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1/10 GP TOURING

2001年  8/12〜 9/2    TARGET−V GP参戦日記

2001年 10/17〜12/7    TARGET−V GP参戦日記
                    &2001年シーズン総括  

2001年 12/16〜12/24   新ジャンル挑戦編

2001
8/12
注:TARGET−GP第1戦〜3戦までの日記は御座いません。

 「TARGETシリーズ第4戦」に向けて、NEWエンジンを投入。ショートストロークのノバロッシ
RS−12ターボだぁ! 黙々と慣らしをし燃料を4リットル以上消費するが渋さが取れる様子が無い。
フライホイルを手で回してみるが「ぐおぎごぎごぎ」っていうカンジ。ヘッドを外して見てみると
ピストンがスリーブのかなり下の方から引っかかる。「もっと地道に走り込め」とスリーブが
語りかけているようなので、すごすごとヘッドを取り付け、さらに走り込む。しか〜し!いつまで走っても
いっこうに渋さが取れない。自分の後ろからガンガン皆がせまってくるので恐ろしい。
「ええ〜い、こうなったら奥の手だぁぁ!!」とTARGET常連さんのエフテンマン氏に
スリーブのポリッシュをお願いする。報酬は缶コーヒー1本。リューターとバフを使いスリーブの
内側をピカピカにしてもらう。さらに、「こうなったらトコトンやってやるぜぇ〜」とばかりに
「TRAGETで1番速いエンジンを持つ男」の異名を持つ(今考えた)同じく常連さんのMぴょん氏に
色々加工してもらう事にした。新品エンジンをいきなりイジるのも何だが背に腹は代えられない。
どんなエンジンに仕上るか楽しみ。

エンジン以外の走りの部分では、なぜか右コーナーだけ巻く。
自称「TARGETで1番アライメントをきっちり合わせている男(笑)」としては、アライメントに狂いはない。
となるとタイヤか?この日の路面温度は約50度。使用タイヤはSOREX40R。
タイヤの剥がれやホイールの変形、 インナーの片寄り等チェックしてみるが異常は見当らない。
一応念の為、他の40Rに履き替えてみるが相変わらず右コーナーだけ巻き気味・・・。
特にタイヤがタレてくると顕著に現れる。「ん〜どうしたもんか?」と車をよ〜く観察してみると
左リヤダンパーだけ動きが渋い。「これだぁぁぁ〜!!」とまるで埋蔵金でも発見したかのように喜ぶ。
以前ダンパー内のOリングを交換して車の動きが変わった事を思い出す。
ん〜やっぱりRCはシビアでんな〜と変に納得。
また、この日は以前私がRC屋だった頃のお客さんがわざわざ丹後から来てくれ、
久々に一緒に走る。「また一緒にやろうね〜」ということでこの日はおしまい。
8/13

 今日は先日お願いしたエンジンを取りに行く。ピストンの軽量化・スリーブのデビルマン(笑)加工
クランクシャフトポリッシュ等のチューンが施してある。ん〜どんな具合か楽しみ〜
早く火を入れたい気持ちをぐっと抑え帰宅する。

8/14
 今日はサーキットも盆休み。この機会を利用しマシンのオーバーホールをする。
先日、走行した時ダンパーの動きが渋かったのを思いだし4本ともダンパーをバラす。
渋い原因はOリングだと思っていたがOリングの部分に異常はなし。
よく調べるとピストンとダンパー内径が微妙に違い、ユルユルのも有ればキツイのもある。
左リヤに使用していた渋かったダンパーはもちろんキツイ。どうしようかと考えている目の前に
「ピカール」が・・・。「ピカール」でダンパー内部を磨き倒す。ん〜ピカピカ!
ピストンを合わせてみるといいカンジになってきた。なんとか4本が同じになるように調整する
8/15
 お盆休みも今日で終わり。レースまで後10日程になる。
そこで、レース用ボディを新調することにした。やはりボディがキッチリしてないと
走りの方も「シャキッ」としない。 塗装の方は私がいつもお世話になっているO氏に依頼した。
いつも斬新なカラーリングのボディを仕上げてくれるので今回も楽しみだ。
ちなみに、マツダファンの私なので昔は何でも「チャージマツダカラー」 にしていたが、
最近はチャージマツダカラー用ステッカーの手持ちも無くなり、タミヤにも在庫が無いということで、
あの素晴らしいチャージカラーが再現できないと思うと非常に残念である。
ちなみに、マツダファンの私はルマンでマツダが優勝した時TVの前で・・・泣いた
・・・
8/19
 今日は先日「Mぴょん氏」にチューンしてもらった「ノバロッシRS−12」の慣らしを行った。
最初はニードル激甘で1リットルほど燃料を消費。 この時点で以前とは音質が変わっており
期待が持てる。徐々にニードルを 絞っていくとかなりパワーが出て来た。ヘッド温度は100度弱、
まだまだ 余裕がある。スローの方の調整もイイ感じになってきた。

