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観戦記&試合結果 |
2000年11月〜最終節
これ以前、以降の観戦記は「青の部屋」表紙からリンクしてあります
15節対ジュビロ
14節対アントラーズ
13節対グランパス
12節対レイソル
11節対フロンターレ
磐田・15時キックオフ・観客17195人
GK・都築
DF・宮本(前20・木場)、新井場、ダンブリー、柳本
MF・稲本、森下(後28・吉原)、山口、ビタウ
FW・ブーレ、小島(後15・松波)
SAB・岡中、片野坂
警告・木場B、小島B、ダンブリーB
今季最後の試合。
前節の敗戦のことは忘れ、いい形で締めくくってほしい!
そう願いつつH子、青の6号さんと新幹線に乗り込む。
浜松駅について1番初めにやった事、それはウナギ屋を捜す事。
H子の下調べによってみつけた店はホテルの上。そこでまずは昼ご飯。名物を食べないと気がすまん。
さて磐田駅まで電車、そこからバスでスタジアムに向かう。バスが競技場からけっこう離れた所に停車するのが少し悲しい。
座席は今回ぴあでメインのアウェイ側をとったのだが、かなり端っこにしか指定席がないのには驚いた。アウェイだから仕方ないものの少し残念。ゴール裏がすぐそこといった感じで応援の声がよく聞こえてくる。そして若い女性サポの多いスタジアムだ・・いや、万博も最近はそう言われているらしいが。(最近である、よく言われるのだが前はそんな事なかった)。
さあ今日勝って2位になってスキッと終わろう!と願いつつ・・試合開始。
前半
4分・中山の飛び出しに宮本が反応し身体を使ってコースを消しクリア。巧い!
8分・中山に高い位置でオフサイドを仕掛け成功。
9分・名波のDFラインの裏を狙ったパスに宮本が反応してクリア。
10分・藤田→川口のヘディングが決まり0−1。
13分・左サイド新井場、胸トラップして相手を交わし絶好のパス→飛び出す小島、倒されてPKか?!と思ったのだが・・あれ?今日の審判、どうもやばそうだ。この予感が大当たり・・。
18分・FKから一気に前線へ運ばれ飛び出す中山、宮本が反応し回り込み見事にクリア・・その瞬間、右足腿を押えてピッチの外へ・・そのまま背負われて引き上げていく・・これは・・これは・・これは大変だ・・!守りの要が交代?!
20分・宮本→木場に交代。
小島と福西の攻防から小島にイエロー。FK服部は外れる。
試合の流れはジュビロ。ガンバはトップの選手にパスが出せない状態。攻められる時間帯が長いだけに稲本が思うように上がっていけない。
私達の目は虚ろになっていく・・いかん、いかん。
29分・ビタウ→山口のシュートはクリアされる
36分・ビタウのパス→ブーレが滑り込むもしっかりとマークしていた福西がクリア。
43分・ビタウ→キーパーのファンブルに走り込む森下、どフリーで外してしまう。
44分・森下→ビタウはオフサイド・・をとられたが???どこがオフサイド??相手は2人下にいたように見えた。なんだこの線審は。
前半終了、早野監督が審判に抗議に。気持ちがわかる。この他にも疑惑のジャッジが目立ちサポーター席から審判にブーイングが起る。
ハーフタイム。
宮本の怪我が心配。この離脱は大きい・・どんなに攻められても回りを奮起させ守り切る事のできる存在だけに・・。
後半
選手交代なし。
パスの繋がらない展開を見て「二川がいれば」とまたもやないものねだりのまま、試合はスタート。
新井場が積極的に上がり出す。3バック。
しかしパスカットの回数がジュビロに多く攻めあぐねる。
11分・藤田に木場が交わされパス→中山ゴールで0−2。
私達の目はさらに虚ろに・・。
15分・小島→松波に交代。できれば松波・小島のコンビを見たかったのだが・・。
19分・ブーレが倒され左サイドFK・ビタウ→稲本ヘッドを狙うも服部に当たり→こぼれ球をブーレがシュートもサイドネットに。決まらない時というのはこんなものなのか。選手にやる気がないわけではない筈なのに・・。
DFの裏をたびたびとられ、その上名波に対するプレスがない。
21分・藤田→中山に渡りかけたボールは柳本がゴール前でカット。
23分・左サイドを新井場、巧みにドリブル→ワンツーでペナルティエリア内に切り込むが奥に倒される。ギリギリのところでPKならず。FKブーレが直接狙うも惜しくも外れる。
40分・中山ゴールで0−3。
こちらは口を開けて声も出ない状態。
44分・目の前でFK名波が決まってとうとう0−4。
試合終了。
都築が膝をついて動けなくなり呆然としている。
選手達はサポーター席に重い足取りで向かい、挨拶をする。
中でも新井場は深々と頭を下げ、サポーターに詫びた。
一番いいプレーを見せた選手・新井場。
その悔しさは人一倍だったように思える。
負けたいなどと思う選手はいない。
勝ってしめくくりたかったに違いない。
しかしこの結果、チームは4位に・・。
4位、よかったじゃないか、なんて思わない。これがガンバの限界ではないのだから。
2000年の全てが終わったわけではない。
天皇杯がある。
がんばれ!!
