Q10:足関節の骨折に伴う靭帯損傷は、手術が必要?

質問
先日、柔道の技をかけられて右足首を骨折してしまいました。(br /> 検査の結果、足関節外果骨折と診断され、ワイヤーを入れる手術を受けました。手術を受ける前に主治医から靭帯損傷の疑いがあると言われたのですが、 手術後、主治医に聞くと、「手術の時には見ていない、処置していない」と言われました。
今後も柔道を続けることはできるのでしょうか?(20歳 学生 男性)
回答
足関節骨折に付随する靭帯損傷を手術するかどうかは、意見が分かれるところです。特殊なタイプを除き手術はしないというのが、多くの医師が選択する考え方だと思います。特殊なタイプとは、靭帯損傷の程度が高度である場合や損傷した靭帯が反転している場合などです。
足関節の靭帯損傷(足首の捻挫)に対しても、手術をするかしないかは意見が分かれますが、これも特殊なケースを除き手術はしないというのが、一般的だと思います。足関節の靭帯損傷に関しては、手術派は旗色が悪いようです。
この理由は、手術をした例としない例の最終的な治療成績に差がないことによります。それならば、手術は労力もお金もかかり、感染の危険も生じるので、しないほうがよいことになります。

では、あなたの場合はどうなのでしょうか。主治医が「靭帯損傷の疑いがある」と説明したとのことですが、靭帯の手術をしなかったのは、靭帯損傷の程度が手術を要するほどではないと主治医が判断したからだと考えます。骨折とともに治癒していくものと思われます。

足関節の骨折 (1)