| | | |
 |
|
ホロスコープの見方と解読法(VI)
|
|
|
|
- ホロスコープ解読の実例 - ハーフサム(2)
成功法則
|
●1968年8月31日1時10分生まれの野茂投手の勝敗●
野茂投手の出生図の特徴は水星( n)は金星( n)、天王星( n)のグループがホロスコープ解読の鍵になることでした。
次にノーヒットノーランの試合の結果を参考にして、メジャーリーグでの登板記録から成功の法則を探ってみます。
試合開始(登板)時刻と球場が調査できた117試合の勝敗結果について、出生図に於けるハーフサム軸形成点として野茂投手のチャートの特徴である水星( n)・金星( n)・天王星( n)・冥王星( n)・MC( n)と、火星( n)・木星( n)・ASC( n)を取り上げ、トランジットは試合当日で位置の違いが現れる太陽( t)〜火星( t)までの5天体によるオーブ1度でのコンタクトを調査しました。
まず当日のべネフィック天体である太陽( t)〜金星( t)の4天体によるオーブ1度でのコンタクトが2個以上形成された場合と5個以上の場合の結果について示します。
次に上記の軸の中からマレフィック天体である火星( n)・天王星( n)・冥王星( n)のいずれか2個だけで形成されたマレフィック天体軸を除いた軸、及び上記マレフィック天体軸と当日の火星( t)のオーブ1度でのコンタクトについて調査したものを示します。
試合当日の太陽( t)〜金星( t)4天体のコンタクト
コンタクト2個以上
| 勝敗 | 件数 | 試合数 | %
| ○ | 37 | 42 | 88.1
| - | 34 | 42 | 81.0
| × | 25 | 33 | 75.8
|
| | | 表1-1
|
コンタクト5個以上
| 勝敗 | 件数 | 試合数 | %
| ○ | 23 | 42 | 54.8
| - | 21 | 42 | 50.0
| × | 16 | 33 | 48.5
|
| | | 表1-2
|
コンタクトの数を2個以上、あるいは5個以上としても、勝ち投手(○)の場合、勝敗が付かない(-)場合、負け投手(×)の場合それぞれで、コンタクトが形成されている割り合いが順に低くなっている。
|
マレフィック天体軸を除く試合当日の火星( t)のコンタクト
1個以上
| 勝敗 | 件数 | 試合数 | %
| ○ | 22 | 42 | 52.4
| - | 20 | 42 | 47.6
| × | 13 | 33 | 39.4
|
| | | 表1-3
|
マレフィック天体軸と試合当日の火星( t)のコンタクト
1個以上
| 勝敗 | 件数 | 試合数 | %
| ○ | 3 | 42 | 7.1
| - | 3 | 42 | 7.1
| × | 7 | 33 | 21.2
|
| | | 表1-4
|
火星( t)についてはマレフィック天体軸を除く場合、上記同様に勝ち投手(○)、勝敗付かず(-)、負け投手(×)の順にコンタクトの割合が低くなっている。
またそれに反して、マレフィック天体軸の場合は従来の説通り逆の傾向が有りそうである。
|
|
◆結論◆
上記の内容からは、ノーヒットノーランの2試合で示された分析結果を確認する事ができました。
野茂投手の出生図で重要と考えられるハーフサムに対する試合当日の太陽( t)〜火星( t)までの天体のコンタクトは、従来の説によって不利とされるマレフィック天体軸−この場合は火星( n)・天王星( n)冥王星( n)相互−と火星( t)とのコンタクトを除いて、勝敗結果に対して有利に働いていると考えられます。(記2007-9-21)
●完封勝利の場合
(記2007-9-22:追加)
調査範囲では完封11勝が有り、勝ち試合としてそのデータで調べると表1-1の条件では10件が当てはまります。その中には月( t)のコンタクトが7件あります。
また、表1-2の条件では9件、表1-3の条件では7件、表1-4の条件では0件で、何れの場合も単なる勝ち投手の場合よりも更に顕著に当日・時刻の天体配置に有利な傾向が現れています。
完封勝利の場合
| コンタクト内容 | 件数 | 試合数 | % | 大小 | 表1の%
| 太陽t〜金星t2個以上 | 10 | 11 | 90.9 | > | 88.1
| 太陽t〜金星t5個以上 | 9 | 11 | 81.8 | > | 54.8
| マレフィック天体軸除く火星t | 7 | 11 | 63.6 | > | 52.4
| マレフィック天体軸=火星t | 0 | 11 | 0.0 | < | 7.1
| | | | |
表2
◆結論◆
この結果は表1-1から表1-4で見出された勝利への成功法則を補強する内容になります。
●乱調敗戦の場合
(記2007-9-23:追加)
調査範囲では防御率8.0より悪い乱調による敗戦が10試合有り、敗け試合としてそのデータで調べると表1-1の条件では6件が当てはまります。
また、表1-2の条件では3件、表1-3の条件では3件、表1-4の条件では4件で、何れの場合も単なる敗け投手の場合よりも更に顕著に当日・時刻の天体配置に不利な傾向が現れています。
乱調敗戦の場合
| コンタクト内容 | 件数 | 試合数 | % | 大小 | 表1の%
| 太陽t〜金星t2個以上 | 6 | 10 | 60.0 | < | 75.8
