アートについて 其の一

これは、あくまで私見であることをおことわりしておきます。

私のホームページに、バルビゾン派を中心にした、美術館から流出した作品を掲載していますが、これらの作品とか印象派の優れた作品は、ごく自然にさりげなく、見る人のレベルに応じて、その人の感性の限界まで引き出してくれる懐の広さを感じます。

ところで、現代美術って、なんであんなに難解で、見る人を選ぶのでしょう?

当然のことながら、現代美術を取り巻く問題は、作家さんだけのことではありません。

少しでも理解したい、近づきたいと思い、評論家と称する人たちの論評を読むと、解説は更に抽象的で、しかも、これが分からなければ、インテリー失格、頭悪いと言わんばかりの傲慢さです。

思わず、「それでも日本人か!学校教育をやり直せ!」と叫びたくなるほどの難解さ、言葉を弄んでいるとしか思えません。

ほとんど、作家さんや評論家さんの自己陶酔の極致でしょう。

具象画が抽象画に勝っているわけではないでしょうが、あまりの痛々しさに、思わず目を背けたくなる作品であっても、それがすぐにわかる形で己をさらけ出し、世間に評価を問おうとするだけ、潔いと思いませんか?

一方、、最近のインテリア・アートには、単に心地良いだけで、直ぐに飽きが来ますし、何の感動も刺激も感じないのは残念です。

いずれ、インテリア・アートの問題点について、私自身が感じていることも書きたいと思っています。

この様なインテリア・アートに比べれば、わけがわからなくても、心理的に緊張、不安、などのさざなみを感じさせてくれる現代美術の方が、はるかにましなのかもしれませんね?

2000 1/10