くなった そうす。 ただ通常料金以外にもお徳なオファーを用意していることも あるようで、問い合わせてみるとよいと思います。

成田ーマニラ往復便は 旅行会社アセント で手配してもらいました。

日程:6泊7日
1日目:朝6時家からタクシーで成田へ。 これまでいつも一月は空港は 空いていましたが、今回は早朝から結構混雑。
9:45AM発のJAL便で出発、 フライト時間約4時間半でマニラ着。 手配してもらっていたタクシーでマニラ市内ハイアットホテルへ。 マニラからのフライトが午後になく乗り継げないため マニラ一泊。

2日目: 朝5時半ホテルにタクシーが迎えに来る。 (日本時間の6時半なのでそれほどつらくない) AIR ADsという航空会社(国内線ターミナル近く) に移動。チェックインを済ませブスアンガ行きのフライトを待つ。
待ち合い室隣に AIR ADsのカフェがあって ここで朝食や飲み物がとれます。飛行機関連のインテリアが フィリピンには珍しく?小奇麗でお洒落。
7時半マニラ発、ブスアンガ空港に9時少し前着。 滑走路に簡単な建物が建っているだけの空港。
エルニドやクラブノアのサルバドル空港はリゾート専用空港なので 到着後ジュースとサンドイッチ又はお菓子のサービスが ありましたが、この空港は一応地方空港なので そいうサービスはありません。 空港横に売店兼喫茶の小屋があり、 ここに飲み物お菓子などが売っています。
クラブパラダイスのジープが迎えに来て これに乗って牛の糞があちこちに落ちている 超デコボコ道をゆられて約20分。 途中村を通り抜けていく。
ジープを降りて マングロープの林の中のデッキを5分程歩く。 荷物はスタッフが持ってくれるので大丈夫。
川のほとりでバンカーボートに乗り、マングローブの川下り。 漁村そばを通り抜け海に出て、ディマカヤ島の クラブパラダイスに 昼前着 ボートは約40分
リゾートでスタッフのギターと歌の出迎えの歓迎を受ける。 クラブハウスでリゾートの説明を受けコテージへ。
3〜6日:クラブパラダイス泊

7日目: 朝7時クラブパラダイス出発。 スタッフの陽気で賑やかなさよならの見送りを受けながら バンカーボート、マングローブのデッキ、ジープでブスアンガ空港へ。 ブスアンガ9時半発マニラ11時頃着。 手配してもらっていた タクシーで国際空港へ。 チェックイン、出国を早々に済ませ相変わらず混んでいるロビーで サンドイッチなどで簡単な昼食。 おみやげ、免税店をプラプラして時間をつぶし、 JALで2:45PMマニラ発。帰りは4時間弱で寒い成田に到着。 8時には入国し、残った小銭は ユニセフ・外国コイン募金箱
タクシーで家へ。道が空いていて帰宅9時。

シンプルだけど施設が充実したリゾート
現在室数60、このうち40がコテージタイプ、 20が2階建てのアパートタイプです。 約700M続く白砂のメインビーチ(サンセットビーチ) に面しているのが 小さなコテージ20室。小さなサンライズビーチに面している 広いファミリーサイズコテージが20室。 うちはこの ファミリーサイズのコテージに泊りました。
室内には大きなキングサイズのベットが一つ。 ここにシングルベッド2台がはいっています。 それでも 室内はかなり広いのでテーブル、椅子、クローゼットがあっても ゆったりです。 トイレは水洗。シャワーは水。 温水シャワーはプールそばシャワー室に あります。 部屋にはポットに飲み水、コーヒーメーカー、冷蔵庫 があります。

メインビーチの目の前に位置し フロントとバーがあるクラブハウスには 息子がやたらと凝った ビリヤードと卓球 (スタッフが暇な時に相手にしてもらっていました)、 ライブラリー(日本人ゲストが置いていった 小説本などありますが、殆どがドイツ語の本でした)、 ビデオルーム、いろんなゲーム(子ども向けも含む)・ おもちゃが 置いてある部屋があります。

クラブハウスの横にはプール(真水でなくてちょっとしょっぱい)。 この プールは島リゾートの割には大きく子供たちが思いっきり遊べます。
プールサイドの周りにはシュノーケルや スポーツ用品を貸し出すカウンター、 ダイビングサービス、SARISARIストアー (スナック菓子、アイスクリーム、 お土産品、薬類、Tシャツ類、紙おむつ類)、 温水シャワールーム、医務室、 マッサージルームがあります。 レストランもプールの横。大きなチェスもあります。
クラブハウス周辺が居心地よくて便利なので 昼間はプールサイドに荷物を置いて 一日過ごしました。
他にビーチバレーコート、テニスコート、 ウインドサーフィンなどのマリンスポーツ関係の設備がそろっています。