朝9時から走り始め、すでに夕方4時。本当はもっと入念な調整を したいところだが、
レース前の練習は今日で最後なので「足回り」の方もやらねばならない。
ただ前回のレースで、ある程度のセッティングは出ているので今日は最終確認といったところか。
アライメントをしっかり合わせタイヤはSOREX40Rの新品を履きコースイン。 しかしスロットルON時に
マシンが跳ね安定感に欠ける。マシンをよ〜く観察 してみると、どうもリヤダンパーのスプリングと
オイルのマッチングが悪いようだ。この時点でスプリングは京商ゴールド、オイルはタミヤ600番を
使用している。そう言えば前回ダンパーの動きにひっかかりがあった為 ピストンの外周をヤスったのを
思い出した。となると同じ番手のオイルを使用していても、効きが若干柔らかくなるという事だ。
オイルを700番に 変え再びコースイン。気持ち、跳ねが収まるがまだ納得いくレベルではない。
この時点でのベストタイムは「18秒88」。前回のレースのポールタイムが 「18秒64」なので
まずまずだが5分走っての平均ラップが「19秒11」と ラップにかなりバラつきがある。
とにかく走り込もうと走行を続けているとマシンの跳ね方がますますひどくなってきた。
おまけにコーナー立ちあがりでマシンが左右に振られる。

もはやダンパーセット云々というレベルではない。 パワーON時に2〜3cm、路面のうねりとタイミングが
合うと5cm位フロントが跳ねる。こうなると跳ねるというよりウイリーだ。
「誰や〜!俺のマシンにハイドロを組んだのは〜!!」などと思い、もうヤケになって店内に居た皆にも
見てもらうと一同大爆笑!Mぴょん氏に至っては「これはRCの新しい競技や!」とのたまう。
「俺はRCの新たな分野を開拓したのか?」と一瞬思ったが冗談は言って られない。
ハイドロの原因は何かと探って見ると、Fデフのデフジョイントが極端に磨耗している事がわかった。
これが元でスムーズに駆動が かからず跳ねていたようだ。また磨耗具合も左右で違う為、
コーナー立ち上がりで駆動が均等にかからず直進性に悪影響を及ぼす結果となったようだ。
以前、TARGETの社長が同じように跳ねていた時 デフジョイントが原因だった事をすっかり忘れていた。
結局自分の整備不良なのだぁぁぁぁ!! 原因がすっきりわかったところで本日の練習は終了。
さ〜て来週はいよいよレースだ。

8/20  
 いよいよレースウイークに突入した。レースに備え今日から禁酒する。
まだまだ暑いのでビールをグイッといきたいところだが、RCレースも モータースポーツと考えると
ドライバーの健康管理も大切になってくる。 さて、先日O氏に依頼していたレース用ボディがあがって来た。
ここ3作ほどは白を基調としたカラーリングだったが、今回はピンクを基調とした派手なカラーに仕上っている。   
これなら視認性もかなり良さそうだ。リヤウイングの位置は他のボディとは若干変えて取り付けた。         
微妙に角度や翼端板の大きさを変えたボディを用意しておけば セッティングの幅が広がるというものだ。
さぁ後はステッカーを貼って完成。かっこいいボディに仕上げてくれたO氏に感謝!
8/24
 いよいよレースまであと2日になった。今回のレースに向けていくつかの新兵器を投入したのだが、
そのうちの1つが「ファイブスター3mmシャーシ」 である。このシャーシの特徴はリヤバルク部を従来より
0.5mm低くマウント出来る事で、これによりリヤのロールセンターが低くなり リヤグリップが
上がるというものだ。そしてもう1つの大きな特徴は受信機用バッテリーの搭載法にある。
従来のVone−Rは俵型のバッテリーを燃料 タンクの後方にマウントするのだが、ファイブスターの場合は
バッテリーをバラセル状態にしタンクの後方に3本・タンクの左右に 1本ずつ、
シャーシに直にマウントするのである。これにより従来の マウント法より低重心になるというメリットがある。
実は前回走行時にこのローマウントバッテリーで走行したのだが、 ラインに乗せやすく
なかなかの好印象だった。今回、実戦投入してこのシャーシのポテンシャルを探ってみたいと思う。