第14節・対アントラーズ・2000年11月23日(木)・1−2
万博・15時1分キックオフ・観客21543人
GK・都築
DF・宮本、新井場、ダンブリー、柳本
MF・稲本、森下(後1・木場)、山口(後34・松波)、ビタウ
FW・ブーレ、吉原(後13・小島)
SAB・岡中、片野坂
警告・木場A
今日負ければ優勝戦線から脱落。
相手は現在首位、そしてこういった闘いには手慣れているアントラーズ。
6年ぶりに満員の万博。
あらゆる意味でいつもとは違う試合だった。
満員の客席に座る。
いつもは空席の目立つBOX席も今日はバッシリと人が詰まっている。
アントラーズのサポーターもアゥエィ側のゴール裏を真っ赤に染めている。
満員の万博は初めてではない。
以前はこういった光景が当り前だった。
だから正直驚く事はなかったのだが、終盤戦にきてこの「首位決戦」という緊張した場面は初体験。
そして満員という状態に再び導いた選手・スタッフの皆さんには拍手を贈りたい、とも思った。
H子が「会場まで来て気付いてんけど、私化粧してくるの忘れてた」と勇気ある?発言をする。
2人とも「げんを担ぐ」という意味で、今迄勝ち試合に身につけていたものをそのまま付けてきた。私なんか開幕時あたりに購入した「ガンバ腕時計」だ。文字盤がガンバボーイ、ベルトにはかの懐かしき黄色い稲妻模様、しかも意味もなくでっかいというごっつい品物であるが、中断後に「受け狙い」でこれをつけた試合は勝っている。セーターの下に見えないようにしてつけて電車に乗って来るのもスリリング。
スタメン発表で「あ゛あ゛?!」とのけぞる。
前節、判断の良さで有効なパスを配給していた二川がベンチにもいない、いない?!
そして同じく前節、流れの中で好調さを保ちゴールまで上げた小島がサブ?!
二川の瞬間的な閃きと正確なパスはアントラーズの固い守りを打破する為には不可欠と思っていたのは素人思考か・・。
いやいや、最初からマイナス思考はいかん、がんばって応援しよう!!
前半
8分・右サイド名良橋→たて1本で前線の柳沢が素早い対応、宮本がついてシュートコースを遮るも強引に打ち→バーに直撃でゴールならずも悲鳴が上がる。
9分・吉原が秋田に倒されFK・山口もキーパーがキャッチ。
ガンバはトップの2人になかなかボールが回らない。
ビタウも「相手にパス」を見せてしまい、ミスからアントラーズに一気にゴール前にボールを運ばれてしまう。
12分・小笠原、ハーフウェイラインからロングシュート。鈴木に対するカバーに飛び出していた都築、咄嗟の判断で下がりジャンプ、見事なクリア!意表をつく見事なシュートだった・・対抗できるのは二川だ・・でもおらへんやん・・とまた思ってしまう。
H子とともに「今日は都築の日になるかもしれん」と固まる。
続けてCKビスマルク、柳沢のヘディングはバーに。今日の柳沢は切れが良い。
中盤でプレスがかけられなくなっており、DFはラインを破られる展開が目立つ。
隣の席のぎゃる2名は初観戦らしく、「きゃーっ、マジかっこいい、きゃーっ」と歓喜しているが、試合はそれどころではない(;_;)。マジ、怖い。いや待て、それくらい明るい気持ちで応援した方がいいのかも・・って私達がすると怖い。
25分・小笠原→柳沢未→ワン・ツーで柳沢が抜けるもDFがつき切れずシュート、またもや都築の見事なセーブで救われる。いつものDFらしからぬ動きに見えてしまう。
27分・小笠原→鈴木のシュートはまたも都築がクリア。いずれも人数の揃っている場所から切り込んで打っている。中央からこうも打たれては・・。
30分・柳沢→鈴木のシュート、都築は素早く反応するも、なんとダンブリーの脚にあたってコースが変わりゴールとなってしまう。0−1。
36分・ラインの裏をとられ柳沢のシュート!で2点目。0−2。
44分・左サイドで攻撃に転じた新井場、強引に切り込みファールで倒されFK。
ビタウ→後方柳本のシュート→コースがそれたところに新井場がダイレクトで反応、シュート、ゴール!!
