J.H.Boel







「山間の湖」
20.5*40.8mm
油彩画




この作品は、某大手公開オークションで最近入手しました。
左下の作家サインの横に1916と書いてありますから、多分製作年度だろうと思います。
この当時、第一次世界大戦の舞台となったヨーロッパでは、ダダやシュルレアリスムが産声を上げ、新しい潮流の中で翻弄されるアーティストの姿が想像されますが、この絵の作者もその様な一人だったと思います。
夕日に染まる山間の湖という構図の取り方とかタッチなどの作風は19世紀の典型的なスタイルです。
刺激的で挑戦的な現代の絵画と一線を画す長閑で静かな風景画ですが、見ているだけで深い安らぎを感じることが出来るのです。