<尾道三部作>


★は1個から5個の間でテキトーにつけてあります。
最新更新日:2004年07月12日
<日本映画−お 後編>
タイトル コメント
スタッフ キャスト
A MOVIE
「転校生」
★★★★
実は単体で見て満点つけといたのを三部作そろったところでバランスとって改訂。なんといっても登場時の女の子としての小林聡美が結構オキャンなので、男になってあそこまでオカマ化はしないだろうというのが最大の弱点である(あと「どう見ても中学生でんな」も嘘だし)。
「A MOVIE」。
映画は白黒画面で始まる。誰が見ても懐かしい風景だと思う坂の町、広島県尾道市。悪たれ中学生、斉藤一夫(尾美)のいる学校に斉藤一美(小林)という女の子が転校してきた。子供の頃にこの町に住んでいた彼女は一夫とは幼なじみだった。一夫は懐かしげに昔話をする一美がうっとうしい。そういう年頃なのだ。寺の長い階段の上。何気なく蹴っ飛ばした空き缶が一美に当たりそうになり「危ねえ」と駆け寄った一夫は彼女と共に階段から転げ落ちてしまった。
カラーになった画面の中、家へ帰った……どう書けばいいんだ!……小林聡美は驚いた。どうもボタンがはずしにくいシャツの下にはブラジャーをつけており、もちろん中には膨らみが。久しぶりに見るとちゃんと女の子とわかる程度に膨らんでいるのが意外だ。私は失礼ながら長年にわたり膨らんでいるとはいえないくらいに思っていたのだ。すまん! パンツに手をつっこんでさらに驚愕。「ないッ、なくなってるッ」。どうして驚いたかというと、なんと彼女の中身は一夫になっていたのだ。
一方の尾美としのりの方は案の定、中身は一美だった。一夫の両親(佐藤・樹木)も、一美の両親(宍戸・入江)も、そして「スターログ」読んでる兄ちゃんたちすらそんな事態をわかってくれるはずもなく、二人はこのことは内緒にし、とりあえずそれぞれ相手の家庭で暮らすことにした。
いつ元の体に戻れるか心配する二人。あとひと月もすれば一夫の家は横浜に引っ越すことが決まっており、そして一美は……「俺が生理になっちまうのかよ」、いや、それはどうでもいいのだが。

「ひとが/ひとでなくなるのは/自分を愛することをやめるときだ。/自分を愛することをやめるとき/ひとは/他人を愛するのをやめ/世界を見失ってしまう。」(吉野弘「奈々子に」より)
「詩なんちゅうものは理解できん」とほざく私が持っている数少ない詩集の語句が使われているのである。この人の「夕焼け」という詩を読みたくて買ったら、この詩に遭遇してビックリしたのである。あと「日々を慰安が吹き荒れて」という吉田拓郎「祭りのあと」の元ネタも見つけたのだ。
監督 大林宣彦
脚本 剣持亘
原作 山中恒
    「おれがあいつで
あいつがおれで」
撮影監督
    阪本善尚
照明 渡辺昭夫
美術デザイン
    薩谷和夫
音響デザイン
仕上げプロデューサー
    林昌平
編集 P・S・C
エディティングルーム
タイトル
    白組
8ミリ撮影
    大林千茱萸
スタント
    藤川聡
    村上潤
記録 黒岩美穂子
メイク
    岡野千江子
挿入曲
   「アンダンテ・カンタービレ」
    チャイコフスキー
   「トロイメライ」
    シューマン
   「天国と地獄 序曲」
    オッフェンバッハ
   「タイスの瞑想曲」
    マスネー
   「G線上のアリア」
    バッハ
   「尾道さんさ」
    寺内タケシと
ブルージーンズ
小林聡美
尾美としのり
入江若葉
宍戸錠
樹木希林
佐藤允
志穂美悦子
柿崎澄子
林優枝
山中康仁
中川勝彦
井上浩一
岩本宗規
大山大介
斉藤孝弘
加藤春哉
人見きよし
鶴田忍
鴨志田和夫
 高橋ます乃
 早乙女朋子
 秋田真貴
 石橋小百合
 伊藤美穂子
 西尾公男
 新宅芳子
 須賀俊子
 藤田幸
 松谷圭
 円福寺幸二
 奥藤直美
 佐藤孝
 土肥政男