新井場ゴール、すばらしい!!1−2!
いい時間に得点できた。
そしてやはりそれは好調・新井場によるものだった。
ハーフタイム、引き上げてくる選手達の顔は笑みから浮かんでいた。
頑張れる!
後半
森下→木場に交代
6分・CK山口→新井場の豪快なヘディングは惜しくもゴールならず。
続けて柳本→ブーレ→フリーの新井場、シュートをひっかけてしまう。
さらにビタウ→稲本のロングシュート。
前半とは違い積極的に攻めの姿勢。
小島がベンチでユニホームを付け出す。早く出てほしいと願っていた選手だ。
13分・吉原→小島に交代
28分・ビタウ→山口のダイレクトボレーはゴールならず。
34分・山口→松波に交代・・遅い遅い、前線でキープできる選手がいなかったのにどうしてここまで松波を出さなかったんだろう。
しかしこの辺りからアントラーズは時間を巧く使うという試合運びに変えてくる。
勝つための闘い方だ。
39分・ゴールキックからブーレ→新井場、ドリブルで突破して中央に切れ込み秋田を交わしてシュート!
もう一際抜け出たプレーだ、明らかに。怪我から1年間のリハビリ期間を経てよくここまで・・。
40分・高桑に遅延行為でイエロー。
43分・ビタウ→ブーレのヘディングはゴールならず・・ポストの右に逸れていく。惜しい!しかしブーレはどうもヘディングの精度が良くない。足元に的確なパスが配給されない現場では頑張ってもらうしかないのだが。と、悠長な事を言っている場合ではない。
ファビアーノに遅延行為でイエロー。
ボールをゆっくりとコントロールし時間を使おうとするアントラーズ。
ロスタイム4分。まだ4分ある。
勝ちたいという気持ちがない筈がない。ラインを上げて攻撃に向かう。
ビスマルクに遅延行為でイエロー。
しかし・・ゴールはできなかった。
身体から力が抜けて座席に深く座り込む。
選手の顔がひきつる。
新井場が顔を覆っている。
木場が泣いている。
レイソルが名古屋に勝って、今、この場で優勝の瞬間を見ずにすんだことが救いやな、とH子が言う。
チェアマンが来たらいつも負けるなあ・・なんで来てん・・とこれはやつ当たり。
試合後、場内一周、やはり沈痛な面持ち。手にしたボールをほり込んでいく。
そして宮本主将の挨拶。
笑顔はないがこの経験を次につなげたい、というような力強い内容に場内から拍手が贈られる。
魂がどこかに飛んだまま帰宅路につく。
しかし優勝のかかった試合、それを満員の万博の中で目にできる、そんな状態になるなんてファーストの時は想像もつかなかった。
正直、「今にこける」と回りの声がよく聞こえた。わざと聞こえるように言ってくれたんだろうけど、よーく耳に届いた。次はそんな事を言われないチームになってみ返さないと。
そうならないと駄目なんだろう。
勝つためのサッカーを知り、流れの読み方、それは鹿島が優っていた。
悔しいだろうがこの経験を次に繋げてほしい。
新井場「そう簡単に優勝できないって事を思い知らされたって言うか、いい勉強になりました」(関西テレビより)
さあ最終節、ここで悔いなき試合をしてしめくくってもらおう、応援がんばろう。
第13節・対グランパス・2000年11月18日(土)・2−1
瑞穂・14時4分キックオフ・観客16278人
GK・都築
DF・宮本、新井場、ダンブリー、柳本
MF・木場、稲本、二川(後16・小島)、山口
FW・ブーレ、吉原(後25・松波)
SAB・松代、片野坂
警告・ダンブリーA、木場@
さあ名古屋戦。
前日の天気予報で「寒くなる」との言葉を耳にして防寒グッズを鞄に詰め込む。近鉄アーバンライナー(交通費節減に役立つ値段)で名古屋まで2時間の道程、H子から「おやつは500円まで」とメールが入る。おやつがいるのか?!
