「モンマルトル

エッチング

525*350mm  1932年

流行の服でケバケバしく着飾って、シャンゼリゼやヴァンドーム広場を闊歩したであろう「ガルソンヌ」と、パリの古びた裏町との新旧のコントラストが面白い作品です。

イカールは、20年代には、エロティックな裸婦や小粋なパリジェンヌなどを描いていましたが、30年に入るとゆったりと落ち着いて、くつろいだ感じの成熟した女性を描き始めます。

この作品には、20年と30年の境にあるためか、どことなく両方の特徴が感じられて興味深いですね。