本学会の使命の一つは、用いる精油が人体にとって何故よいのかということを、基礎および臨床研究を通じて明らかにしていくことにあると思います。さらに、精油における副作用についても十分に精査し、議論を深めていく必要があると考えています。従来の学会活動では、精油の良い面のみに注目して研究活動を行なってきた傾向があるように凪われますが、その反面、精油の副作用についての議論は少なかったように凪われます。精油を使う立場に立った場合に、それらのメリットとディメリットについては十分把握しておくことが必要だと思います。そのためには、学会員一人一人が専門的な知識と経験に基づいて討議してお互いの知識を共有し、より高いレベルの研究や臨床応用を目指して努力していく必要があると考えています。 ところで、これからの3年間における努力目標として、アロマセラピー学会の学会活動をより活発にし、また学会誌のレベルを今まで以上に向上させる必要があります。さらに、地方部会の支部活動をより以上活発にし、精油制度委員会あるいは認定制度委員会などをはじめとする各種委員会の活動をより活発なものとしていきたいと考えています。また精油に関する貴重な情報は、本学会内でのみ保持するだけではなく、マスコミなどを通じてより広く一般社会にも広げていく必要があると考えています。本学会会員の皆さんには、学会活動の情報をともに共有し、より高い目標をもってアロマセラピーの実践をしていただきたいと思っています。そのためには、過去10年間にわたる本学会での研究発表や学会誌に発表された貴重なデータを元にして、学会独自のデータベース化をはかっていきたいと考えています。さらに精油のいろいろな作用についての現場の皆さんからの情報を集め、それらを踏まえて学会独自のガイドラインづくりを一年間かけて行なって行く予定でおります。会員の皆様においてはこのアロマセラピーのガイドライン作りに是非ともご協力を願いしたいと存じます。 最後に、本学会理事長として、より多くの学会会員皆様の声を犬切にし、円滑な学会運営を行なっていきたいと考えております。どうか皆様の暖かいご支援ならびにご協力のほど宜しくお願い申し上げます。 略 歴: 塩田 清二(医学博士) shioda@med.showa-u.ac.jp 昭和大学大学医学部第一解剖学教室主任教授(平成11年〜)、昭和大学大学院医学研究科細胞構造分野教授(平成11年〜)、昭和大学ハイテクリサーチセンター研究員(平成11年〜)、昭和大学富士吉田教育部兼任教授(平成18年〜)、米国チュレーン大学医学部客員教授(平成13年〜) 昭和49年 早稲田大学教育学部生物学研究科卒業、昭和51年 新潟大学理学研究科修士課程修了、昭和51年 昭和大学医学部第一解剖学教室助手、昭和58年 医学博士(昭和大学)、昭和58年 昭和大学医学部第一解剖学教室専任講師、平成9年 同助教授、平成11年 同主任教授(現在に至る)、平成13年 米国チューレン大学医学部教授(兼任)、平成18年 昭和大学富士吉田教育部教授(兼任) ■学会活動:(国内) 日本アロマセラピー学会理事、理事長(平成19年〜) 日本糖尿病・肥満動物学会理事(平成19年〜) 日本解剖学会評議員、日本組織細胞化学会評議員、日本肥満学会評議員 日本比較内分泌学会幹事、日本下垂体研究会幹事、GPCR研究会世話人、事務局長 ■学会活動: (国際) VIP/PACAP 国際学会理事 Regulatory Peptides 国際学会理事 ■雑誌編集: 日本アロマセラピー学会誌編集委員、編集委員長 (2003-2006) "PEPTIDES" Editorial Advisory Board (2004-) "CURRENT PHARMACEUTICAL DESIGN" Editorial Advisory Board (2002-) "THE OPEN MEDICAL CHEMISTRY JOUNAL" Editorial Board (2007-) 主な研究歴 1999年4月ム現在 昭和大学医学部第1解剖学・教授 昭和大学ハイテクリサーチセンター研究員 ■現在研究室で行なっている主な研究 1)虚血性神経細胞死の機構解明と細胞死防御法の研究 2)GPCRリガンドの機能形態学的研究 3)神経細胞および下垂体前葉細胞の個体発生と分化制御機構と再生医学の研究 4)生活習慣病(メタボリックシンドロームに関わる)とくに摂食調節の機構解明と予防・治療法の開発 ■今までに行なって来た研究の履歴 2002年11月ー2004年9月 科学技術振興機構・研究成果最適移転事業(岡田代表)・研究サブリーダー 2002年4月ー2004年3月 厚生労働科学研究補助金・ヒトゲノム再生医療等研究事業・研究領域「新規腸管増殖・再生因子のクローニングに関する研究」(岩倉代表)研究分担者 2000年10月−2002年10月 科学技術振興事業団・戦略的基礎研究推進事業(CREST)・研究領域「生体防御のメカニズム」(岡田代表)研究分担者 1997年4月ー1999年3月 昭和大学医学部第1解剖学・助教授: PACAPの神経細胞死抑制機構の研究 1993年7月ー1994年12月 米国チューレン大学・日米生物医学研究所・visiting associate professor: PACAPの脳と精巣における形態学的研究 1983年10月ー1997年3月 昭和大学医学部第1解剖学・講師: 視床下部ホルモン産生ニューロンの機能形態学的研究 1976年4月ー1983年9月 昭和大学医学部第1解剖学教室・助手:脳脊髄液接触ニューロンの形態学的研究 |
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| 理事長挨拶:塩田清二|副理事長挨拶:山崎潤|副理事長挨拶:小山めぐみ| Japanese Society of Aromatherapy | |||||||