当日駅に30分も早く着いてしまう。何を今から興奮しているんだ、私は。
同行はH子、青の6号さん、シドニーにご一緒したN本さん。
電車に乗るとH子が大きな袋を取り出す。・・ほんまに500円分のお菓子がそこには入っていた・・さすがだ。「帰りはういろうを買うこと」との言葉。
名古屋について金山からシャトルバス・・って浮かれていたら電車を乗り過ごしてしまい、「あ゛――――」と言いつつ必死で戻ったが、タクシーでかけつけてもギリギリの時間に。どうして4人もいて誰も気付かないのか。
瑞穂陸上競技場に到着して席についた途端、キックオフ・・間に合ってよかった。
「おお、寒いけどまた稲本が半袖や!」とまずお決まりから盛り上がる。
瑞穂の電光掲示板には常時名古屋の選手の名前しかでない。うーむ。
それまで厚着で汗をかいていたのだが、日陰となるメインスタンドに座っていると寒くなってきた。
前半
木場がストイコビッチのマンマークについているように見える。距離感を適度におきつつもストイコビッチから目を離していないのがわかる。この役割はかなり重要。しかし木場ならきっとやってくれる!
しかし数分を経て、全体に固さが見える。
ボールの支配はグランパスの方が目立つ。
9分・DFの意識がストイコビッチに引きずられ、ノーマークになっていた原の前にボールが。「危ない」と思った瞬間シュートに「ぎぇぇぇ」と悲鳴。ギリギリの所で外れる。
12分・山口→二川がダイレクトで前線に見事なパスを送り出す→ブーレ、後方の吉原に流すも打てず。二川のDFの裏をつく絶妙のパスには見惚れてしまう。
15分・ストイコビッチのパスを二川がカット、またまたスルーパスをブーレに通すもゴールならず。
二川にボールが集まれば面白い展開も見えてくる期待感が湧く。しかし前半のガンバはなかなか波に乗れないようだ。
19分・飛び出した福田には宮本が対応してクリア。
中盤のボールがグランパスに支配されている。気温は下がって寒くなってる、だから寒い試合はいやや、と勝手な事を言いつつも必死で応援。・・が、何度も「んがー」と悲鳴を上げる展開が・・。
21分・ストイコビッチ→福田→原と繋がれたボールは都築の手をすり抜けゴールの中に・・先制されてしもうた。
大きな場内放送が、原のJ初ゴールを告げる。私達は椅子から「だーっ」とすべり落ちる。
24分・再び福田→原は、宮本が前に回り込み絶妙のクリア。
27分・原→福田のシュートは、都築が好セーブ!
