| <日本映画−は 後編> | |||||||||||||||||||
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| スタッフ | キャスト | ||||||||||||||||||
| 「バトル・ロワイアル」 | ★★★★★ 実はすでに前売り券を買っておきながら試写会にも赴いてしまったのであった。 舞台は近未来の日本。城岩学園中学3年B組。この学校はクラス替えはないようで1年のときから同じメンツ。1年のとき担任のキタノに対して反乱を起こした彼らは授業をボイコット、さらにキタノは藤原の友人に刺されて入院、退職。その際、前田とちょっとした心の交遊あり。そして今日は修学旅行。だがバス内に催眠ガスが流され、全員が起きたのは離れ小島の廃校の教室だった。とまどう彼らの前に現れたのはキタノ。彼は教師退職後政府機関のお役人になっていたのだった。「今日はみなさんにちょっと殺し合いをしてもらいます」映画のゲームの設定は原作と全然違ってよくわからないのだけれども、とにかく教育の一環として中学生に殺し合いをさせる法律があるのであった。「みんな必死になって生き延びて、価値のある大人になりましょう」ルールは宮村優子お姉さんがビデオで丁寧に説明してくれるのであった。生徒はふざけんなよ、てめえ、という気持ちでいるのだったが、現在の担任の死体、そしてキタノ「私語してんじゃねえ」お仕置きで生徒が一人殺されるのを見て、やっと事態の深刻さに気づくのであった。果たして生き残るのは誰か。いや、それ以前に他のみんなは殺し合いに参加する気なのか? 有無を言わせず戦いは始まる! 傑作。 もちろん原作があんなに分厚いものなので、エピソードは1/5程度しか描けていないけれども、まず3時間物にするとかの姑息な手段を使わなかった(1時間53分)のが偉い。ちゃんと憶えていないが積極的に殺しに走る生徒のエピソードを落とした感じもある。なんとか殺し合いをしないで済まそうという生徒の気持ちはしっかり描くが、殺人鬼と化している生徒はその行為しか描かない。安藤くんなんかセリフすらない。柴咲コウのエピソードなんかは原作とは違う映画のテーマに合わないし。あ、いやいや、テーマのことなんて知らん。とにかくうまく取捨選択していると思う。主人公があまり何もしないのは原作からそうなんだし、しょうがなかろう。でもやっぱり原作読んでない人の感想聞かないと。 一応バイオレンス描写でR−15になった本作、生徒が次々と殺されていくが、実は一番残酷なのは冒頭、前回の優勝者の笑顔だったりする。 この日は別の場所で国会議員向けの試写会も開かれていた。この映画で困ったことといえば、もう私は民主党には投票できなくなってしまったということがあげられる。あんなバカ議員のいるとこに入れられっかよ。 芦川誠は、たけしが自分が留守の間のスタンドインとして連れてきたのだが、演技が下手で使い物にならず、実際には自衛隊員役の竜川剛をたけし代わりにしていたと深作証言あり。 |
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| 監督 深作欣二 脚本 深作健太 原作 高見広春 撮影 柳島克己 照明 小野晃 美術 部谷京子 制服デザイン BA−TSU アクションコーディネーター 諸鍛冶裕太 ガンエフェクター 納富貴久男 神尾悦郎 小西剛 音楽 天野正道 演奏 ポーランド 国立ワルシャワ フィルハーモニック オーケストラ 主題歌 Dragon Ash 劇中画 北野武 |
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| 「バトル・ロワイアル 特別篇」 | 東映のロゴが新しくなった作品として歴史に残るであろう。CG渦巻きグルグル〜、波ザッパーン、△東映(後半は変わりばえしない)。実はこれ楽しみにしてました。 「BR」マークは3DCG。「R−15、15才未満(中学生以下)はご覧になれません」というデカイ字幕、シャキーンと破って「A KINJI FUKASAKU FILM」「BATTLE ROYALE」ゴン。 全体にテンポがのろくなった。主要人物のアップとかが細かく入れられているためである。死に様のわかりにくい生徒たちについて説明カットを追加したのはうまいと思う。あと音が派手目になっているかもしれない。 追撮したバスケシーンはちょっとうざい。特に後半の三村チームのシーンで何度かに分けて挿入されるのはまったく意味をなしていない。この前に琴弾&杉村のバスケ、相馬光子の子供時代という、物語が停滞するシーンが続けざまに2つも入っているので、さらにここでブレーキをかけてはいけない。 そしてラストの「走れ」の後、エンディングの前にダラダラと回想とかを入れるのはあきらかに蛇足であろう。入れるとしたらエンディングの後にキタノと中川典子のセリフありの夢のシーンを、あくまでもサービスとして追加するくらいで充分。 というわけで、私はオリジナル版の方が好きですね。最初のバスケと死に様説明カットと光子の過去の3つだけ追加したのが俺バージョン。うむ、いずれこういう俺バージョンとかつくれる仕組みのソフトとか出そうだな。「私家版つく〜る」シリーズ。著作権の問題とかクリアすべき問題が山積だ。 ← 妙に真剣に考えている。 |
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| オリジナル版と同じ (アクション指導とかで 田邊智恵さん等 JAC若手の名前が 追加されてるのかも。) |
オリジナル版に加え、 利根川鈴華 諏訪太朗 片岡礼子 横山一敏 |
