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あたりが薄暗くなって来て、中華街へ向かい最後の晩餐となった。食後、暗い道を迷いながらロック・ガーデンへ行った。店の前では観光客相手に"ロック・ガーデン"のロゴが入ったTシャツや帽子を売っていた。
階段を下るとテーブル席が少しあり、奥に小さなステージとフロァーがあった。ビール片手に、壁際の席へ座る。まだ演奏は始まっていないが、客はパラパラと入ってきている。
どう見ても、先日のブルーノートとは年齢層が上だ。また観光客らしい人も多かった。友人がお代わりのビールを買いに行って、一人で待っていると、隣の席で手にバージン・メガストアの袋を持った同年代らしいオヤジがビールを傾け"ニコッ"と笑って挨拶をした。田舎から、ロンドンの街へ出てきたのだろうか、
みやげ話にライブハウスに来た。そんな感じの人だった。何も話さなかった(話せなかった?)が、彼は、「お前もロック好きだろう?
俺もさ、10代の頃はバンド組んで......。」そんな話でも、したい様なステージを見つめる彼の横顔は遠く過ぎ去った過去を振り返るかの様だった。
やがて、バンドのメンバーが集まり、チューニングを始めた。客の入りもまぁまぁだった。やっと、一曲目、典型的ハードロックが始まった。しかし演奏は今一歩で、ぜんぜん決まっていない。でも本人達は結構楽しそうだった。
後で知ったがU2もここでこうやって巣立っていったのだそうだ。学園祭バンドの一組目が終わると、さっきのおじさんはビールを飲み干し帰っていった。期待はずれで、残念そうな後ろ姿だった。
次のバンドは、少しましだった。でもまだまだ道は遠いいぞ(^^;)。
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