8/25
 さて、いよいよ明日はレースだ。各種バッテリーの充電はO・K、 装備類も忘れ物のないようチェックする。
準備万端で後は寝るだけだが 気になるのが明日の天気。天気予報では降水確率20/50%となっている。
最高気温は約30度。台風のあとなので「ピーカン」に晴れると予想して タイヤは全て「SOREX40R」を
用意したのだが、なんだか外しそう・・・。 とりあえず明日、気温・路面温度を測定して「40R」でダメなら
現地で タイヤを組む事にしよう。などと思いつつ今日はもう寝る。 明日への意気込み

 「最高で優勝、最低でも優勝!!!」
8/26
 今朝は5時半に起床。ガ〜ン!雨が降ってる・・・いやいや、サーキットに行けば雨は
降っていないかもしれないと思い、とりあえず家を出発。 現地に到着するが案の定、
誰もいない・・・そら、おらんわな6時半やもん。 雨はますます強くなる。仕方ないので車の中で横になる。
ウトウトしかけたところで車が大きく揺れた。「うわ〜地震か?!」と思い飛び起きたら
常連さんの「リッキーマサチン氏」がニタ〜と笑っていた。僕の車を一生懸命揺らしていたようだ。
リッキー氏やその弟J氏とRCをやると、面白いので最高だ。RCは1人で眉間に皺を寄せて
黙々とやるのもいいが やっぱり気の合う人達とワイワイやるのが楽しい。
結局、雨は強くなる一方でやむ気配なし。レースは9月2日に順延という事になった。
遊び用に雨降り専用マシンを製作しようと思いながら今日は帰宅。
9/2
 さて、いよいよ本日は第4戦である。サーキットに は早朝6時20分頃到着する。
受付けは8時30分からなのだが、いつもなるべく早く行くようにしている。やはりレース開始ギリギリに
行ってバタバタするよりも余裕を持ってサーキットに乗り込み、マシンのチェックをしていた方が
精神的にも落ち着く。 しかし、そんな私より早く来ていたのが常連さんの「Rチュウ氏」である。
究極の早起き、まさに老人の域に達しているようだ。マシンチェックをしたり朝食を取ったりして
時間を過ごす。ちなみに朝食には必ず「カツ=勝つ」の入った物を食すようにしている。
以前、EPツーリング全日本予選の時「カツ丼」を食べたら トップ通過したのでそれ以来の習慣である。
朝っぱらから「カツ」と思ってしまうが、Rチュウ氏なんか朝から「牛丼」を食ってるのでイイ勝負か?