 (声の出演)
  中里ひろみ
  大磯学

メンバーズ・オブ・TOM
尾道市のひとびと
A MOVIE
「時をかける少女」 1983
★★★★★
あちこちで書いてる気もするが、渋谷パンテオンで行われた完成披露試写会に行ったのが自慢である。TBSラジオ「夜はともだち」(の前の番組かも)でおすぎとピーコがやっていた角川書店提供「ザ・バラエティ」で当たった。というか、見かける試写会に片っ端から応募し、6枚も当たった。2枚は先輩(わたくし大学生でした)に取られた。完成披露の他にTBSホールでやった時も原田さんがいらっしゃって歌ってくれた。残る2枚はヤマハとガスだったと思う。
実はちょっと前に東中野で時計屋さんこと高林陽一監督特集をやっており、「本陣殺人事件」と「雪華葬刺し」くらいは見とこうと思ったのだが、忙しくて行けませんでした。
「スパイダーマン2」のパンフに日本語吹替版のキャストが書いてあり、あれ? このキルステン・ダンストの声をあてている岡寛恵ってのは、と思ったら、「大丈夫、その分わたくしめがきれいになってさしあげます」の鼻声が素敵な11年後(っても、もう今から10年前だよ……)の妹でした。元気にやってたんだねえ。
私はまずオープニングの障子の影が親指の傷を見るところでホロリと涙を流しますね。
製作 角川春樹
プロデューサー
    山田順彦 大林恭子
監督・編集
    大林宣彦
助監督
    内藤忠司
脚本 剣持亘
潤色 大林宣彦
原作 筒井康隆
撮影監督
    阪本善尚
美術監督
    薩谷和夫
美術助手
    大林千茱萸 山田結
録音 稲村和巳
音響デザイン
    林昌平
照明 渡辺昭夫
記録 黒岩美穂子
ヘアーメイク
    岡野千江子
ビクトリアルデザイン
    島村達雄 坂間雅子
作画合成
    岡田明方 山田孝
人形製作
    桑原実絵
絵本作画
    田中紀之
衣裳 第一衣裳
ヴォイストレーナー
    大本恭敬
編集・ダビング
    アバコ
クリエイティブスタジオ
現像 東洋現像所
スタジオ
    にっかつ撮影所
音楽監督
    松任谷正隆
音楽プロデューサー
    高桑忠男 石川光
主題歌 「時をかける少女」
 作詞作曲
     松任谷由実
 編曲 松任谷正隆
 唄   原田知世
挿入歌 「愛のためいき」
 作詞 平田穂生
 作曲 大林宣彦
協力 尾道市 竹原市
    上越国際スキー場
    万葉園芸  他
コーディネーター
    半田安弘 須賀務
    宇根本忠信
製作協力
    PSC
原田知世
高柳良一
尾美としのり
岸部一徳
根岸季衣
津田ゆかり
内藤誠
入江若葉
上原謙
入江たか子
山下陽子
岡寛恵
きたむらあきこ
升本泰造
高林陽一
明日香いづみ
 小河麻衣子
 石井きよみ
 内藤研
 新井瑞
 平野仙丈
 加藤岳史
 本岡隆
 高橋ます乃
 山崎澄男
 堀川寅夫
 高橋康照
 松任谷正隆
(写真)
 山口保子
(写真)

広島県立高等学校弓道部
尾道のひとびと
竹原のひとびと
上越のひとびと
劇団ひまわり
A MOVIE
「さびしんぼう」
★★★
黒澤明がほめたので、世間ではこれが一番評価が高いかもしれない。が、私にはどうもよくわからない。点数の内訳(?)は、お風呂のシーン〜着物でかけてく富田がリボンをポトンと落とすまでが5点、樹木希林と小林聡美のシーン4点、橘百合子役の富田靖子4点、さびしんぼうの富田靖子の後半3点、あとは概ね2点見当、音楽自体は3点、音楽のつけ方は1点、エンディング3点、でも最後に「さびしんぼ〜」と叫んで1点といったところか。ちなみにエピローグはいまだに解釈しきれてません。
ちなみに私、ロードショー時には見なかったので(でもスクリーンで5回は見てると思うけどね)、併映の松田聖子の映画は見てません。最初に見たのはギンレイホールのような気がする。
監督・編集
    大林宣彦
助監督
    内藤忠司
脚本 剣持亘
    内藤忠司
    大林宣彦
原作 山中恒
    「なんだかへんて子」
撮影監督
    阪本善尚
美術デザイン
    薩谷和夫
録音 稲村和巳
音響デザイン
    林昌平
照明 渡辺昭夫
記録 黒岩美穂子
ヘア・メイク
    岡野千江子
衣裳 第一衣裳
和装監修
    宮崎順二
タイトル
    白組
音楽監督
    宮崎尚志
主題歌
    富田靖子
挿入曲
    フレドリック・ショパン
    エチュード作品十第三番
    「別れの曲」
協力 尾道市
    尾道商工会議所
    尾道観光協会
コーディネーター
    半田安弘
    須賀務
    宇根本忠信
尾美としのり
富田靖子
藤田弓子
小林稔侍
浦辺粂子
大山大介
砂川真吾
林優枝
佐藤允
岸部一徳
秋川リサ
入江若葉
 樹木希林
 小林聡美
 明日香尚
 峰岸徹
 根岸季衣
 柿崎澄子
 半田安弘
 加藤岳史
 磯崎由里子
 福本豊
 篠本香富
 山下亜美(声)

尾道のひとびと
劇団ひまわり
クロキプロ
湘南動物プロダクション
<日本映画−お 後編>