大判インクジェットプリント印刷物のトンボについて
トンボとは、シートを裁ち切り、裁ち落としをする際に目印として使用される印(マーク)を印刷物四隅に印刷する事を言います。
又、印刷物を貼り込む際の四隅の位置合わせの目安としても使用されています。
■印刷されたトンボのマークを使用して、印刷物を正確に指定された大きさにカット(裁ち切り、裁ち落とし)することが出来ます。
従って、トンボを加える事によって、印刷物がいわゆるフチナシ印刷と同等の仕上がりとなり、綺麗にフチまで印刷された状態に仕上げる事が出来ます。
※印刷物のデータ(ファイル)は印刷物仕上がりの大きさよりも、3mm前後、大きく編集する必要があります。(3mmの塗り足し)
詳しくは「トンボの作成例・製作方法」をご参照下さい。
■印刷されたトンボのマークを使用して、印刷物を対象物に正確に貼り込むことが出来ます。
トンボの作成例・製作方法(ベクター画像編)
「Adobe」と言う会社の「Illustrator(イラストレーター)」と言うドローソフト(グラフィックソフト)を使用して、実際にトンボがどのように製作されるのかをご紹介致します。
まず始めに完成したデータを用意します。
作例で使用しているデータの大きさは、縦100mm 横230mmです。
では実際にデータにトンボを加えて行きます。
@画像の全てを選択した状態にします。
■選択→全て■
A画像の全てが選択された状態で
■フィルタ→クリエイト→トリムマーク■
と言う順にクリックしていきます。
すると画像にトンボが加わります。
Bグラデーションのかかった四角の部分(縦100mm 横230mmの四角)のみを選択します。
(文字と黒い線とトンボは選択しません。)
Cグラデーションのかかった四角の部分(縦100mm 横230mmの四角)のみを選択した状態で
■オブジェクト→パス→パスのオフセット→オフセットの値を3mmに変更します。■
すると四角いグラデーションの画像部分のみが上下左右に各3mmずつ大きくなります。
D画像の黒いブロックの線を各々3mmずつ画像の端まで伸ばして行きます。
Eこれでデータ(画像)にトンボを加える事が出来ました。
※補足
左の写真に記載された黒い破線部分が、印刷物をカットする線です。
その破線より外側の3mm大きい部分が切り落とされます。(3mmの塗り足し部分)
又、インクジェットシートを貼り込む際には、貼り込む対象物より上下左右、共に各3mm大きい為、
多少の貼り込みのズレを、その3mm大きい状態で防ぐ事が出来ます。
右の写真は実際に印刷物をカットした後の状態のものです。
このようにトンボを加える事によって、印刷物がいわゆるフチナシ印刷と同等の仕上がりとなり、綺麗にフチまで印刷された状態に仕上げる事が出来ます。
トンボの作成例・製作方法(ビットマップ画像編)
写真などのデータ(BMP,JPEG,GIF,TIFF,PNG)にトンボを加える場合も、Illustrator(イラストレイター)と言うソフトを使用します。
作成方法は、上記で説明した工程と同様です。
しかし、写真のデータの場合は縦の長さと横の長さの比率を保持・維持したまま拡大(引き伸ばす)、又は縮小をしなければなりません。(縦横比が変わってしまう為)
従って印刷写真をカット(3mmの塗り足し部分)する為に上下左右、共に3mmずつ等しく大きく変形させる(引き伸ばす)事が出来ません。
そこで写真にトリミングという方法を使って写真を編集・加工する必要がございます。
トリミングをする為にAdobeという会社の「Photoshop(フォトショップ)」という写真加工・編集ソフトを使用します。
下記写真のように、アートブロックでは様々なトリミングを施す事が出来ます。
そしてそのトリミングされた位置に的確にトンボを印刷しカットする事が可能です。
写真の大判インクジェット印刷でも指定されたサイズに的確に印刷し、そしてカットする事が可能です。
※撮影されたままの状態のサンプル高解像度写真
※トリミング編集・加工例(赤い破線はカットする線です)
トンボやトリミングについての質問・お問い合わせ
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