そんな時間を過ごすうち、参加選手が到着し本日のレースの開始となった。
本日は予選(五分間のベストラップ)を4回行うということだ。私は1組目である。
さて、いよいよ予選開始。路面温度は約30度。タイヤは「SOREX36R」をチョイスする。
コースインしマシンの調子を探るがやはり朝一発目という事もあり、全体的にグリップ感が低いようだ。
なんとか走りきりタイムは 「18秒880」。この組でのトップタイムをマークしたものの前日のテスト走行での
ベストが「18秒5」前後だったので不満が残る。2組目の予選開始。いきなりMぴょん選手が
「18秒490」という私よりコンマ4秒も速いタイムを 叩き出す。
さすが「TARGETで1番速いエンジンを持つ男」である。過去3戦Mぴょん選手の2勝、私の1勝と2人で
優勝を分け合っているライバルでもある。彼は私がRC屋だった頃のお客さんで、彼の速さは私が1番
よく知っている。今回も1番気になるのがMぴょん氏の走りである。
かなりプレッシャーを感じながら私の2回目の予選がスタート。路面は良くなってきているようだが、
いかんせん私の運転が全くリズムに乗れていない。コーナリングがかなりギコちない。
タイムは「18秒620」と先ほどより短縮したがMぴょん氏のタイムには遠く及ばない。そしてMぴょん氏の2回目、
なんと「18秒310」と いうスーパーラップを叩き出した。私も何とかタイムアップを狙いたいところ。
路面温度を測ると約35度。タイヤを「40R」に変更する。前日のテスト走行時この路面温度には36Rより
40Rの方が良いタイムが出たからだ。タイムアップを狙い懸命に走るが結局タイム更新ならず。
そればかりか3回目の予選が終了した時点で私の順位は4番手・・・。本格的に落ち込む・・・。
そしていよいよ4回目の予選、まさに崖っぷちである。マシンの動きにコレと言った不満がない為、
余計アセる。タイヤを再度36Rに履き替えコースイン。 新品タイヤの為、多少先程より動きにキレがある。
タイムを「18秒470」と なんとか更新する。結局最終予選順位は3番手となった。

午後からは決勝レース。Aメインは20分間の周回レースを2回行い、良いタイムの方を自分の記録とする。
私のエンジンは全開で8分弱走るので7分のタイミングでピットインし、2回給油作戦を取る事にした。
決勝を前にしマシン各部の点検をする。 タイヤは20分という事で後半の「タレ」を考え40Rをチョイスした。
そして、いよいよAメインの決勝。各車グリッドにつきスタートを待つ。 グリーンシグナルで各車一斉にスタート!
私はロケットスタートを決め一気に先頭に!まさに「ベン・ジョンソン」なみの好スタートだ。
決勝レースでは第1コーナーでの混乱を避ける為最初の1周だけ外周を走ることになっている。
実は昼休みにスタートの練習のみ、黙々とやっていたのだ。 後ろにライバル達を従え周回をこなして行く。
5分、6分とトップを死守するが 案の定、Mぴょん氏が後ろに迫ってくる。しかし私もコーナーでインを
刺されるようなラインの乱れは出さない。テール・トゥ・ノーズのまま周回をこなしていくが
遂にMぴょん氏にストレートで並ばれ、そして抜き去られた! Mぴょん氏のエンジンは上が回っている為、
ストレート後半が異様に伸びるのだ。 その後、必死に追いかけるが結局2度とトップに立つことなく20分の
コールを 聞いた。決勝第1ヒートは2位という結果になった。
しかし・・・コーナリングをミスして抜かれるならわかるが、ストレートで抜かれるとは・・・。
ショックを通り越してなぜか爽快だ。 ニードルを絞りたいところだが、現在ヘッド温度は約120度。
これ以上は オーバーヒートしてしまう。マシンも快調なので打つ手なしで決勝2ラウンド目を 迎える。

2ラウンド目も先程と同じくロケットスタートが決まり一気にトップに立 つ。 しかしまたもや、背後には
Mぴょん氏が張り付く。いくら真後ろに迫られているとは いえ、抜かれなければ私の勝ちだ。
こうなったら我慢比べ。気を抜いた方の負けになる。1ラウンド目と同じくインを死守し前に行かせない。
しかし・・・!! まさにビデオのリプレイを観ているかのごとく、またもやストレートで刺された・・ ・。
こう書いていると、コレを御覧になっている方が「ARA!のエンジンはなんと遅いのか!」と
思われるだろうが、そうではなくMぴょん氏のエンジンが異様に速いのだ!
レースは1ラウンド目と同じ展開で進んでいきタイムアップ。このラウンドも私は2位だった。

結局最終結果は、優勝 Mぴょん選手 2位 ARA! 3位 I 選手 ということになった。
マシンのセットはそこそこ出ていたのだが、まさかエンジン競争になるとは・・・。
次回レースまでに、なんとかパワー系を見直さなければ・・・。
う〜ん資金が・・・などと思いながらサーキットを後にした。 次回レース は9月30日。
マシン(パワー系)の再セットと腕を一から鍛えなければ ならないようだ。

                          
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