対処法を教えてください。(40〜50歳 男性)
爪は皮膚の一部と考えられています。このため、ランニングなどで足底部に血豆ができるのと同様に、爪の下にも出血が溜まることがあり、これを爪下血腫(そうかけっしゅ)と言います。溜まった血の量が多くなると爪が浮き上がり、爪周囲の皮膚もぶよぶよに血豆状になります。 爪下血腫の治療ですが、急性期で痛みが非常に強い時には整形外科で爪に穴を開けてもらい、血腫を排出すれば痛みは軽くなります。痛みはそれほど強くなく、普通に歩行ができる状態の時には、患部を清潔に保っていれば血腫は自然に吸収されます。爪を除去する必要はありません。 ランニングによる爪下血腫は黒色の爪(黒爪)に変化し、1〜2ヶ月で黒爪は脱落します。再生した爪は凸凹に変形した爪ですが、数ヶ月で普通の爪になります。このような爪下血腫を繰り返しても必ず元通りの爪が再生するので心配ありません。 ランニングによる爪下血腫の予防法: @指先が当たらないようなランニングシューズを履く A指先のテーピング(キネシオテープが伸縮性・接着性の点でお勧め) Bレース前にワセリンをる レースで爪下血腫ができてしまった場合、患部が落ち着くまではレースペースでのランニングは控えた方が無難です。その間は体調を戻すためにもゆっくりランをするように心がけて下さい。(Dr.す) | ||
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