インプラントについて

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歯の役割、あるいは存在がもたらすものはたくさんあります。
まず思いつくのが、かむこと、次に骨格をささえる、そして見た目の問題・・・などですね。

これらはどれも非常に大事な要素ですから、歯の本数がそろっていて、規則正しく配置され、丈夫であればあるほど、快適にすごすことができるわけです。

ところが、人間の歯は、むし歯や歯周病、そのほか打撲や事故などが原因で、抜かなければならなくなることがあります。

大昔の時代において、また医療が行き届いていない国においては、抜いたまま放置ということもあると思います。
けれども、医療がある程度充実している現代の日本のような国においては、人間の欲求や必要を満たすために、歯を抜いた部分を人工的に補うことが一般 的です。

さらに、近年インプラントのように、より快適にすごすことができるように開発された治療方法も存在します。

ではどのような方がインプラントに適しているかと申しますと、ごく一般的なケースは、歯を失ったけれどもとりはずしの義歯(いわゆる入れ歯)はどうも・・・という方でしょう。

健康保険の決まりで(原則的に)、連続して3本歯を失った箇所は、とりはずしの義歯しか作ることができません。
そのような場合、インプラントが役立つことになります。

模式図で示すと以下のようになります。

       

インプラントの本体はチタンという金属でできています。チタンには骨とくっつく性質があります。この性質によってインプラントは歯のようにしっかりと食べ物がかめるようになるのです。
ではレントゲンを見てみましょう。

    

上左のレントゲン写真は手術前の状態です。
インプラントを応用できる条件として、「十分な骨の厚みと幅」があげられます。
この患者さんは幸いにして十分な骨の厚みと幅がありました(白い矢印部分)。

右のレントゲン写真は手術後です。
いわゆる「根っこ」に相当する部分ができあがったわけです。数ヶ月経過した状態が下のレントゲン写真です。

  

歯のあたまの部分(クラウン)ができあがりました。
インプラントにはふつうの歯に装着するクラウンよりも、やや小さめのものを装着することになります。

インプラントにはたくさんの種類がありますが、今はどの製品を選んでも、成功率は高くなってきています。

「ではうまくいかないこともあるのでしょうか?」
そうなのです。
骨の性質に問題のある方、そのほか高血圧、糖尿病・・・など全身的なご病 気を患っている方はうまくいかないとされています。
もちろん手術前にこのあたりのことは確認させていただきますので、無理を承知で手術にのぞむということはありません。

Point
クラウンが装着されたあとは、今まで以上にていねいなブラッシングを行う必要があります。
インプラントは健康保険の対象ではありませんので、やや高額な治療になります(お支払いにはクレジットカードをご利用できます)。

インプラントはとてもすばらしい治療方法ですが、もちろん本物の歯にはかないません。