左脳のとまどい ・ 右脳の目覚め



pencil.gif (136 バイト)左脳のとまどい

ワークショップも、初日の午後や二日目になると、頭痛を訴えたり、眠くなってくる受講生が出てきます。この原因の一つが、「左脳のとまどい」です。これは丁度、普段は忙しく働いてばかりいる人が、急に長い休みを取らされてとまどっている状況だと考えて下さい。



日常の社会生活では、ある決められた時間や予算の中で効率良く成果をあげるために左脳がフルに活躍しているのですが、このワークショップでは、「上下逆さまにして描く」方法や、「ネガティブ・スペース」を描く方法を用いて右脳状態への切りかえを行います。

こうした強制的な切替えに対し、「左脳のとまどい」が起きます。

特に論理的に思考することが得意な人や、ビジネス社会で成功している方ほどこの傾向が強いようです。この場合の頭痛は、「左脳」が自分(=左脳)はどうなるのか、どうしたらいいのかわからず、居心地が悪く感じ、また心配していることから起きるといえます。

もしこうなったら、「左脳」に話しかけてみましょう。自分には決して「左脳」を捨てるつもりがないこと。「右脳状態」になるのは、このワークショップ期間中だけだから、安心していいこと。、今は、人と比べたり、ある時間の中でどれだけ出来たか・出来るかを常に考える「左脳活動」をしばらく お休みして、このワークショップの期間中、自分の「右脳」にまかせて、どうなるか見てみたいだけなのだからと......。


pencil.gif (136 バイト)右脳の目覚め

頭痛を訴えるもう一組のグループがいます。ワークショップの進行とともに、普段「左脳」の影にかくれている「右脳」が目覚め、本来の働きを開始しようとするのですが、それに対して 右脳自身がどまどう という現象です。

こうした人々の中には、本来は左利き(右脳優位)だったのに、それが悪いことだとされ、幼児期に強制的に右利きに替えられたという経験を持つ方が少なくありません。元来は右脳優位なのですが、そのため、両親や社会(学校)などから笑われたり、叱られたりして苦痛を伴いながら左脳への切り替えを強制されたため、再び右脳を使うことへの恐怖を感じるからです。

ご自分でこのスイッチング(左利きから右利きへの変換)を覚えている方もいますし、またこのワークショップに参加し、後で ご両親に尋ねて初めてそうだったと分かった方もいます。

もし自分がそうではないかという気がしたら、鉛筆を持つ手を替えて、絵を描いてみてください。リラックスして、自然に描けるのであれば、このワークショップでは右手で描こうと、左手で描こうと自由です。

元来左利き(右脳優位)だった人々が、音楽や美術により優れた才能を見せるというケースは決して少なくありません...。


May 1999

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