しかし、産業や生活に必要な照明というものは存在するわけで、何でもかんでもライトダウンすれば良いというわけではないところが、現代社会の難しいところです。特に最近は防犯・治安上、照明を増やさなければならない状況もあります。
必要な光は効率的に配置し、無駄な光を減らす工夫が必要です
これについては、環境省から「光害対策ガイドライン」というものが出されています。
そこで私は、手軽にその場で測定出来る方法として「SQM(スカイクオリティーメーター)」という計測機器を購入しました。この機器は国際光器で取り扱っており、その詳細はこちらにあります。
使い方は簡単で、夜空に向けてボタンを押すだけで光害の度合い(夜空の明るさ)が表示されます。
なお、この機器には測定範囲の違いで「SQM(80°の範囲)」と「SQM-L(20°の範囲)」という2種類がありますが、私はSQM-Lの方を購入しました。これは、自宅ベランダや視界の狭い観望値でも使用したいからです。
| 場所 | 日付 | 時間 | 方向・高度 | SQM測定値 | 備考 |
| 自宅ベランダ | 2009/10/27 | 0:32 | 南東・45° | 18.03 | 3等星がはっきり見える |
| ↑ | 2009/10/28 | 0:53 | ↑ | 17.65 | 3等星は見づらい |
| ↑ | 2009/11/8 | 22:05 | ↑ | 17.07 | 3等星は見えない |
| ↑ | 2009/11/14 | 23:17 | ↑ | 17.67 | 3等星・オリオン小三ツ星が見える |
| ↑ | 2009/11/15 | 0:30 | ↑ | 17.78 | ↑ |
| ↑ | ↑ | 2:00 | ↑ | 17.93 | ↑ |
| ↑ | ↑ | 4:00 | ↑ | 17.75 | ↑ |
| ↑ | 2009/11/19 | 21:37 | ↑ | 17.44 | 3等星・オリオン小三ツ星が見える |
| ↑ | ↑ | 22:49 | ↑ | 17.59 | ↑ |
| ↑ | ↑ | 23:40 | ↑ | 17.80 | ↑ |
| ↑ | 2009/11/20 | 0:44 | ↑ | 17.96 | 3.5等星が見える |
| ↑ | 2009/11/23 | 22:45 | ↑ | 17.65 | 3等星は見づらい |
| ↑ | 2009/11/24 | 0:10 | ↑ | 17.96 | 3等星がはっきり見える |
| ↑ | ↑ | 1:00 | ↑ | 18.04 | 3等星・オリオン小三ツ星が見える |
| ↑ | 2009/11/26 | 0:30 | ↑ | 17.99 | |
| ↑ | 2009/11/29 | 2:14 | ↑ | 18.09 | 月齢12が西低空 |
| ↑ | ↑ | 2:40 | ↑ | 18.12 | 月齢12が西低空 |
上の表はSQM購入後の約一ヶ月に測定した結果ですが、透明度の良い季節で、3等星が見える日が多くありました。測定値は17等級後半から18等級程度です。
