2005/1/28
その日、大阪かどこかで、私は普段あまり会えない人3人と落ち合うことになっています。
九州時代の友人、仕事関係者などいろいろ。ただし一人は、これを機会に初めて会う人ということになっていました。
私は3人と会う前に、大阪の梅田近辺を、落ち合う場所に向かっているのですが。
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皆さん、自分のみる夢の世界の中だけでは「当然のこと」となっているような、パラレルワールド的「現実」を一つか二つ、お持ちではないですか?
起きてしまうと忘れてしまうことが多いかも知れませんが。
つまり、夢の中だけでは、そこに行くとそういう場所があるのが「当然」で、「ああ、前にもここに来たな」という、繰り返し夢の中だけで行ける「場所」だとか?
起きてしまうと、たいていの場合、そういう「夢の中だけの行きつけの場所」があることすら忘れてしまうような。
私の場合、夢の世界では、当然のようにできることになっている「超能力」がひとつあります。
それは、心の中で念じさえすれば、普通に立ったままの姿勢でほんの1.2センチ浮上して、歩かなくとも移動できるという能力でして、子供の頃からの夢の中に何百回となく登場しています。
最高時速は新幹線並み。
でも周りの人にはそのことを奇異に思わない。
おかげで夢の中では誰にも気づかれないで他の人より楽して移動できること「密かに」楽しんでいました。
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……といっても、結果的には、それが夢の中の「常識」であることそのものに、私は今回はじめて、起きた後も覚え続けていたのですが。
夢が途中から「覚醒夢」、つまり「夢だと自覚しつつ夢を見ている状態」にうまくはまったものですから。
なぜ覚醒夢にはまったかというと、「でも周りの人には悟られない」という夢の中の「常識」が、今回はじめて破られたからです。
阪急三番街のあたりだったと思うんだけど、(夢の中では)いつものように、巧妙に人の間をすり抜けて、自転車並みのスピードで、1センチだけ浮上して空中移動していたんです
ね。
そしたら、若いあんちゃんたちの一団の中のひとり(黄色い縦縞のブレーカーを着ていた[爆])と、ほんの少しだけ肩がぶつかるわけです。
という凄みの聞いた声が、通り過ぎた後ろの方から聞こえる。
それ以上の何も悶着はないわけなんですけど、私は心の中で
「しまった、はじめてミスった!!
…….え?
人がこんなやり方で移動できなるなんて本来変じゃん。
……つまり、これは、夢の中ね」
と、はじめて「自覚した」わけです。
(ちなみに、これは後で連想したことなんですが、人とぶつかるといえば、正直に言って、体調がひどくなる頃から、へとへとの自分が前に進むことだけ考えているものだから、雑踏や電車に乗る時に、人とぶつかったり、悪気はないのに人を押しのけるみたいな形になって、後ろから「舌打ち」が聞こえてきたりとかが増えていた気がします)
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その後私は、「夢の中」と自覚したまま3人と落ち合い、大阪の中ノ島にあることになっている、ものすごい「大図書館」に一緒に向かいます。
国会図書館と同じように、すべての出版された本は一冊そこに献本することになっているらしい。
ただ国会図書館と違うのは、自由閲覧すべて可となっているので、古い本が天井まで、うずたかく並べられた、少し薄暗い書棚を自由に行き来できる。
中にはむちゃくちゃに古い少女マンガの単行本のコーナーまである。
私が漫画家の名前も知らない、恐らく人気もないままに忘れられていった、やたらと古めかしいステロタイプな絵柄(そう、ayuの、"Because of You"のPVに出てくるみたいな)、かなり黄ばんだ本が、そこだけぞんざいに、古本屋の店先の100円均一コーナーみたいに並べられている場所もありました。
「オリンピック○○選手物語」みたいな、いわゆる「企画もの」といわれる、作者の創造性とかと関係なしに「書かされた」であろうものもたくさん混じっていて、私は夢の中の図書館のその奇妙なラインナップを、夢と自覚したまま楽しんでいました。
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そのうちに、専門書のコーナーとかに向かうと、他の3人は、私が聞いていてついて行けない水準の話を始めるのです。
「わたし、この本、読んだ」
とか、
「その本についてはね....」
などと、ともかくその3人が、私が想像していたのをわるかに上回る読書量を誇ることに驚かされる。
そして劣等感を感じ、かつ、彼ら、彼女らを少し馬鹿にしていた自分を恥ずかしく思いました。
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彼らとどのように別れたのかは夢の中ではすっ飛んでいます。
ただ、私は再び、どこか他の土地に向かうために、今度は多少高度を上げて、数メートルくらいを、時速60キロくらいで移動しています。恐らく京都の山科から大津に向けての国道1号線。
しかし、今度は、すでに「覚醒夢」になっているから、以前ならわざわざ考えもしなかったような余計なことまで考えてしまう(爆)
「だいたいだよ、こんな猛スピードで、この高度で飛んでいたりしたら、よほど注意して飛んでいないと、電線や電柱や看板にぶつかると思うわけ。なのに気軽に飛べる気になっていた私もいい気なものだよ」
.......と、その瞬間、
私は、
一軒だけ通りから少し張り出して建てられたままだった、
古めかしい商店
(私の住む鎌倉とかには、こういう、区画整理に頑強に抵抗するような建て方で、道幅が突然細くなるのもお構いなしの建て方のままの家が時々あります)
の2階に激突する!!
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……という、まさに「トムとジェリー」並みの、喜劇の「定番」みたいな陳腐なまでの「お約束」オチで私の夢は終わるのでした。
決して「悪夢」ではなく、布団の中の目覚めた私はむしろニヤニヤしていました。
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さて、この夢について意識的に夢フォーカシングする気にはなりませんでした。
夢と気づいている「覚醒夢」ですから、そこに込められた含蓄は、夢を見ながらいろいろ腑に落ちていくという、半分「夢を見ながらの夢フォーカシング」ということすらある程度できた気もしましたし。
そこで私は布団に入ったまま、続けて、普通のフォーカシングにそのまま入るのですが、
この「私のフォーカシング」シリーズ、「第1幕」の感動的完結編
と言える部分については、「後編」として稿を改めて。
(日本フォーカシング協会、メーリングリスト"focusing-net"
5486の書き込み[2004/10/24]を、若干増補の上、転載)
私のフォーカシング 〜こういちろうのひとりフォーカシング日記〜 INDEX