医務室には専属のドクターも常駐(たまに不在の時もありましたが)、 施設が充実しているので、子どもがいても何の心配もありません。 スタッフの家族子供が住んでいるくらいですから。 ゲストでもマニラから着た就学前の幼児が3名ほどいました。
もちろん ベビーシッターサービスもあります。

食事は宿泊に込みになっています。バフェット形式で、 朝食はパン、フレンチトースト、ワッフル、ガーリックライスに 卵料理、ソーセージ数種類にジュース、フルーツ。
昼、夜はライス、パンにオードブル類、肉料理、魚、カニ、 温野菜、サラダ、デザート、フルーツ。
クラブハウスにある ジュゴンバーではカクテルが充実、 夕方5時〜7時にはカクテル一つ頼むとおまけにもう一つ つくってくれます。

毎晩イベントがあって、ゲーム大会、ダンスパーティーなどを やっていましたがうちは子どもが眠くなる時間で、参加できたのは 最後の晩の Cultural Show。 プールサイド・ディナーのあとにフタッフがフィリピンの 民族舞踊を歌を披露してくれます。 息子は バンブーダンスに挑戦しました。
すぐ向いの草が少し生えているだけの砂浜の島(ボートで10分程) のピクニック・ディナーというのも あったのですが 風が強くてキャンセルになってしまい残念でした。

珊瑚礁に囲まれ自然もたっぷり−陸では鹿、海ではジュゴンがお食事
島自体はそれほど大きくありませんが、 メインビーチの他に小さなビーチが3つ。 島半分は小高い山のようになっていています。 かなり傾斜のあるハイキング道を通って 一番高いところに昇れるようになっています。 夜になるとこの山から鹿が草を食べに出て来ます。

ハウスリーフでのシュノーケルも、もちろん楽しめます。 シュノーケルしていいのは メインのビーチ前のみ。 ここは 珊瑚礁があっていろとりどりの熱帯魚がいます。 ただ残念なことに98年9月頃から始まった エルニーニョの影響による珊瑚の白化のため ここの珊瑚礁も灰を被ったように薄茶色になって いました(99年1月現在)。 白化していなければいろカラフルな珊瑚礁だそうです。

ジュゴンが食事に来るという水草のあるところはシュノーケルは 禁止。ただここの水草もエルニーニョの影響で少なくなっているそうです。

滞在中は残念ながらジュゴンには会えませんでしたが、 珊瑚礁も水草も早く元気になって欲しいものです。

シュノーケルに必要な 三点セット、子ども用ライフジャケットは スポーツカウンターで借りられます。

ダイブサイト:コーラルリーフ、全長180M第二次世界大戦の沈船、 ジンペエとすれ違い
基本的なスケジュールは、 午前9時半に1本目、午後2時半に2本目。
リゾート到着日、午後に ハウスリーフでチェックダイブ。 ビーチエントリーで一応、マスククリアだけはチェック受けました。 チェックダイビング後は ハウスリーフならいつでも 好きな時に潜っていいとのことです。

ハウスリーフにはいつも 水草を夢中で食べている亀、 1M以上もあるシャコ貝が何個もゴロゴロしている所、 目だけキョロキョロ出して砂に隠れていたのに ’見つかったか〜’とでも言うように ひらひらと舞っていくエイたち、 卵を守るために 宇宙船体のように5〜6匹で ダイバーのまわりをぐるぐる廻るコブシメ達が印象的でした。
滞在中は合計7本、うちハウスリーフには三回潜りました。
ガイドをしてくれるダイブマスターは数名いますが、 滞在中は同じダイブマスターが面倒見てくれます。
ボートダイブでいくサイトは 島のそば数分のところから 40分の第二次世界大戦の沈船KYOKUZAN丸(漢字はわからない)まで 約15サイト。
以前行ったロタの有名な沈船松運丸は形が崩れていましたが、 この KYOKUZAN丸はそのままの形で残っており 内部の車両、軍事品もまだそのまま残っているそうです。 (内部にはほんのちょっと入っただけですが) 全長180Mもあるのでかなりの大きさです。
これらのダイブサイトはいづれも 一本潜ってリゾートに戻ってきます。

