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審美歯科を語るにあたり

このサイトには「審美歯科」というキーワードがたくさん出てきます。
あたかも自分が審美歯科のオリジナルであるかのように語っていますが、実は何ひとつオリジナル的なものはありません。すべて教えていただいたものや参考にさせていただいたものばかりです。ですから私の今あるポジションというのは、審美歯科治療のユーザー的存在であると私自身はそうとらえています。

たとえばひとつの例として、私のサイトには歯のすきまを治す治療(コンポジットボンディング)を紹介しているページがありますが、この治療はすでに坂本洋介氏(札幌市中央区ご開業)が平成3年頃、歯科雑誌「デンティスト」の中で発表されていたもので、それを私が現在継承~熟成させているところなのです。

時々患者さんから、「先生はどうして歯のすきまを治そうと考えたのですか?」と聞かれることがあります。そんなとき、「A型ですのできっちり閉じたくって・・」なんて答えたりもしますが、ほんとうはだれにもまねできない領域を持ちたかったというのが正直なところなのです。
つまり教えていただいたことを自分の中で追求し、改良しながら独自のものにしてゆきたいと常に考えているのです。そしてできることなら少しでもオリジナルの域に近づきたいと願っています。

北海道歯科審美研究会に入会した当初より審美歯科治療の基本は充填(あるいは接着)にあると教えられていましたので、コンポジットレジン(樹脂)の取り扱いには特に注意しながらすごしてきました。
ンポジットレジンの代表的な処置は虫歯をけずったあとの白いつめものです。この手技をきちんとマスターしていないと審美歯科治療が成り立ちません。それくらい充填は大事な処置であり、すべての基本でもあるのです。

この基本である充填(つめもの)処置をマスターすると、ラミネートベニア治療の技術が飛躍的に向上します。ラミネートベニアの一枚一枚をずれないように接着するコツが充填処置に秘められているというわけです。
充填処置をおろそかにしてはならないという教えは今も私の日常診療の中心にあります。

このように審美歯科治療を学ぶにあたり、私は充填という分野から取り組んでゆきました。そして矯正歯科治療インプラント治療、歯周治療~移植などの領域を学び、総合的に患者さんを診るようになりました。

これまで私は自サイトにて審美歯科、矯正歯科、インプラントなどの治療方法や技術的なことを中心に紹介してきましたが、今回ホームページをリニューアルするにあたり、これまでの歩みをふり返りながら、その中でお世話になった先生方のことについてもふれてゆきたいと思っています。

追記
時代がそうであるように、私自身も歯科医師としての転換点にさしかかっていることを実感しています。
これまではどちらかというと自分の領域を広げることに力を注ぎながら歩んできましたが、これからは今まで学んできたことをじっくりと深くとらえなおしながら、より安全で確実な歯科治療を提供できるように努力してゆきたいと考えています。

平成19年1月

 

ご協力いただいた先生方のご紹介

坂本洋介氏
札幌ライオンズ歯科 (札幌市中央区南1西4 札幌エスワンビル2F)

渡部圭吾氏
わたなべ歯科 (札幌市北区北27西5-1-28 エフテービル5F)