宮本、都築の好プレーによって以降の危険な場面も救われてきたがとにかく危ない。
ここを耐えて頑張れ!!!と祈る。「固くなってはあかん!」と叫ぶ。
相手の決定的場面が多いせいかDFラインが下がり過ぎ、サイドも思うように上がれない。
28分・福田へのファールでダンブリーにイエロー。
36分・ストイコビッチへのファールで木場にイエロー。
37分・稲本、左サイドを相手2人のマークを交わしてドリブル→吉原→ブーレ、いつもの切れがなく打ち切れず→二川のシュートは壁に。ブーレはセカンドシリーズ、まだエンジンが全開ではない。
ペースを掴まれた状態で前半終了。
いやいや、あと45分ある!それに11人揃っている。
後半
選手交代はなし。
2分・右サイド柳本、切り込んでセンタリングを上げるもクリアされる、こぼれた球を中央稲本、ワンタッチコントロールして右足シュートは惜しくもゴールならず、しかし迫力の場面。
積極的にシュートを狙う姿勢が続くガンバ。稲本も前線にどんどん顔を出しだした。何度も決定機を作り出す。
今迄のガンバのように「弱気」な試合展開はしない。それがいい。わくわくさせくれる。
7分・二川のCKに飛び込む新井場のヘッド、決まった!と思ったがギリギリのところで楢崎がセーブ。新井場・稲本が実に効果的に動き出した。
12分・CK二川→ブーレがバックヘッドで流し→新井場のシュートはヒットせず。
しかし迫力がありかつ巧みな選手だ、新井場は。
サブの小島と松波がアップのスピードを上げ出す。こういった攻撃的な選手の投入はぜひにと思う。この時点、不調のブーレに代えて松波を・・とは私達の意見。
16分・二川→小島に交代
20分・山口と大森が接触。今は怪我人が出るのが怖い、どうか無事で・・と祈る。
22分・柳本のコントロール抜群のロングスローに小島がヘッドで合せるも、ゴールならず、惜しい!柳本・新井場のサイドからの飛び出しが多くなり何度もゴール前に迫る。
24分・柳本→小島→ブーレ吉原飛び込むも楢崎がクリア。
続けてグランパスの速攻にもDFラインがオフサイドをとる。宮本を中心に落ち着いたDF、調子を取り戻している。
25分・吉原→松波に交代
松波の投入で前線で起点になる選手ができた。
完全にガンバペースに転じている。
28分・柳本→稲本のシュートは惜しくもゴール右へ。
29分・稲本→左サイド山口、キープして新井場の上がりを待ち出す→中央稲本→ゴール前にふわりと浮かした稲本の絶妙のパス→走り込んだ新井場の強烈な右足ボレーはゴールポストを直撃、一瞬入ったか?そのこぼれた球に反応した小島、ヘッドをして身体ごとゴールの中に「今日は大漁状態」で突っ込み倒れ込み・・小島ゴール、同点、追いついた!
ああああああああ、立ち上がって「やったあああ」と叫ぶ私たち。迷惑をかけては、とすぐ座ったが。
37分・ハーフライン付近でボールキープしていた稲本、ウリダに掴まれ倒されFKのチャンス。ゴールに結びつかずも攻め続ける勢い変化なし。
DFラインもかなり上がっており前半とは別チームのように修正されている。相手にシュートを打たせない。
40分・新井場のゴールはハンドの判定でノーゴール。一瞬踊り狂ってしまった。・・しかし新井場、恐ろしいくらい調子がいい。実力発揮というところか。
41分・ダンブリー、柳本が滝沢にふられて1対1の場面、宮本もスライディングをかけ都築も冷静にキャッチで守り切る。
続けてカウンター、柳本の早さは凄い。新井場・柳本の両サイドがとにかく上がる上がる。運動量が衰えない。
CK柳本→ファーサイドの新井場、ヘディングも惜しくもゴールならず!
44分・ウリダのファールで山口倒されFK。
稲本のFKは楢崎がキャッチ。
同点のまま90分間終了、延長に。
勝たせてくれ、お願い!と手を合わせる。
延長前半
2分・相手DFに対しても瞬く間に距離を詰めて「とったる」という姿勢を崩さない攻撃陣。
相手のパスを岩田の前で左サイドの山口がカット、そのままドリブルで持ち込み、中央のブーレに→ブーレ、フェイントをかけ相手DFを交わし1対1になったGKをさらに交わして右足でコントロールし左足で流し込むという技ありのブーレのシュート、ゴール、勝った!!
狂喜乱舞の私達、そしてピッチの上でも選手達が抱き合い飛びあがり…。
監督、スタッフも笑顔、笑顔。
幸せだ・・嬉しい・・「やった、ありがとう」と選手達に言いたい。
挨拶には控えの選手も加わって全員で喜びを表わしていた。
ブーレが表彰されたのに続き、新井場にMVPとして賞金が!満面の笑顔が弾ける。
不調だったブーレが最後を決めてくれた事で、次の試合に弾みがつくだろう。
全員が後半「勝つ」という意識を前面に出した素晴らしい内容だった。
そして一際輝いたのがやはり新井場。
かつて先制されたらあきらめムードのガンバはもう存在しない。前節のように「下を向く」選手は1人も存在しなかった。
誇れるチームになってくれた。
そのままバタバタと駅に、そこで発作的に「ういろう」を土産に買い込み(あとで家族に名古屋まで遠征した事を隠していたのがこれでばれる)、近鉄に乗り込み、難波に到着して法善寺付近(ローカルな話題)のイタメシ屋でH子、青6さんと3人で乾杯!至上の瞬間。
遠征したかいがあった・・さあ次はホームで鹿島とや!