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| 「バトル・ロワイアルII 【鎮魂歌 レクイエム】」 | ★★★ 首輪とか「残り何人」とか禁止エリアとか、実際には意味をなさない意匠は取っぱらい、単に前作のその後のストーリーで、大枠として中学生の殺し合いってのを残すのみにした方が作る側も見る側も自由度が広がってよかったんじゃないかと思う。 あれから2年。前回の生き残り・七原(藤原)は、過去のBR優勝者や逃げ延びた者(がいたらしい)を集めてワイルドセブンというテロ組織をつくり(一応メインは7人みたいだけど、実は構成人員は老若男女多岐に渡る巨大組織。でも日本人だけかな)、世界各地でオトナの築き上げてきたものに対して破壊活動を繰り広げていた。お前の国のガキ共はどうなっとんじゃと世界中からお叱りを受けた日本政府(津川首相)は、七原を抹殺するためにBR法を改正した。名付けて「BR2(ビーアール・トゥー)」。そのまんまです。七原は日本のオトナに対して宣戦布告してきたのだが、ガキなぞ相手にしてられないので、選抜した中学生に七原を殺させるという法律だ。いや、前回のBRがうまく行かなかったので方法論を考え直すべく、以前から次回BR志願者を募って一つの学校にまとめておいたのだ。という設定で進めていたと思うのだが、手を入れているうちにわからなくなったらしく、参加するしないでもめるシーンをつくっちゃいました。前回の引率者キタノ教師の娘・シオリ(前田)は、父の遺品の絵に描かれた少女が自分ではないことを知ってショックを受け、父の気持ちを知ろうとBRに応募していた(っていうシーンの一部のみ深作欣二による演出)。 予告でおなじみ二本立てのビル他が爆破されるシーン、回想を入れ込むタイミングのせいもあり、俺これ七原がやったんじゃないような気もするんだなあ。ワイルド7というといかにも七原が組織したみたいだが、実は七原は同級生・三村の叔父さんのおそらく元赤軍派と思われる組織に参加しており、それを引き継いだのである。この叔父さんが千葉ちゃんで、千葉の仲間として深作ゆかりの人にいっぱい出てもらうはずが、千葉ゆかりの人(要するにJACのOB)になってしまった。彼らの登場シーンは向こうで爆炎が上がって逆光なので誰が誰やら、深作ゆかりといえないこともない大葉健二も見分けがつかん。あー、とにかく、実は七原は前回のキタノ以後、これの後半まで人を殺してないっていう話なんじゃないかと思ったのだ。この辺はちょっと事前に買った本を読んでから考えたいと思います。 ワイルドセブンは孤島にアジトをつくって立て籠もっている。今回のBRは、七原を抹殺した者が勝ちで、優勝者以外は首輪で殺されちゃう、とは別に云ってなかったような。今回の首輪は、人物を整理するために存在しています。男女ペア(厳密には違う)になっていて、二人が離れると爆発してしまう。片方がエレベータに乗ると、もう一人は飛び降りて追いつかなきゃいけない(?)。片方の生命反応が失われると残った方は爆発。おかげで二人ずつ殺せたのであっという間に人数を減らせました。生徒たちはボートで島に上陸、中学生と気づかないスナイパー加藤らが狙い撃ちする。ここが「プライベート・ライアン」そっくりで、パカパカする映像まで再現。こういう技術でひとコマひとコマくっきりした絵にしたとか撮影の藤澤が自慢してますが、全盛時代の欣二ならブレブレの絵を好んだはずで、うるさいヤツがいなくなったからって好き勝手やってんじゃねえよ、と私は結構お怒りです。生前に指示があったんならそう云うべきだし。こいつは欣二演出のシオリのシーンでも前作の撮影者がいつもやってる”北野ブルー”にしてみたり、人マネばっかりで、自分の考えで画面つくれるタマじゃねえです。と、とりあえずこれの撮影についてはまったく評価しない。 とにかく早い内から生徒の数を減らし、残った生徒らは七原と合流し、米軍が空爆する前に処理すべく政府が送り込んできた自衛隊と戦うっていうストーリーです。 今回の先生はタケウチリキ(竹内)で、クライマックスで唐突に変なことして賛否両論、というか、みなさんに否定されてますが、私は結構グッと来たな。途中の戦闘シーンで回想入れながらそういうフォーメーション組んだりしてれば流れ的に納得できる形に持って行けたんじゃないかと思うけどなあ。 どこまで意識したのか、「魔界転生」(もちろん深作版)みたいな絵やミニ階段落ちがあり、ラストにいたってはまるであの映画(秘密)のラストみたいな展開で、探せばもっと欣二印が散りばめられてそうなところにちょっと感動した。健太は実はこれ自分のデビュー作っていう気は薄いんじゃなかろうか。 あ、反米のこと書くスペースがない……(わざと保留したんだい)。 |
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| 監督 深作欣二 深作健太 脚本 深作健太 木田紀生 原作 高見広春 撮影 藤澤順一 美術 磯見俊裕 生徒迷彩服デザイン BA―TSU 松本瑠樹 生徒腕時計 G―SHOCK BRロゴデザイン 中山泰 Bユニット監督 原田徹 アクション監督 諸鍛治裕太 ガンエフェクト・ スーパーバイザー 納富貴久男 VFXスーパーバイザー 道木伸隆 操演・特殊効果 羽鳥博幸 作編曲・指揮 天野正道 演奏 ポーランド 国立ワルシャワ フィルハーモニック オーケストラ 主題歌 「真夜中少年突撃団」 STANCE PUNKS |
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