クラブパラダイスの隣のDibuyoyan島にボートで行く途中 ジンベイザメとすれ違いました。
ダイブマスターもジンベイは一年ぶりだったそうで、 興奮していました。 前回はダイビング中だったそうです。
他のポイントは一面の珊瑚礁なのですが、 白化していて、可哀相でした。 これが元気であれば、どんなに綺麗だろうと 思います。 なんとなく (白化してなければ)ケラマみたいだろうな、 と思いました。
ヨーロピアンが多いせいか殆どのゲストは一日一本ぐらいで、 ガツガツ潜る人はいませんでした。 でも、ダイビング浸けになろうと思えば ナイトダイブもリクエストできますし、

”Apoリーフへの日帰りクルーズ”: 早朝出発、夕方帰り、WALLダイブで大物が見れるらしい
”OVER NIGHT DIVING EXPEDITION”: ボートでダイビング、ランチしながらブスアンガ島反対側に移動、 Las Hamacas Beach Resortに宿泊(ここのリゾートの 予約もクラブパラダイスのマニラオフィスでできる)。 翌日このリゾートからボートで近いところに何隻かある 第二次世界大戦の沈船でWRECKダイブして クラブパラダイスに戻る

というおもしろそうなツアーもあります。(但しこれらは天候にもよります)
ブスアンガ島、コロン島周辺は意外にも第二次世界大戦の沈船が たくさんダイブサイトになっているところなのでした。
ちなみに ダイビングフィーは現金払い(ペソ又はUSドル)だと5% 引きになります。

さて、親が潜っている間、子ども達はどうしていたかというと、 もう、ベビーシッターを頼むほど小さくはないので、 ハウスリーフダイブの時はクラブハウスで遊んで待っていました。 この間1時間ちょっと。一応フロントの女性スタッフに ダイビングに行って来るので何かあったら面倒見てやって下さいと 一言いって行きました。
ボートダイブは1本で帰ってこれるし 結構大きいバンカーボートなので 子どもも一緒に乗って行きました。 ダイブ中は、息子はシュノーケル、娘はおやつ食べて待ってました。 午後のボートダイブだと船に揺られて娘は寝てしまっていた事が 二回ありました。 ボートにはスタッフがいるので安全面では 大丈夫です。
息子はもう大きいので平気ですが、 娘は親に置いていかれるのは未だにイヤがります。 売店でお気に入りのお菓子を買って 機嫌をとったのでした。

今回で1月のフィリピン・パラワン地方は4回目ですが、 今年(99年)は暖かかったです。
いつも5MMのスーツでエギジット時には寒かったのですが、 今年はシュノーケル用にと持参した3MMのスーツで充分でした。 ということで、 ウェットスーツは自前、あとはすべてレンタル。 水温は29〜30度。
夜も今までは長袖でなければ肌寒かったのが、 今回は夜も全然寒くありませんでした。
珊瑚が白化するくらいだから、やっぱり例年より暖かいのでしょうね。 でも、日中暑くてしょうがないというのではなく、 プールサイドやビーチの木陰が気持ちよかったです。

キリンに餌付け−カラウィット島サファリツアー
カラウィット島はクラブパラダイスから ボートで1時間ちょっとの ところにある島です。 大きな島なので 島というよりは草原という感じです。 島内は トラックでガイドの人と一緒に廻ります。

この島には70年代にアフリカから連れて来た キリン、シマウマ、インパラ、エランド、water buck、 bushbackなどの草食系の動物と パラワン地方固有種 Bear Cat(その名の通り猫ぐらいの大きさの熊のようなタヌキのような・・)、 Mouse Deer(小さなカンガルーのようにピョンピョン跳ね回ってかわいい!)、 はりねずみなどがいます。
保護されて柵にいる動物もいますが、 他は 野生の状態で草原をうろうろしています。

キリンには好物だとういう木の葉を餌付け。 結構な力で葉っぱを枝からしごいて食べます。 Bear Catにはバナナの餌付け。 はりねずみも触りました。針(毛)を記念に頂きました。

バンカーボートで水しぶきを浴びてやって来るだけの ことはある お勧めツアーです。

ヨーロピアンのゲストとリピーター
これで7年回目というドイツ人の熟年カップル。 3回目のフランスからのカップル(奥さんがフィリピン出身)。 イギリス、ドイツからこのリゾートで過ごすがために 計約20時間のフライトを経てやってきた若いカップル達。
ヨーロッパ人には結構人気のあったリゾートであることを発見。 5泊して納得するものがあったクラブパラダイスでした。

やはり 一島一リゾートは子供が居てもダイビングしやすいし なにより ポイントが近いのが一番。

今度来た時は、できれば、Apoリーフダイブツアーや OVER NIGHT DIVING EXPEDITIONに参加したいな・・・ などど贅沢な夢をもったのでした。

そして、またまた 重症南の島病にかかって現実の世界に舞い戻りました。

次に行ったのは セブ本島のプルクラリゾート です。
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