| 2002年に特記するCD | 最新更新日:2002年12月10日 |
| タイトル | アーティスト | 商品情報 | ||||||||||
| コメント | ||||||||||||
| 好きになっちゃった | シングル | 榎本加奈子 | ポニーキャニオン | PCCA-70010 | ||||||||
| ★★★★★ フジテレビ「千枚CD」からのメジャーリリース第二弾!
CDは書く気なかったのだが、歴史的なものが出たので。そもそも私が榎本加奈子を見そめたのは歌手としてなのである。という話を以前出していた紙の「あたれぽ」に書いたことがあったのだが、現物も原稿(一太郎)もその号だけ見当たらないので、ここで一から書かねばならぬ。 当時「家なき子2」の悪役で評判にはなっていたが、私は見ていなかった(当時はドラマもよく見ていたが、アンチ読売の私は日テレはほとんど見ていなかった)。名前は知っていた。ちなみに、同様に「1」も見ていないが、映画版は見に行ったぞ、金出して(桜井幸子の妹が出ていたので)。閑話休題。その頃、小室哲哉がフジテレビで深夜に「TK MUSIC CLUMP」という音楽番組をやっており、その中で歌の素人アイドル女優に歌わせる企画があったのだ。私はこれを毎回見ていたかというとそんなことはまったくなく、時たま何かのついでに見てしまったりしていたのだが、ここで榎本という人を初めて見たのだ(本当は「家なき子2」の番宣で見かけている)。その歌の純真なこと。心洗われるようであった。榎本はまったくうまく歌おうという邪心がなく(それ邪心かなあ)、歌に気持ちを込めるというような姑息なこともせず、ただ無心に歌っていた。そこには榎本という女の子も小室というロリコンもフジテレビという巨大企業も、私の部屋もテレビ受像機も私というお兄さん(当時)すらなく、ただ歌のみが存在していた。榎本は「TKMC」に都合2回出ているのだが、私はその2回とも見ている(全部で10回くらいしか見てないのに)。「TKMC」は時々総集編をやっていて、これは榎本待ちで意識して見た。最終回スペシャルは録画してある(ただしどこにあるかわからない)。複数回出たアイドル女優は数人しかいないし、総集編でも榎本は毎回出てくるので、小室は相当榎本のことが気に入っていたと見える。しかし、小室と榎本の仲はそれ以上進展しなかった。なにしろ榎本は歌が下手だったのだ。 以下「イグアナの娘」で榎本と佐藤仁美にしびれた話(榎本はこれの直前に小堺一機の深夜バラエティでブレイクしてたようだ)とか延々としてもいいのだが、まあとにかくあまりの手足の細さに見ていられなくなった頃にこうしてCDデビューしたというわけだ。なんか番組から出ているわけだが、見てないし全然知りません。 秋元としては、どうなんでしょう、加藤いづみ辺りの方向性をねらってるのかな。一部「彼と彼女のソネット」をパクってます。サビは「卒業写真」だったり。まあちょっと懐かしめのアイドル・バラッドですね(カップリングはちょっとポップで、リズムはお約束の「タッ・タタン」だし「エル・オー・ブイ・イー・ラブリー・カナコーッ」という合いの手も入れられるようになっている←イマドキ)。久しぶりの胸キュンでした。さすがにレコーディングともなると何度も歌ったのでしょうし、ちょっとでもうまく聞こえるようにウィスパー系の発声はしていますが、まだ純真さは保っているといえましょう。何よりいいのは、口で息を吸っていることです。私はこれに弱い。それを認識したのは中山恵美子さんの「エミコの長いつき合い」を聞いていた時で……(以下、異常に長い思い出話がつづく)。「なんとなく愛して、なんとなく別れた。けれどまた出逢あった、街・角。なんとなく、長いつき合いぃにー、なりそおな〜、山野楽っ器〜」。昨日から今日へ、そして恵美子からあなたへ、エミコの長ぁいつき合い、今夜もしばらく、ご一緒してくださいね。 タイトル曲のコーラスは中島美嘉が参加してまして、これも売りでしょう(いや、俺は映画館のCMでしか見たことないんだけど)。 |