第12節・対レイソル・2000年11月11日(土)・1−3
万博・14時キックオフ・観客13171人
GK・都築
DF・宮本、新井場、ダンブリー、柳本
MF・小島(後12・木場)、ビタウ、稲本(後40・二川)、木場
FW・ブーレ、吉原(後36・松波)
SAB・松代、片野坂
退場・ビタウ(前半34分)
今日から上位対決が続く。負けられない試合、いくら平常心でいようとしてもプレッシャーはかかって当然だろうなあ、と思う。しかし待てよ・・ガンバの「首位」は初めてではない。95、97年、その位置にいたことは確か。その時からチームの構成もずいぶん変わった。でも「ガンバがここにいるのが珍しい」「またどうせ・・」なんて思われたくない。
そのためにもぜひ勝ってほしい試合だった。
座席について、ふとナナメ後ろを見ると「吉原宏太」のノボリが!!おおっ・・後援会の皆さんが応援に・・。
報道の数も増えている。
カメラはガンバのゴールを狙う位置に・・。
またもや緊張してくる。
気温が下がってきた・・と・・ああっ、稲本は半袖だっっ!!なんて元気なんだ!!ああ・・残念ながらもう1人の半袖ユニ着用者、森下がいない・・。森下の様子が気がかりである。
そして・・
前半
レイソルとはどうも相性が悪い。かつてヴェルディに勝てなかった時代もあった。そこから抜け出さないと次は見えてこない。必ず負けるなんて誌合前から決まっていないんだ。
2分・山口→オーバーラップした新井場→吉原→ブーレのシュートはゴールならず。
8分・いきなりレフリーがプレーを止め、変なタイミングで山口に注意。
いやな予感・・ここはホームなのに、という考え方は矛盾しているのだが、どうもガンバのファールにはしつこく注意、相手のファールは見逃し・・に見えてまう。(これはかなり偏った思考と自覚しているのだが・・どうも最初から・・)
稲本はDFに徹している。
12分・明神のミドルは都築がセーブ、そこから速攻をかけて吉原が抜け出し、DFに倒されるもファールならず。
34分・ビタウ、明神のファールに反応してしまい相手の足を蹴った事からなんと一発レッド!・・確かにファールはいけないのだが・・イエローが妥当ではないのか?・・報復行為は禁止・・わかっているのだが。しかしビタウもやはりこういうプレーはやってはいけなかっただろう。
引き上げてくるビタウは泣いていた。
この時間帯に10人になること、それはレイソル相手にはっきり言ってきつい。
守れ、とにかく前半は守ってくれ・・と祈りながら見続ける。
後半
8分・砂川のゴールで先制される。
12分・小島→木場に交代、稲本が前線の位置でプレーする事に。
21分・ワンツーで前線に飛び出した稲本、新井場がシュートを打つが稲本に当たってこぼれる。その球に反応した稲本がペナルティエリア内で足を蹴られPKか?!と思った瞬間、新井場がその稲本の身体をまたいで、ボールを蹴り込みゴール!!やった、同点、追いついた!!
しかし、モットラムさん、あの稲本に対するファールは無視ですかいな(;_;)
ガンバが勢いを取り戻した時、レイソルは黄を投入・・あ゛――っ、出したらアカン、とH子と叫ぶ。ゴールの前の黄は大きく見えて不気味である。
34分・渡辺のゴールで勝ち越される。
36分・吉原→松波に交代。
38分・北島のゴールで追加点。こちらは「あ゛――っ」と叫び、選手の表情がひきつっているのがはっきりと目に見えた。そんな顔していてはイカン、わたし達も「だめだ」と決めたらアカン!
40分・足がつった様子の稲本(のちにアイシング)に代えて二川ほ投入。
今さらながらだが、二川を先発させるわけにはいかなかったのか?
