Q22:肋骨骨折の治療期間

質問

家の中でつまづいて転び、テーブルの角に右胸をぶつけました。 翌日、整形外科を受診したところ右第8肋骨の骨折と診断され、 シップをしてベルトで胸を固定してもらい、痛み止めの内服をもらいました。 はじめはかなり痛かったのですが、だんだん楽になってきました。
けがをしてから3週間目にレントゲンを撮り、 担当の医師から「骨折はまだつながっていない。第9肋骨も折れている。1ヵ所も2ヵ所も、治療は同じだから、心配ない」 と説明されたのですが、どうも不安で納得がいきません。 別の医療機関に変えようとも思っていますが、いかがでしょうか。

(50歳代 男性)

回答
大人の肋骨骨折は、3週間経ってもX線上の骨癒合がみられないのが普通です。 仮骨(骨折をつなぐ骨)がX線上現れるのは、個人差や部位による違いがあり ますが、肋骨の場合は1ヵ月半くらいです。
また、肋骨は湾曲した骨であり、肺や気管支が重なって写るため、骨折がX線写真にうまく写らないこともあります。
けがのあと3週間経過していますので、おそらく痛みは、かなり少なくなったのではないでしょうか。肋骨骨折に対しハンド やベルト固定をする目的は、肋骨をおさえ痛みを少なくすることです。 痛みが楽になれば、はずしても構わないと思います。
通常の肋骨骨折であれば、これからどんどん良くなっていくはずです。あと1ヵ月前後で治療は終了します。
以上から、他の医療機関を受診するかどうかを判断してください。

肋骨(8)