次に、具体的に出来事とホロスコープの関係を見て特徴を探してみましょう。H.Nさんは1996年9月17日と2001年4月4日にスポーツの歴史に残る偉業を成し遂げています。その日のホロスコープやその他のチャートにどのような表示が出ていたか考察してみます。 出生図により強調された天体は水星( 出来事を解読する場合は、その時のトランジットと出生図の天体とのアスペクトを見るのが基本的な順序ですが、ここではちょっと順序を変えて、馴染みが少ないかもしれませんがハーフサムを先に見てみます。 まず1996年9月17日のハーフサムチャートです。
ハーフサムでも、出生図で解読の鍵になった水星( (補足:2007年6月7日追加) H.N.さんの経歴を調べると、実際にコンディションの調整を自分自身の判断で自由にできる条件を求めて何度も環境を変えているようです。 (H.N.さんは米大リーグの野球チームで日本人選手が活躍するきっかけになった野茂英雄投手です。現時点では伝記を詳しく調べていないので、ここに記されている内容はホロスコープとマスコミからの情報を元にしています。) ハーフサムチャートの中で赤枠で囲まれた部分に注目してください。この部分は出生ハーフサム軸で、その中の青枠で囲まれた部分は歴史に残る偉業(ノーヒットノーラン)達成当日の現地時刻での一度以内のオーブでの火星tまでのコンタクト天体を示しています。
(補足:2007年6月9日追加) 次に2001年4月4日のハーフサムチャートです。 どちらもノーヒットノーラン(球史に残る偉業)を達成した時点のものです。ここから二つのチャートのプログレスとトランジットによるコンタクトの共通点を、ハーフサムに於いて重要視されるポイント(太pMpと太t、水t〜木t、天t冥t)9個と出生図の特徴と合わせて探してみましょう。 度数の小さな順に示します。 M/A=木/土=金/A=水/A=火/海=天/A=1度目太( 土/冥=1度目木( 火/木=太/海=1度目冥( 海/冥=月/木=1度目M( 月/M=月/金=月/水=月/天=1度目( 1度目火( 木/A=1度目金( このようにオーブ1°でコンタクトを考慮するとプログレスとトランジットの重要ポイント9個中、8個までがどちらのチャートにも現われています。 (この条件では該当しなかった1度目の太t、2度目のMpも、それぞれのホロスコープでは非常に重要なアスペクトを形成する位置にあります。) (補足:2007年6月10日追加) 1度目のチャートで太tの位置は、出生図の分析で最も重要視された水 また2度目のMpは出生図の木星にオーブ1°で135°のアスペクトを形成しています。(これはマイナーアスペクトですが、彼のチャートでは現役のプロ野球選手としてこの時期以外でアスペクトが形成されることは有りません。占星学理論としての出生時刻は取り合えず正確なものと考えられます。) 以上のことをまとめれば、2度の偉業達成時のハーフサムに於いては、1度目の太t、2度目のMpを除くポイントで分析を評価すべきことになります。 (最初に述べた通り、順序を変えてハーフサムを先に紹介したので、このような説明になりましたが、通常は先にサイン、ハウス、アスペクトを検討します。) つまりハーフサムで検討すべき8個のポイント全てが、何らかの特徴としてチャート上に現われているということです。 筆者の調べた範囲ではハーフサムの効果が現われやすいチャートの条件があるので、このように全てのポイントに明確な表示が現われる例はそれほど多いわけではありませんが、この事例はハーフサムの有効性を良く示していると思います。 (補足:2007年8月25日追加) さらに付け加えれば、このホロスコープでは、冥王星
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