本/著者別−ひ

★は1個から5個の間でテキトーにつけてあります。
出版社等は私の読んだ時点のものです。
最新更新日:2004年02月19日
の作家
著者
タイトル コメント
出版社・叢書
備考
東野圭吾 ひがしの・けいご
氷川竜介
『オタク学叢書VOL.1
 20年目のザンボット3』
★★★
太田出版
 
樋口有介 ひぐち・ゆうすけ
『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞の読者賞を受賞してデビュー。初期は青春路線で私も愛読していたが、中年探偵物に移行したり色々な実験を重ねたりするのでちょっと静観。しかし帯とかに「青春」と書いてあると、ついフラフラと買ってしまう。
『林檎の木の道』
中央公論社
 
『ともだち』 ★★★
中央公論新社
 
久居つばき ひさい・つばき
男。
『ノンフィクションと華麗な虚偽
 村上春樹の地下世界』

この人は、村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』(の2巻まで)の謎解き本が面白かったのですが、その時はただの趣味の学術派だと思っていました。ところが、主義主張のあるかただったんですね。その主義主張が私と合わない(というほど具体的には書いてないが)のはともかく、書き方というかもうズバリ文体が読みにくい。内容は、前半が雑誌「鳩よ!」に連載された村上春樹『アンダーグラウンド』(地下鉄サリン事件のドキュメント)の批判で、次にそれ以前に書いていたという村上春樹の嘘のつき方の講釈、最後にまとめとして「鳩よ!」連載後のあれこれ、という構成になっています。もう最初のアングラ批判から文章がクドイ。もともと連載なので後に引っ張る効果とかも考えているのでしょうが、思わせぶりが多すぎる。で、5回も連載しているわりに、いっていることは枝葉を取れば1回目にすべて語り尽くしている。その後の回もいろいろな工夫を凝らしているのだが、これが全部意味なし、ただ読みにくくさせているだけという無駄の固まりである。このレベルの内容なら、引用文を抜かせば400字詰め原稿用紙にして10枚もあればお釣りが来るくらいである。うざってえなあ。
マガジンハウス
 
ひし美ゆり子 ひしみ・ゆりこ
女優にして中華料理屋のおかみさん。「ウルトラセブン」で友里アンヌ隊員だった頃は菱見百合子。映画では、どうなんでしょう、必ず脱いでるのか?
「妹」 「不良番長 一網打尽」 「ポルノ時代劇 忘八武士道」
『セブン セブン セブン
わたしの恋人 ウルトラセブン』
★★
前に「ウルトラマン」のフジ隊員こと桜井浩子の本も読みましたが、その第二弾、アンヌ本です(当時は菱見百合子)。桜井さんのときはおとなしく表面を撫でただけという印象で全然物足りませんでしたが、今度はひし美さんの地が出てます。出まくりです。オバさんです。裏話も多いですが、気配りも欠けてます。自己主張も激しいです。ときどきバカ丸出しな感じです。愚痴もいってますし、自分の店(中華料理屋)の宣伝もしてます。でも、昔の写真はいい感じです。私はもともと世代的には珍しくひし美さんより桜井さんの方が好きだったので(いや、「セブン」の真っ赤な体が子供の私にはカッコ悪かったのだ。足も短いし。今の「ティガ」は胴の太さがいかんともしがたい。とにかくヒロインの好き嫌いというよりはヒーローの好き嫌いの方が大きいな)、イメージ崩れたとかはありませんが、さすがにそこらのオバさんの繰り言につき合わされると、ちょっとウンザリです。でもまだ現役で、来月は彼女の出演している映画も見ます。 ← 見なかった。
小学館
 
平井和正 ひらいかずまさ
1938年、神奈川県生まれ。1961年に「殺人地帯」がSFマガジン主催の空想科学小説コンテストで奨励賞を受賞し、作家としてデビュー。
「ウルフガイ」シリーズや「幻魔大戦」、古いところでは「8マン」の原作で有名。私は「死霊狩り(ゾンビーハンター)」とか「アダルトウルフガイ」の初期は好きだったが、彼が高橋佳子のとこの宗教にかぶれてからは読まなくなった(宗教かぶれを面白がれる段階を超えたのは「幻魔大戦」4巻くらいかな?)。今は特定の宗教に肩入れしてはいない模様。
「狼の紋章」 「幻魔大戦」
『超人騎士団リーパーズ』 ★★★★
どういうわけかハヤカワ文庫(永井豪)と角川文庫(生頼範義)の両方から出ていた『超革命的中学生集団』のリライト。当時、私も若かった。これは立ち読みで全部読んだ(数日に分けたと思う)。で、あまり覚えていなかったのだが、すぐに「失禁」という言葉をこれで初めて知ったことを思い出した。
中学生のヨコジュンは、鏡明からいわれのない決闘を申し込まれる。場所は神社の境内。彼らと、介添人として立ち会った林石隆、ハナのタシロ、ワタビキデンカ、佐藤マチャキは、突如現れたUFOの緑の怪光線を浴びてしまう。彼らに聞こえたUFO宇宙人Xの声。「地球人類は宇宙最凶の部類であるから、宇宙に進出を果たす前にテストをしたい。君たちの潜在能力を全開にしたので、その力で地球人類を平和な種族に導くか、そうでなければ破滅させてくれると手間がはぶけてとってもイイ」。彼らは超人同盟をつくり、何かをやろうとするが、ふと気づくとヨコジュンだけ何の超能力も持っていないようなのであった。鏡明が覆面レスラーとして金を稼ぎ、それを元手に弱小電機メーカーを買収、デンカの発明で会社を大きくして、などなど、表に現れない影の存在として政財界に影響を及ぼそうとする仲間を尻目にヨコジュンは漫画を描いた。超売れっ子になった。仲間が迎えにやってきた。彼らは超人騎士団リーパーズを名乗り、いよいよ社会に対して行動を起こそうとしていた。
現代風俗を取り入れてポップになっていながらも、端々に70年代が顔を出しているのが微笑ましい。
青い鳥文庫 f シリーズ
イラスト 加藤伸吉
平山亨 ひらやま・とおる
東映特撮の大プロデューサー。
『仮面ライダー名人列伝
 子供番組に奇跡を生んだ男たち』
★★★★
風塵社
編集・藤川裕也
池田憲章
の作家