こむら返り(ふくらはぎの痙攣

 運動しているときや寝ているときに、ふくらはぎの筋肉が急につって激痛が走ることがあります。これは肉離れとは異なり、ふくらはぎの筋肉の異常収縮(痙攣、けいれん)によるものです。
手足を動かすには、大脳からの信号が神経を通って手足の筋肉に伝わり、筋肉が収縮し動くようになっています。この信号の伝達に何らかの異常が生じ、信号がひとつの筋肉だけに伝わり続けることにより痙攣が起こります。
 原因は筋肉の疲労、発汗によるミネラルの喪失、寒冷、過度の緊張などが挙げられます。
 応急処置は膝を伸ばし足首を上にそらせるようにします。
 予防は保温に気をつけ、発汗に対する水分とミネラルの補給、普段の食事のバランス、体調を管理し過労や睡眠不足をなくすなどです。運動時の水分やミネラル補給のコツは、「早め、少なめ、マメ」です。つまり、のどが渇いたと感じる前に、1回の量は少なく、何回かに分けて飲むということです。
 処方薬の「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」という漢方薬が、非常に良く効きます。また、重曹やカリウムの内服も効果的です。
 こむら返りが頻回に起こったり、からだのほかのいろいろな筋肉に痙攣が起こる場合は筋肉や神経の病気、甲状腺疾患などの疑いがあります。(→「こむら返り」(Q&A)
                                 
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