ゲームを組み立てる能力にすぐれ、効果的な「美しい」パスを出せる二川を。
チームは切れてしまったのか。
中盤はほとんどレイソルに支配され、両サイドも守備に時間を割かれて上がっていけない。
それでも攻めの意識は顔を覗かせるも、ペースを取り戻せる事はなかった。
試合終了。
引き上げてくる選手達の虚ろな表情を見ながらも、まだ自力で優勝が勝ち取れる位置であることを確認、「がんぱれ!」と願う。
前に帰りのモノレールで長時間並んでタメイキが出たので、今日はパスにする。
一台目に乗れず待っていると「次の千中行きは30分後です」と、整理に来ていた車掌さん。
「うっそー(;_;)」の状態。
モノレールができたから、台数を減らしたそうだけど、そのモノレールの数が少なくて長蛇の列。
観客を増やしたてならこういうケアだって必要じゃないのかな・・。
せめてバスも15分に1本くらいあれば・・。
ぶつぶつ言ってしまうのも「やつあたり」か。
しかし帰りのバスの中、道を歩いている森下を発見!
バスの中の一部の皆さんと、「あ゛―――っ森下」と騒ぎつつ・・その日は終わった。
次は名古屋に遠征。
今日の事はもう忘れて思いきり応援するぞ!
第11節・対フロンターレ・2000年11月8日(水)・4−0
万博・19時4分キックオフ・観客7238人
GK・都築
DF・宮本、新井場、ダンブリー、柳本
MF・森下(後0・小島)、ビタウ、山口貴(後33・二川)、木場
FW・ブーレ、吉原(後33・松波)
SAB・松代、橋本
イエロー・新井場@
五輪、アジアカップでの中断を経て2ヵ月ぶりの試合。
前日までの暖かさから一転して寒くなり、コートにマフラー、手袋も準備という冬支度をして万博へ。
残り5試合、現在首位・・って、途中まで首位は1995、1997年と経験しているので、こちらの立場としても「このまま簡単にいける」といい気になんてなれないし(そう、私は1995年は首位に立ったとたんあまりの嬉しさに競技場で踊りまくって我に返って赤面した女)ここから先に控える試合がいかに厳しいものになるかも、想像できる。
できることは、ただ応援することだけ。
5試合続けてこちらも観戦、そんな11月がスタートした。
さて出場停止の稲本は弁当配り(^^;と言うこちらの度肝を抜くようなイベントからスタート。
私は青の6号さん、東京から遠征にいらしたMTさんと外の喫茶店で「心臓ばくばく興奮状態」を押えた。会話が途切れてシーンとする時間ができるほど緊張していた。しかし食うものは食っていたが。そしていざ競技場へ。
指定席につくと前に人が立っていて見えない。席についたらのいてくれるかと思って黙っていたら、知らん顔・・って仕方なく「見えません」と言ったらあやまりもせず去って行く。・・小さな子供じゃないんだから、最低限のマナーは守りましょう。
しばらくすると本日登録をされていない選手達が後方の座席についた。「ぴあ」の企画だ。以前の「ぴあ」の企画の時は、選手が実際にサポーターの隣に来て応援していたのだが、今のガンバではもう無理だろう。けっこう、ほのぼの時代を回顧するとそれも楽しかったと、どうしても思ってしまうのはワガママなんだろう。
選手入場に続き、五輪代表選手に花束が贈呈される。スーツの上にグランドコートをはおった稲本もそこで花を受け取り笑顔。
それにしても冷える・・冷える・・冷えるが森下は半袖だ!!さすが森下!
キックオフ
隣でH子が「あげたこ焼き」をたいらげたあと、「いなり寿司」を食っているのを横目に応援開始。
前半
今日はできれば3点先制してほしいと青の6号さんと前日から言っていた。1、2点ではなく、3点。
しかしそう簡単にいくのか・・??しかし言うだけ言う。とってくれ。
木場は積極的にプレッシャーをかけて中盤で攻撃の選手の動きを封じている。こうやって相手のチャンスの芽を潰すのは前から巧い選手だ。
5分・山口のサイドチェンジ→森下のクロス→ブーレのヘッドは惜しくもバーに。
続けて柳本→森下→柳本のクロス→ブーレのヘディング。柳本のスピードが完全復帰、頼もしい!
フロンターレは自陣に集まり、攻めの人数が少ない固めの状態。
8分・吉原へのファールでFK。「昨日一番うまくFKを決めたのは居残り練習をしていた早野監督だった。そうだ、監督蹴ってくれ」と意味不明の事を呟く私達。ビタウのキックは壁にあたりCK。森下→ダンブリーと繋ぎブーレのシュートは惜しくもゴールならず。
14分・クリアに出た都築に塩川が接触してファール、塩川にイエロー。・・なんかこのあたりから、荒いファールが襲ってくるという予感。
15分・ビタウ→左の新井場→山口のクロス→吉原のシュートのこぼれ球をビタウがシュート、待望の先制ゴール!