| 太陽t〜金星t5個以上 | 3 | 10 | 30.0 | < | 48.5
| マレフィック天体軸除く火星t | 3 | 10 | 30.0 | < | 39.4
| マレフィック天体軸=火星t | 4 | 10 | 40.0 | > | 21.2
| | | | |
表3
◆結論◆
この結果は表1-1から表1-4及び表2で見出された勝利への成功法則を更に補強する内容になります。
つまり出生図におけるハーフサムに登板試合当日・時刻に於いて
- 重要な軸に太陽
t〜金星 tがコンタクトする。
- 重要な軸の中のマレフィック天体軸以外に火星
tがコンタクトする。
- 重要な軸の中のマレフィック天体軸に火星
tがコンタクトしない。
上記の条件が重なるほど好成績を収めています。
●その他の軸
(記2007-9-26:追加)
ハーフサムの利用については、テーマによって天体を選ぶことは行われていましたが、ホロスコープの個人差を基に重要天体を選び出す方法は一般的に行われていません。
しかし、筆者の調査・研究ではホロスコープに於ける重要天体を考慮して軸の絞込みを行って判断すべきであると思われます。
具体例として、野茂投手のデータ分析の結果をもとに説明します。
次に上記の解析で使用した重要とされるものを除いた天体等(太陽月土星海王星Ωの5点)にASCとMCを加えて形成される軸について、同様のトランジットでコンタクトを集計してみました。
試合当日の太陽( t)〜金星( t)4天体のコンタクト
コンタクト2個以上
| 勝敗 | 件数 | 合数 | %
| ○ | 42 | 42 | 100.0
| - | 39 | 42 | 92.9
| × | 33 | 33 | 100.0
|
| | | 表4-1
|
コンタクト5個以上
| 勝敗 | 件数 | 試合数 | %
| ○ | 16 | 42 | 38.1
| - | 9 | 42 | 21.4
| × | 10 | 33 | 30.3
|
| | | 表4-2
|
コンタクトの数を2個以上、あるいは5個以上としても、勝ち投手(○)の場合、勝敗が付かない(-)場合、負け投手(×)の場合のコンタクト形成を比較すると、勝敗が付いた時に多くなっている。
|
マレフィック天体軸を除く試合当日の火星( t)のコンタクト
1個以上
| 勝敗 | 件数 | 試合数 | %
| ○ | 27 | 42 | 54.8
| - | 31 | 42 | 69.0
| × | 19 | 33 | 54.5 |
| | | 表4-3
|
マレフィック天体軸と試合当日の火星( t)のコンタクト
1個以上
| 勝敗 | 件数 | 試合数 | %
| ○ | 4 | 42 | 9.5
| - | 2 | 42 | 4.8
| × | 1 | 33 | 3.0
|
| | | 表4-4
|
火星( t)についてはマレフィック天体軸を除く場合、上記表4-1、表4-2と逆に勝敗が付かない時に割合が大きくなっている。
またマレフィック天体軸の場合は従来の説と逆にコンタクトが少ないほど成績が悪くなっています。
|
|
●完封勝利の場合
表4-1の条件では11件、表4-2の条件では4件、表4-3の条件では3件で有利な傾向はうかがえないが、表4-4の条件では0件で、単なる勝ち投手の場合よりも有利な傾向が現れている。
完封勝利の場合
| コンタクト内容 | 件数 | 試合数 | % | 大小 | 表4の%
| 太陽t〜金星t2個以上 | 11 | 11 | 100.0 | = | 100.0
| 太陽t〜金星t5個以上 | 4 | 11 | 36.4 | < | 38.1
| マレフィック天体軸除く火星t | 3 | 11 | 27.3 | <
| 54.8
| マレフィック天体軸=火星t | 0 | 11 | 0.0 | < | 9.5
| | | | |
表5
●乱調敗戦の場合
防御率8.0より悪い乱調による敗戦についての調査では、表4-1の条件では10件、表4-2の条件では3件、表4-3の条件では2件で単なる負け投手の場合よりも不利な傾向はうかがえるが、表4-4の条件では0件で同数である。
乱調敗戦の場合
| コンタクト内容 | 件数 | 試合数 | % | 大小 | 表1の%
| 太陽t〜金星t2個以上 | 10 | 10 | 100.0 | = | 100.0
| 太陽t〜金星t5個以上 | 3 | 10 | 30.0 | < | 38.1
| マレフィック天体軸除く火星t | 2 | 20 | 10.0 | < | 54.5
| マレフィック天体軸=火星t | 0 | 10 | 0.0 | = | 0.0
| | | | |
表6
◆結論◆
データ数が少なく100%や0%の場合がいくつかの項目の比較に表れたこともあり、全体としての傾向に有利不利の判断はできなかった。
今回の調査では、重要天体の場合ほど一貫した傾向は認められないので、「重要天体以外で形成される軸では有利不利に対する大きな影響はない」ということを一応の結論とします。これはハーフサムについての、一般に流通している石川源晃氏による説に対する別の見解です。
しかしながら、全体を通した結論(個人ごとに重要な天体により形成される軸を選別する必要があること)を確かなものとする為には、他の選手についても調査を行い同様の結果が安定されて再現されることが必要であると思います。(2007年12月17日加筆修正)
|