疲労骨折は、そもそも解剖学的なウィークポイント、言い方をかえれば、負荷の集中する箇所に起こります。したがって多くの場合、それぞれの骨で発生する箇所がおおよそ決まっています。
疲労骨折は、繰り返される負荷によって、金属疲労が起こるように、骨にキズがつく状態です。
骨にキズがつくとキズを治そうとする機序が働き、X線写真にはキズがついてから2週間くらい経つと仮骨と呼ばれる骨折を修復する骨が認められるようになります。
脛骨疲労骨折の起こる箇所は、脛骨上1/3内側、下1/3内側、中央前方です。
上1/3と下1/3は「疾走型」と呼ばれ、数週間の局所の安静で治ります。
しかし、中央前方は「跳躍型」と呼ばれ安静期間が長くなり、場合によっては骨の癒合が得られず手術を要することがある難治性の疲労骨折です。