32分・肩を接触させ相手を倒してしまった新井場にイエロー。
しかし今日のビタウはよく動く。マークについて危ない時には森下が加わり守備の手助けを素早くしている。森下と木場の守備への貢献がよりビタウを動きやすくさせているのだが、それにしてもファーストと比べて倍増している運動量に驚く。
34分・新井場が2人を交わしてトップスピードのドリブル突破、結果的に脚へのファールを受け倒される。場内大ブーイング、青の6号さん隣で怒り爆発、気持ちがわかる。脚に直接いきプレーはやめてほしい。西沢にイエロー。
新井場は転げまわって、すねあてを自分で外して投げ捨てた。
代わりのすねあてを持って、通訳さんが必死で走る。しばらくその走る姿に見とれてしまう。
38分・吉原のドリブル突破がファールで止められFK。新井場が直接狙うもゴールならず。
前半終了。
これもファールで倒れた森下が、胸の下あたりを押えてつらそうに引き上げてきた。(そのためか二川と小島が早目のアップをはじめていた)。
ハーフタイム
いきなり画面に稲本の顔。
そう、なんとDJ。髪を切って、さらに顔は元気そのもので「つやつや」とてかっている。「なんかまた一回り身体大きなってない?」と回りで声が。稲本は照れくさそうに下向き加減で話を始める。DJの男性の顔がでかいから、稲本の顔が小さく見える。・・って何見て受けているんだ。
話はアジアカップの事に。さらに「今日は勝ってもらわな」のコメント。
次節の爆発が楽しみな元気そのものの姿。
後半
選手交代は森下→小島。小島はそのまま森下の位置へ。
1分・ビタウ→左に上がった新井場、胸トラップしたボールを相手DFがクリアミス、見逃さず足元でボールコントロールから右足シュート!新井場ゴールで2点目!
3分・山口→中央小島、ドリブルで持ち込みクロス→吉原飛び込むもクリアされ、続けてブーレのヘディングも惜しくもゴールならず。
宮本のDFも冷静、都築も落ち着いて安定したプレーを披露。
全体にガンバペース。
柳本のサイド突破も、まるでテープを早送りにしているような速さ。
と・・隣から「イナリ食べる?」とH子の声。同時に目の前にいなり寿司。腹が減っては戦はできん、という彼女の言い分である。
31分・山口の脚を西沢が蹴り上げ、相手は2枚目のイエローでレッド。
山口は痛がって起き上がれず、二川と交代することに。山口はそのままタンカに乗せられ顔を覆ったまま下がった。心配である。
33分・左サイドをドリブルで上がっていた小島、ダニエルに接触され切れる。止めに入る吉原と木場。相手のファールが多すぎて見ていても怖い。
交代・吉原→松波、山口→二川
二川の投入によりパスを通す形がより多彩に。見ていて試合が楽しめる。
37分・柳本→ビタウ→ブーレがバックに流し→走り込んだビタウのシュート!ゴール、3点目!
木場がしっかりとフォローをしている中盤において、ビタウは思いきりよく前線へと上がっていける。しかしよく決めた!
38分・ダニエルのファールで木場が顔を殴られて痛める。カンベンしてほしい、ファールで止めるのはもうやめてほしい。怪我をする事が残り4試合にどれほどマイナスか。
44分・新井場→ビタウ→中央に走り込んだ新井場が右足ダイレクトでシュート、ゴール、4点目。
よ、4点!どわーっ、4点。すごい!!
ロスタイムが4分。
48分・新井場を後方から突き倒したリカルジーニョにレッドカード。
試合終了。
インタビューは宮本、奢ることなく淡々と答える姿がいい。これから先に控える組み合わせを考えるとひきしまった気持ちになるのだろうが、それが頼もしい。
宮本「結果は快勝ですが内容的には全然全くしていない」
こういった姿勢がチームを強くするのだろう。
MVPはビタウ。ビタウに向かってダンプリーがペットボトルの水を飛ばし、「いかん、いかん、風邪ひくでえ」の声が回りから飛ぶ。
ともあれ首位キープ。
まだ「やったこれで優勝」という気持ちはこちらも持たず、1戦ずつ気をひきしめて応援しよう。