歯周病って何だ?
歯周病とは歯周病菌によって引き起こされる歯ぐきの炎症、退縮をさします。

歯ぐきは歯を支えるあごの骨に対し、一定の厚さでくっついています。例えていえば、餃子の皮やまんじゅうの皮のようなものです。その幅は健康な人で約1〜2mmぐらいです。
歯のきわにはタートルネックの襟のように歯肉が歯を取り囲んでいます。
そこには指と爪のあいだの溝みたいなものがあります。これが健康なものであれば約1mm程度あり、専門的にはこれを歯肉溝(歯周ポケット)と呼んでいます。
歯周病になると歯肉溝は深さを増して歯周ポケットという病的状態になり、歯周病菌の住処になってしまいます。
なんでそうなるか?たとえていうと歯周ポケットに溜まったアカ(爪のアカのような)、それが病原性の高いバイ菌のエサになり、バイ菌の毒素で歯を支える歯ぐきと骨が壊されてしまうことに・・・。

歯周病になると、歯を支えるあごの骨が歯周病菌の毒素の影響によって破壊されてしまいます。
歯を支える骨が少なくなり、また炎症によって骨に膿が入り込むとぬかるみに足が取られるように歯がぐらついてきます。
こうなると歯周病はかなり進行した状態でとっても深刻です。早急に処置しないと、自らの噛む力が骨の破壊力となります。そのままでは歯を失ってしまうでしょう。
歯ぐきはバイ菌の毒素によって腫れていますので外見だけではまったくわからないときがあります。
治療の前にまず検査・・・・。【歯周病検査・歯周組織検査】
歯ぐきの検査をすることで歯周病がどの程度進行しているのかを知ることにより治療の必要性を判定します。
まずは歯ぐきの検査とともに歯とアゴの骨のレントゲン写真を撮影して歯を支える骨の破壊状況を確認します。
歯周病の検査では歯周プローブという測定用器具を使用し、川の水深を竹竿で測るようにして歯周ポケットの深さを測定します。このときに歯周病菌の活動性が高い場所は内側の歯ぐきがバイ菌の毒素で化膿していて、測定時のわずかな接触で出血してきます。
ハブラシで歯ぐきから血が出るのはこのようにバイ菌の毒素により歯ぐきが腫れている時ですので歯周病と思っていただいた方が良いでしょう。歯科医院への早めの受診が必要と思います。

