Cupboard2


 カップボードの上棚の製作に入ります。
板物の集成は下キャビネットの時に作っておいたので、上枠から作ります。角ノミ機でホゾ穴を掘り(写真左)、ルーターテーブルでホゾを切ります。(写真右)
本体の大体の木取りが終わりました。(写真下左)   
上枠は内側に溝を掘りシナベニヤを落して組みます。(写真右)これに、側板との接合のための蟻を伸ばしておいたレールの両端4ヶ所に刻みます。
2003年11月30日
次は今回の製作の中で1,2番の難関です。
"Top Crown Molding"の加工です。
私自身今回がはじめてです。まず図面から寸法を出し、テーブルソーに鋸の平面方向の延長線に対して、25度(任意)で
交わるように角度を付けてフェンスを付け、フェザーボードなどで、しっかり材をガイドして、円弧を刻みます。(写真左)この時、鋸歯はチップソーのチップ分づつ出していき、決して一発では通さないこと。大変危険です。鋸歯で刻んだR面はルータービットの加工面のように滑らかではないので、R面の型木を作ってシアソフトで研ぎあげます。
円弧の上下(取付時)にオボロ面をルーターで付けます。(写真右上) 次に、側板に裏板を落す溝と中棚を接合する溝を彫ります。裏板用の溝はルーターテーブルでフェンスに沿わせて掘り、中棚用の溝はプランジルーターの直線ガイドを作りクランプで固定して、5mm彫り込みます。(写真左)
2003年12月7日
上枠を接合する雌蟻をルーターと手鑿で彫り、側板下部のハメサネを加工して、準備完了!(写真右)
端ハメを最下部に施し、脚を付けます。(写真上右)いよいよ、棚板を組みつけます。棚板は大入れ、裏板を受ける巾木はビスケットで接合しました。(写真右)上枠は蟻落し、内側から造作ビスで補強します。
接着剤が乾くのを待って、フェイスフレームを取り付けます。下キャビネットの時は、ビスケットを使いましたが、今度はビス止めダボ埋めでいきます。(写真左下)
2003年12月13日
Top Crownの取付です。コーナーをスライドソーで留切りして(写真右)ビスケットで接合します。(写真左下)なんとか、隙間無く収まりました。
木工ボンドと造作ビスで本体にしっかりと取り付け(写真右)、裏框と中桟をビスで取り付け(右写真)シナベニヤ6mmを接着し、接着剤が乾くまで仮くぎで固定します。
本体部分が完成したので、塗装(リボス・カルテッド・ストーンパイン)しました。残すは、最大の難関、中桟入りガラス扉です。
2003年12月14日
    
ガラス入り扉で問題なのは、ガラスの重さに耐える強度と桟の太さのバランスです。また、十数ヶ所に及ぶ接合をホゾで行うには、相当の精度と忍耐を要します。そこで、今回(次回は無い!(^^ゞ)ミニスタイル&レールビットでガラス扉用の框加工を行いました。縦框用はスタイルビットをばらし、中ベアリングに厚0.5ワッシャーを重ね縁厚を稼ぎ、裏はストレートビットで欠き落します。
上、下框と横框はスタイルビットのスロットカッターをはずして加工後、3×3mmの溝を掘っておきます。レール加工はそれぞれのスタイルに合わせてベアリングをばらして合わせます。中格子の接合だけ、ホゾを切ります。(写真右)組み立ては中桟からボンドを付け組み付け上下框で挟んでクランピング。(写真下左)縦框を組んだら上下框部分だけビス止めし、ダボ栓でビスを隠します。扉が組み上がったら、塗装して乾燥します。
2003年12月23日
その間、ガラスを切出します。140mm×119mmで16枚、これが、結構たいへんでした。ガラス切りには熟練を要するのですね。相当量の板ガラスを駄目にしながらも、なんとか必要数だけカットする事が出来ました。ガラスは扉の裏から上下の溝に落としながら入れ、左右を押縁で押え小釘で止めます。
2003年12月24日
大きな画像 取っ手をつけ蝶番で扉を付け、塗装の駄目を直して、ついに完成!!構想から完成まで約半年。長かったー。これでなんとか、クリスマスプレゼントにまにあったかな?イヴは過ぎたけど。
2003年12月25日

カップボードの図面(JW-CAD)

カップボードの図面(PDF)

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