歯周病治療
治療前。
ねばねばした歯周病菌とウミがこびりついています。色を付けると染まってくる歯垢は歯周病菌の巣です。
歯ブラシがうまくいかないとどうしても口の中でばい菌の巣である歯垢が残ってしまいます。するとバイ菌が多く繁殖してしまい、口の中でさまざまなトラブルが発生します。
細菌の増殖は早いものでは30分に1回の分裂増殖を行います。
治療途中。
ねばねばが少し減りました。
浅野歯科医院では主に歯周病の治療とは、口の中に繁殖してしまった歯周病菌の数を減らすことです。
口の中の歯周病菌を減らすためには、家でおこなう歯みがきが上手になることも必要です。
浅野歯科医院では歯みがきの指導をおこなって歯周病と虫歯の進行をおさえようと努力しています。
浅野歯科医院での歯周病の治療とは歯周ポケットに住み着いた歯周病菌を退治すること。歯石を除去し歯周病菌を消毒・殺菌薬で処置します。歯周病菌は足の裏の水虫菌みたいに歯周ポケット中の歯肉に食い込むようにして寄生しているので、除菌には根気がいります。わたしの感想ですが庭の雑草の草むしりに似ています。すでに雑草の種子が蒔かれているので一回処置しても完全に制圧することはできず、時間をかけて綺麗にしていかなければなりません。
歯周病治療例
歯石はなぜハブラシで落とせないのか?
歯石の多くは唾液中のカルシウムを細菌が取り込み、細菌自身が石灰化したもの。珊瑚のようにカルシウム分と歯周病菌が固まりになって歯にくっついているのです。
もしあなたが歯石がつきやすいということならば、それは歯石を作る歯周病菌が口の中にいるということなのです。
早めに歯医者さんに行って歯石を取る相談をしてみてください。

これは歯石表面の電子顕微鏡写真。(『歯肉縁下のプラークコントロール』p.42)
蜂の巣のように穴が開いていますが、これらの穴の中に歯周病菌が入っているのです。
穴からはバイ菌がわかめや昆布みたいに生えていて、その間に動く歯周病菌が住んでいます。
この穴の中に歯周病菌がすんでいて歯ブラシをして取り除こうとしてもあとからあとからどんどん口の中で繁殖を続けます。
歯石は歯の表面にできた歯周病菌の要塞なので、早く取り除きましょう。
歯の表面にこびりついた歯石。バイ菌の種類によって、歯石がつきやすい人と歯石がつきにくい人が世の中にはいます。

右は歯石の表面に存在する細菌の群れ。球状の細菌とひも状の細菌が存在するのがわかる。大変興味深い写真。
写真でみれられる細菌は歯の表面にじっとしているものだが、歯周病菌といわれるものは実際には動きのある菌がほとんどです。
そのなかでもP.gingivalisという歯周病菌は体全体にトゲを持っていて、歯周ポケット中の歯ぐきの中に食い込んで生息していると考えられています。
そういう細菌は歯ぐきの細胞の死骸や膿、細菌の死骸などタンパク質成分をえさにしていて、口臭の原因にもなるといわれています。

