新企画[1][2][青の6号バトルリング][4][5][6][7]    
       
     「人類は“地球共和国”に到達しなければならない」として地球の一国主義を謳って海洋国家”US R”を名乗る ゾーンダイク の挑戦に、国連平和維持海軍(略称UNN)が立ちあがる。北太平洋 上に“バトルリング”が設定されて彼我の精鋭水中艦隊によって世界の覇権を賭けて“サイレンサーバトル”が展開される。“知らざる海中戦”であった。環太平洋の列強7ヵ国から選抜された18隻 の潜水艦が“USR”の誇る超ド級海中戦艦“U”に挑む、だが“UNN”が最強を誇った米艦“バトルフラッグ”と同じく無敵と怖れられたロシア艦“モスコー”が相次いで“U”の猛威の前に葬られ、そのショックから立ち直る間もなく“UNN”の精鋭部隊はことごとく殱滅されてしまう。
 しかもバトルリングの作戦と指揮をとる“UNN”の参謀総長 ラインバック将軍が至上最強の不沈艦と 豪語して洋上司令部として送り出した“UNN”の旗艦ステレス対潜空母“ヴィクトリ・クロス”ま でが“U”と“U”の搭載潜水艦 ムスカ の驚異の攻撃力の前に敢えなく海中に葬られてしまう。
 太平洋の覇権を手にした ゾーンダイク は更に大西洋へ向って牙を剥こうとする。ゾーンダイクの手に全世界の覇権が握られてしまうのか・・だがその時、燃え盛る墓場と化した バトルリングに青の6号のセイルが海面を割って浮上する。朱に染まって 青6 のセイルに仁王立ちした艦長の“泊”UNN大佐の表情にはすさまじい無念の形相が漲る「キミ達の犠牲を必ず無駄にはしない」 燃える海に誓う“泊艦長”一度は“UNN”の選抜艦の指名を受けながらラインバック将軍から突然の戦力外通告を言い渡されてバトルリング外に無念の遊弋を余儀なくされていた 青6 は沈没寸前 の“Vクロス”から最后の招請を受けて急遽馳せ参じたのだ。強力な“U”に対して有効な戦力を持 たない 青6 であったが実は、艦長泊大佐は誰より ゾーンダイク を知り尽くしていたのだ。二人は過去に“UNN”の艦長資格認定の為の訓練を受けていて、その訓練を通してある種共通の差別を受けながら友情を深めていたのだ。やがて訓練中の事故で互いに庇い合いながら九死に一生を得たのだが、泊艦長はそのことについて「奴はその時から居場所を失い、わたしは片目を失った」と語っ ていた。必死に振り切ろうとする 青6 にたちまち追いすがる 高速ムスカ!恐怖の摩擦音を発し て突進して襲いかゝる150ノット魚雷!海底にぶち当り、断崖に激突しながら満身創痍となっての たちうち回る青6!搭載潜航艇のアクアファイター の捨て身の陽動に間一髪のチャンスを得てムス カを葬り“U”を追い詰めて行く青6!機能を使い果たし人智を尽して決戦はバトルリングから奇跡の海底洞門 ドゥーラ の奥深くへと決戦の舞台を移して行く・・
 
    (C)小澤さとる / あとりえ太陽市場