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| 決定版!日本の労働歌ベスト がんばろう | アルバム | オーケストラと合唱団 | キングレコード | KICS 2343 | ||||||||
★★★★
CDは書く気なかったのだが(もうええて)。 とにかくCD屋で「うーむ、赤いDVDについては何もエクスキューズがないのだな」ということを確認した帰り、太字の「がんばろう」という字が私の目を射た。その瞬間に頭の中に「がーんばーろおー」という歌声が響いた。思わず手に取ると明らかにそれらしい歌が収録されているようであった。不思議なのはその歌を私がいつどこで聞いたのか皆目見当がつかないことである。これはひょっとすると物心つく前、労働組合に入っていた父親が子守歌代わりに歌ってくれたとかではないだろうか。一時期「赤旗」もとってたし、「少年少女新聞」(とかいうの)も読んでたよ。一番印象に残っているのは菊地英一(現・きくち英一)氏のインタビュー記事である。「オーディションで団次郎(現・団時朗)君と最後まで残ったんだけど、結局、彼が郷秀樹に選ばれて、僕はウルトラマン(の中身)」(ホントかよ!) そのように左翼英才教育を受けた私は、ちょうど父子物の小説を読んでいたこともあり、「よくわからないがこれを聞くことそれすなわち親孝行!」と思ってすかさず買ったのであった。実は最近映画でよく聞く「インターナショナル」については、特に「活きる」で中国語版のを聞いてからは入手する必要を感じていたし(必要はないんじゃないかなあ)、先日修身の教科書を読んだバランスを取らねばと思っていたのだ(その前にさんざん「不肖・宮嶋」の読んでるし)。 それにしても謎なのは、これが「スポーツ」のコーナーにあったことだ。隣りにあったのは「運動会用マーチ集」(みたいの)。あっ、そうか! 「運動」の歌だからだな!(実話ですよ) まあそんなわけで聞いてみると、これがなんと今は失われた由緒正しいアニメソングここにありという感じでなかなか良い。暴虐な敵をやっつけろ、正義は我にあり、みたいな歌詞ばっかだから。やたら「旗」が出てくるのが妙だけど、全体として曲調がそれっぽい「ジャイアントロボ」の歌にも「正義の旗」って出てくるしな(まったく別物のアニメ版のBGMを演奏してるのはワルシャワのオーケストラだし)。とか考えていたところ、「祖国の山河に」なんてのは「宇宙少年ソラン」の本歌だったのであった。「さあ行くぞチャッピー、みんなーがー待っているー」というメロディがほぼまんま出てきますな。これは芥川也寸志の作曲なのであるいはと思いましたが、「ソラン」はいずみたくのようであった。うーん、まあいいや。 「コンミュニストのマルセーズ」というのは、ご想像通りフランス国歌(ラ・マルセイエーズ)の替え歌です。『ダ・カーポ』の「保存版W杯参加32ヶ国国歌全訳」で見ると訳詞ではありませんね。ボーカル付き世界国歌全集みたいなCDは以前から探しているのですが見つかりません(やむを得ず自衛隊の演奏物を買った)。 唯一日本語で歌われていない(英語です)「We shall overcome」はベトナム反戦の歌として取り上げられている(ライナーの解説より)のだが、これはそれより前の黒人の公民権運動のテーマソングだと思いますよ(もちろん映画で見た)。 関連作として「いっしょに歌える歌声喫茶」も好評発売中。おう、うちにも「ともしび」の歌集あったぞ! なんかとってもプロレタリアな家なんだな。 ※ 実は同時に「忍風戦隊ハリケンジャー 音楽忍法帖 巻之二 忍風歌合戦」なんてのも買ったりしているのだが、そういうのは書かないの。榎本の時は一緒に「むしまるQゴールド 水の中の小さなクマ」(2001年後半戦)を買ったりしてる。 |
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